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海とジイ の商品レビュー

4.2

54件のお客様レビュー

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2022/08/05

初読みの作家さん お爺さんと子供が朝焼け?を見ている装調で タイトルともに目を引きました(^ ^) 当たりでした! 素敵な生き様のジイ(爺さん)3人。 瀬戸内にある小さな二つの島。 ジイ達が送る若者へのエールにホロっと来ました。 またまた素敵な作家さん見つけてしまった\(/...

初読みの作家さん お爺さんと子供が朝焼け?を見ている装調で タイトルともに目を引きました(^ ^) 当たりでした! 素敵な生き様のジイ(爺さん)3人。 瀬戸内にある小さな二つの島。 ジイ達が送る若者へのエールにホロっと来ました。 またまた素敵な作家さん見つけてしまった\(//∇//)\

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2022/07/04

最後、読み終わって、 無性に「うぉー!」って叫びたくなった。 3人のジイが、 自分より若い人にエールを送る。 生きてくことは辛いことも多いけど、 そのエールを真摯に受け止めたい。

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2022/04/02

とても、素敵な3人のジイ。 年老いて来たら、自分の最後をどこで暮らそうか? 「海神」(わたつみ)、「夕凪」「波光」(はこう) どれも、素晴らしい生き方をしている。 海神のジイは、孫へ自分の力を与えて、引きこもりの孫の成長を後押しして、天国へ! 夕凪のジイも、老後一人。診療所を...

とても、素敵な3人のジイ。 年老いて来たら、自分の最後をどこで暮らそうか? 「海神」(わたつみ)、「夕凪」「波光」(はこう) どれも、素晴らしい生き方をしている。 海神のジイは、孫へ自分の力を与えて、引きこもりの孫の成長を後押しして、天国へ! 夕凪のジイも、老後一人。診療所を閉院して、瀬戸内の島で、自分の能力を発揮させる。 波光もジイも大学受験の孫に、会社の社長を退職して、石の博物館を運営し、島の皆に愛されている事を示す。 そして、その三人は、話の中で、つながっている。 色んな人生を歩んで来た事で、小学生の孫、アラフォーの看護婦、そして受験生の孫へ、自分が、過ごしてきた背中を見せるのである。 人生は短い、 今日一日を限界まで生きろ。 いい小説であった。 孫への接し方も考えさせられた。 そう、孫の成長は、最後まで見る事が出来ないから、余計に愛しいと、・・・ 自分は、何を残せるだろうか???と、問う小説であった。

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2022/03/13

私は、藤岡陽子先生が大好き。どの本を読んでも読み終わった後に心にほんわかした余韻が残る。 今回も3人のじいが出て来たが、その3人の話が繋がっているのに驚き、感動した。 「人生は短い 今日一日を限界まで生きろ」文中に載っていた言葉だ、心に沁みると思ったら、本のカバーの後ろに載ってい...

私は、藤岡陽子先生が大好き。どの本を読んでも読み終わった後に心にほんわかした余韻が残る。 今回も3人のじいが出て来たが、その3人の話が繋がっているのに驚き、感動した。 「人生は短い 今日一日を限界まで生きろ」文中に載っていた言葉だ、心に沁みると思ったら、本のカバーの後ろに載っていた。  何時自分の人生が終わるか分からない、やりたい事は先延ばしでは無く、今、やりたいと思う。

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2021/12/17

生きるうえで大切なことを教えてくれる。そんなジイの存在があたたかくうらやましい。いや、死ぬ間際でいいから、そんな存在に自分もなってみたいと思う。静かに海辺で暮らし、つつましく生きる。穏やかに。家族を思いながら。そんな人生の最後を迎えられたらどんなにいいだろう。

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2021/11/12

島に生きる3人の『ジイ』との心の交流を描いた作品。 ジイがいい性格してます。 こんなジイと出会いたい。

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2021/09/23

瀬戸内海を舞台にした連作3編。 様々な経験を重ねてきたジイたちのことばは、海のように広く、そして深く悩む者の心を受け止める。 もう少し頑張ってみようかなという気にさせられる。

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2021/08/17

装丁とタイトルに惹かれて読もうとメモってた本。 なんか心のちょっとした隙間にすごい染み込むようなお話ばっかりやった。 すっと、前を見れる気持ちになれた。 この島めっちゃ行きたい!! 石の博物館も行きたいし、天狗様にお詣りしたいひ、海の香りをかぎたい。 とってもとっても素敵な本やっ...

装丁とタイトルに惹かれて読もうとメモってた本。 なんか心のちょっとした隙間にすごい染み込むようなお話ばっかりやった。 すっと、前を見れる気持ちになれた。 この島めっちゃ行きたい!! 石の博物館も行きたいし、天狗様にお詣りしたいひ、海の香りをかぎたい。 とってもとっても素敵な本やった。

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2021/01/27

瀬戸内海の海辺の町を舞台にした3人のジイをめぐる連作短編集。 ジイたちの経てきた長い人生の中にはそれぞれ悲しみがある。 家族との予期せぬ別れ、学業や仕事上のつまずき…。そんな時そっと支えてくれた暖かい人たち。 彼らとの出会いを清々しく書いています。

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2021/01/15

まさしくジイの3編。 瀬戸内海の島に生きるジイ達。 人生を最後まで生き抜く。 孫の視線は心地よい反面、弱味は見せられないという思いもあるのだろう。 そんなジイ達の気持ちにポロリとする。

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