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さよならの夜食カフェ の商品レビュー

4.5

327件のお客様レビュー

  1. 5つ

    186

  2. 4つ

    109

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2024/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私は人から相談を受けるとき、悩みを聞くとき、はっきりと答えを出すことが苦手です。それは相手が追い詰められているときほど、自分の答えで相手の今後を左右してしまう気がするから。シャールさんのようになれたら、と思うときもあります。 「考えが違っても、一緒にいることはできる。認められなくても、見守ることはできる。」 正解に導くことだけがすべてではないのだな、と思いました。自分なりの寄り添い方をしていきたいなと思いました。 襟香の話が気になるので、銀色のマーメイドも読んでみます!

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2024/09/07

大好きなマカン・マラン 最終巻。 自分の居場所を求めるあまり、他人を思いやる気持ちを見失っていた女子高生。「普通」は嫌だ、「特別」にならないとと目指したゴールにたどり着いた先で逃げ場をなくした若きセレブ妻など、今回は今までのお話よりも特に、もうどうにもならないと思った場所からも、...

大好きなマカン・マラン 最終巻。 自分の居場所を求めるあまり、他人を思いやる気持ちを見失っていた女子高生。「普通」は嫌だ、「特別」にならないとと目指したゴールにたどり着いた先で逃げ場をなくした若きセレブ妻など、今回は今までのお話よりも特に、もうどうにもならないと思った場所からも、どうにか自分の足で立ち上がる人達に焦点を当てたお話でした。 「自分を憐れむのって癖になるの。だって、傷つくのって楽ですもの」 今回も、ままならない人生を歩いていくためのお守りのような、大切な言葉達を沢山見つけられて本当に素敵な本に出会えたなと思いました。

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2024/08/25

シリーズ最終作。今までの話に少し登場した人のその後をメインにしたものも。シャールさんの近づきすぎずに、人の痛みに寄り添うところがとても好きです。どこかにマカン・マランが存在していそうな終わり方がよかった。古内さんの他の作品も読んでみます。

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2024/08/14

マカンマランシリーズ、初めてにして最後だったらしい。 一人一人の想いへのシャールの寄り添い方が暖かい。これはシリーズ初めから読まねば!

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2024/08/13

ああ、本当に終わってしまった。 これが最初の感想。 5冊目は本当に無いのだろうか?と未練がましく思ってしまう。 最後、シャールさんの葛藤やかつての孤独や苦しみが表現されている。 苦しんだからこそ人に優しい。 私も3つの感嘆、実行してみようかしら。

Posted byブクログ

2024/08/01

近頃バタバタしっぱなしで、やらなければいけないことがあると気にしつつもこの本を読みました。読んでよかったです。いい意味で力が抜けました。 やはりこのシリーズは心が温まってホッとしますね。 「お四まい」なので、このマカンマランがどう終わるのかドキドキしていました。 マカンマラン...

近頃バタバタしっぱなしで、やらなければいけないことがあると気にしつつもこの本を読みました。読んでよかったです。いい意味で力が抜けました。 やはりこのシリーズは心が温まってホッとしますね。 「お四まい」なので、このマカンマランがどう終わるのかドキドキしていました。 マカンマランはここにあり続ける。シャールと共に、時に人を励まし、時に人に勇気を与える場所として。私もこの本に救われました。ありがとうございます。

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2024/07/31

美味しそうな料理を提供してくれる心安らぐ こんなお店があったらぜひ行ってみたい。 でも、本を読む前の私が初めて訪れたら、どんな反応をするのだろう。店主の気持ちが私にも届くのだろうか。偏見なく人の事を見ることができるのだろうか。自分に優しくなれるのだろうか。 自分に厳しくなれるのだ...

美味しそうな料理を提供してくれる心安らぐ こんなお店があったらぜひ行ってみたい。 でも、本を読む前の私が初めて訪れたら、どんな反応をするのだろう。店主の気持ちが私にも届くのだろうか。偏見なく人の事を見ることができるのだろうか。自分に優しくなれるのだろうか。 自分に厳しくなれるのだろうか。 辛い時こそ、丁寧な食事を。 するすると4冊目を読み終えた。

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2024/07/28

マカン・マランシリーズの最終巻。 このシリーズが大好きで、終わってしまうのが悲しくて、もったいなくてこの本は暫く読めなかった。 今回もシャールさんの言葉は胸に響き、グッときた。 人は皆それぞれ何かを抱えている。 どんな状況でも前を向いていけるよう、そっと背中を押してくれるシャール...

マカン・マランシリーズの最終巻。 このシリーズが大好きで、終わってしまうのが悲しくて、もったいなくてこの本は暫く読めなかった。 今回もシャールさんの言葉は胸に響き、グッときた。 人は皆それぞれ何かを抱えている。 どんな状況でも前を向いていけるよう、そっと背中を押してくれるシャールさん。 またいつか続編が出たらいいな。

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2024/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

‣ 感謝の気持ちって大事よね。親切に慣れっこになるのは、ただの無作法よ ‣ 友達に限ったことではないわね。親子とか恋人とかでもそうでしょうね。特別な関係になるとつい嬉しくて、相手に多くを期待したくなっちゃうけど、期待って簡単に甘えに変わるから ‣ 少しでも苦しく感じるようになったら、続けては駄目。一時の慰めを得るために、あなたの大事な技能を、誰かに理不尽に差し出してはいけないわ ‣ 人と人が付き合っていく限り、仲違いとか、勘違いとかは、決してなくなることがないの。どれだけ歳を重ねても、人間関係は悩ましいものよ。完全な友達なんて、どこにもいないわ。でもだからこそ、私たちは思いやりを学べるのかもしれないし ‣ 自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。それこそが。大人の嗜みというものよ ‣ よく考えてごらんなさい。儲けってね、信じる者って書くのよ (中略)それを裏切ってしまったら、誰も戻ってきてくれないわ。信頼があってこその、儲けなの ‣ ちゃんと色々考えてるじゃない。だから苦しいんでしょう。でも、そうやって自分で考えて乗り越えていかなければ、どんな場所に逃げたって、あなたはすぐにまた、別のどこかへ逃げ出したくなるだけよ ‣ 人は誰かに見送ってもらえれば、案外、次の一歩をしっかりと踏み出せるものよ ‣ 美しく装うのは、誰かに見せるためではない。自身の心を潤わせ、瑞々しく満たすためだ ‣ 行き先の分からない道を、己の足だけを頼りに歩いていくことはつらく、寂しい。 されど、寛大にして、誇り高き女王であれ——。  なにかを得るたびに、なにかを失いながら、明確な答えのない毎日を懸命に生きている我々は、それだけで勇敢だ ┈┈┈┈┈┈ ••✼ ✼ ✼•• ┈┈┈┈┈┈┈ ✼ 心に響く言葉に溢れたマカン・マランシリーズの最終巻 ✼ 人生の困難に立ち向かう勇気をくれる物語 ✼ どの道を選ぶのかを決められるのは自分だけ✨ ✼ 孤独であっても一人ではない ✼ 小さな希望を灯しながら今日も生きていく

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2024/06/26

今回も心が救われる素晴らしい話でした。これで本当に終わってしまうと思うと悲しくなりました。人それぞれが前向きになれる本の続きを期待したいのは自分だけでしょうか? 「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。それこ...

今回も心が救われる素晴らしい話でした。これで本当に終わってしまうと思うと悲しくなりました。人それぞれが前向きになれる本の続きを期待したいのは自分だけでしょうか? 「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。それこそが、大人の嗜みというものよ」 「儲けってね、信じる者って書くのよ」 「生きていく限り、不安や苦しみがなくなることはないから」 「でもね、私は不安と戦うのは、筋トレみたいなものだと思ってるの」「そりゃあ、不安と向き合うのは骨が折れるわよ。筋トレって基本的に苦しいものだから。でも、それを続けていけば、完全な解決はしなくても、心の筋力は鍛えられるのではないかしら」

Posted byブクログ