センスメイキング 本当に重要なものを見極める力 の商品レビュー
今後の社会で受け入れられる商品やサービス、行動様式をどのように考えたら良いかのヒントになるかと思い購読。もちろん、データの重要性や数字を一目見るだけで様々なことが理解できることは便利だし重要なんだけど、データ・数字・テクノロジーの向こう側・奥底にある「何か」を掴み取ることはもっと...
今後の社会で受け入れられる商品やサービス、行動様式をどのように考えたら良いかのヒントになるかと思い購読。もちろん、データの重要性や数字を一目見るだけで様々なことが理解できることは便利だし重要なんだけど、データ・数字・テクノロジーの向こう側・奥底にある「何か」を掴み取ることはもっと重要な気がする。それは「感情」「文化」「センス」なんだろう。「謎に出くわした時、過去の体験や検索でさっさと答えを出すのではなく、柔軟に向き合う姿勢を保てるかどうか」「意味をめぐる一見地味な観察こそが重要」「アルゴリズムには様々な可能性があるが、それ自体関心を持つという行為はできない。対象に関心を寄せ気遣いをするために人は存在する」
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全てをテクノロジーで解決はできない、技術は大事だか、人文学系も同じくらい重要。むしろ、世界が技術のみばかり注力している今だからこそ、改めて、センスメイキングが大事ということ。 キーワードは、現場にどっぷり浸かって「厚めの情報」を入手し、「文脈」に沿って解釈すること。そうしなければ...
全てをテクノロジーで解決はできない、技術は大事だか、人文学系も同じくらい重要。むしろ、世界が技術のみばかり注力している今だからこそ、改めて、センスメイキングが大事ということ。 キーワードは、現場にどっぷり浸かって「厚めの情報」を入手し、「文脈」に沿って解釈すること。そうしなければ真の解決策やアイデアは出てこないだろう、と。 どうやったら本当に身につくんでしょうね…。 「GPS」ではなく「北極星」を、の事例は読み応えあり。
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題名に興味を持った。 なんとなく感覚はわかるが、定義するのが難しい。 だから、センスメイキングなのか。
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対象の数値だけでなく社会的文脈の中で捉えることの大切さや理系重視の風潮の中で人文哲学の役割を重要性を論じている。理解力がないからかも知れないが、内容は難しかった。
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なんかめっちゃ読むのに時間かかってしまったけど、普通に読んだらわりとさらっと読み終えられる内容だと思う 自然科学は人類の進歩のように見えるけれど、科学が進むとともに人の歴史も同程度進んでいくのでビッグデータや数値では人間を本当の意味で理解するのは難しいという話 何か問題を抱え...
なんかめっちゃ読むのに時間かかってしまったけど、普通に読んだらわりとさらっと読み終えられる内容だと思う 自然科学は人類の進歩のように見えるけれど、科学が進むとともに人の歴史も同程度進んでいくのでビッグデータや数値では人間を本当の意味で理解するのは難しいという話 何か問題を抱えているのなら、その対象と話をし、対象が持つ文化に触れる必要が絶対にある。というかそこを怠っては事態は悪化していくばかり
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近年、技術が著しく進歩し、何もかもが技術にとってかわられるようになってきました。業務の最適化や、顧客の購入履歴データの分析など、様々な分野で技術が活用されています。しかし、購入履歴のデータだけで、ある特定の人の感情や行動を見極めることは、今の現状では難しいです。ここでいう技術は自...
近年、技術が著しく進歩し、何もかもが技術にとってかわられるようになってきました。業務の最適化や、顧客の購入履歴データの分析など、様々な分野で技術が活用されています。しかし、購入履歴のデータだけで、ある特定の人の感情や行動を見極めることは、今の現状では難しいです。ここでいう技術は自然科学に関する技術です。 そこで、大事になってくるのは、哲学や歴史学などの人文科学です。技術が進歩していったので、人文科学の評価が年々薄れてきています。 なせ人文科学が大切なのか、それは数値だけでは測れないものがあるからです。例えば、市場の流れの雰囲気や、長年の経験から得た勘などです。農業やワインなどを作る際に様々なデータが出てくると思います。しかし、植物も生きているので、同じデータが出ていたとしても、同じようにしてもうまくいかない場合があります。そうしたときに、環境の変化や、これまでのノウハウなどを活かして、その困難を乗り越えていく。そうしたことは、自然科学の分野ではなく、人文科学の分野に関係があります。 最近は訪日外国人がたくさんいます。その人々は、様々な宗教や哲学があります。そういったことを知っておかないと、いつの間にか傷つけている可能性があります。店をやっていたとしたら、外国人にかってもらうためにはどうしたらいいのかを考える際に人文科学のことが役に立つのではないでしょうか。自然科学は大切ですが、これからは人文科学も活用しながら生きていくことがこれから必要になってくると思います。
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前半は面白いけど後半はつまらん。 薄いデータだけですべてを語れないこと、人文科学的な手法の適用が違いを生み出しうること、文化の理解の重要性が高まることなんかはまあ納得。 全体的には面白かったけど、ちょっと文章が過激かな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
夏休みから読んでいた「センスメイキング」をようやく読了。 前半はスラスラ読めたのに、後半に時間がかかったのは、人文学系や現象学の大切さには大賛成だけど、経済活動などの営みに活かすところに引っかかりがあったから。 著者が言ってることには総論的には賛成なんだけど、「経済活動にも活かせるよ!」な部分に、僕だけかもだけど引っかかる。
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きっかけは多くのところで、特に佐生邦武氏に紹介されていたから。 非常に良書。 (難しくてついていけない部分があったのは眼をつぶるとして) センスメイキングは、これからの時代重要になってくると思う。 考えずに、直感で、でも間違えずにするということ。 つまりは職人技のようなこと...
きっかけは多くのところで、特に佐生邦武氏に紹介されていたから。 非常に良書。 (難しくてついていけない部分があったのは眼をつぶるとして) センスメイキングは、これからの時代重要になってくると思う。 考えずに、直感で、でも間違えずにするということ。 つまりは職人技のようなこと。 そこには定量的客観的データの取り扱いと、定性的人道的データの取り扱いとが重要ということ。 分かる。 だってそれ、仕事でやっていることだから。 ヒトは感情の生き物だ。 そして、ヒトの未来をつくるのはヒトである。 となれば、未来は「最適解」ではなくて感情の着地点へと運ばれる。 この本からも非常に強く感じるが これからの決断は論理的なものではダメだということ。 自分で、感じて、考えて下さなくてはいけない。 おそらくシミュレーションの結果の「最適解」は最適解ですらなくなるのだろう。 なぜならヒトは感情によってシミュレーションできない予想外の動きをするだろうから。
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デザイン思考をこんなにけちょんけちょんに言う本は初めて読んだ! デザイン思考のことを「でたらめセンセーション」と呼んでる場面があって、その呼び方がなんだかかわいくてテンションが上がる。 創造性やアイデアっていうのはプロセスやシステムやフレームワークで機械的に生み出せるものではなく...
デザイン思考をこんなにけちょんけちょんに言う本は初めて読んだ! デザイン思考のことを「でたらめセンセーション」と呼んでる場面があって、その呼び方がなんだかかわいくてテンションが上がる。 創造性やアイデアっていうのはプロセスやシステムやフレームワークで機械的に生み出せるものではなくて、ある文脈にひたひたに浸かったり、全身で感じ取ったりして、自分をなくすくらいのところまで行き着いてようやく見えてくるものだと言われて、そういえばそうだったなあと思った。自分の中から出てくるんじゃなくて、自分を通して出てくるんだよね。最近の私は効率化にとらわれすぎていた気がする。ほかの世界にどっぷり浸かるのって怖いけど、浸かってはじめてわかることもたくさんあるはずだ。 内容はちょっと難しくて、読了するのに結構時間がかかった。翻訳のせいかな。わかんないけど。5年後くらいに読み返したらまた違うものが見えてきそうだなと思った。あとこの本、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』と近い考え方なのかなって思ってたら、本屋に並べて置いてあった! 当たりだ〜! 【読んだ目的・理由】芸術をビジネスに活かす方法を学ぶため2 【入手経路】買った 【詳細評価】☆4.0 【一番好きな表現】 ビッグデータがあれば、国民全体に対して何かわかることはあっても、人間一人ひとりに関することは少しも見えてこない。(本文から引用)
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