男たちよ、ウエストが気になり始めたら、進化論に訊け! の商品レビュー
意外と男性に特化した健康?の話は、ない。 世の中、女性のことは、多いのにね。 進化論は、未だ解明できないことが多々ある。種として生き残るために、色んな進化をしたんだろうけど、こういう見方があるとは、知らなかった。勉強になった。
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今一つおデブになるメリットは解決できなかったけど、おデブになるのは結局、男らしさがなくなり寿命が延びたってことだね。 テストステロンが増えると筋肉が増えるが、免疫力が下がる。 加齢と老化の違い。加齢は単なる時間の経過。老化は時間の経過と共に起こる生理学的機能の低下。 老化のスト...
今一つおデブになるメリットは解決できなかったけど、おデブになるのは結局、男らしさがなくなり寿命が延びたってことだね。 テストステロンが増えると筋肉が増えるが、免疫力が下がる。 加齢と老化の違い。加齢は単なる時間の経過。老化は時間の経過と共に起こる生理学的機能の低下。 老化のストーリーには体のサイズや代謝率以外のことが絡んでいる。 小さい生物の方が大きい生物より代謝率が高く寿命が短いと言われているが、女性より男性の方が全般に寿命が短い。 長寿のメリットは家族や友人とより長い時間が過ごせる。ゆっくり成長出来るから、成長に伴うコストを分散できる。 女性が自らの生殖寿命を支配できれば…。避妊技術。なんせ、卵子は母親がまだその母親の子宮にいた時から卵巣の中で生化学的な休眠状態にある。 女性は子供の数が多いほど寿命が短い。 男性は子供がそばにいると寿命が長い。 男性が老化や上司の面で不利益を被っても生殖への投資を促進したり増やしたりする要因としては、すぐにセックスできる可能性以外に何があるか?もし自分が危険な環境にいるとわかったら若いうちに急いで生殖に投資するのは賢明だろう。死亡リスクが高く人生が早々と終わってしまう恐れがあるから。次世代に託すことができると言うこと。生殖には死亡率の上昇や老化が進むといった深刻な代償がある。
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女性と比較した男性の寿命が短さ、感染症のかかりやすさ、事故の多さなどを男女の比較で「何とトレードオフした結果か」という視点で明確にしてあるので、同様の内容の他書と比較して読んでいておもしろいし理解が深まる。また「老化とは何か」といった点も男女の違いを明確にして書かれていて理解しや...
女性と比較した男性の寿命が短さ、感染症のかかりやすさ、事故の多さなどを男女の比較で「何とトレードオフした結果か」という視点で明確にしてあるので、同様の内容の他書と比較して読んでいておもしろいし理解が深まる。また「老化とは何か」といった点も男女の違いを明確にして書かれていて理解しやすい。 生物学的な性の違いを前提としていない「男女平等の社会」なんて幻想だよな。
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「老化」を、進化論の面から考察した本。 男女の違いについても、進化論の視点から切り込んでいます。 通常、男性ホルモンであるテストステロンは、20代を過ぎると、加齢とともに減少しますが、中には減少幅が少ない人もいて、つまりは、年齢の割にテストステロンが多い人もいて、そういう人...
「老化」を、進化論の面から考察した本。 男女の違いについても、進化論の視点から切り込んでいます。 通常、男性ホルモンであるテストステロンは、20代を過ぎると、加齢とともに減少しますが、中には減少幅が少ない人もいて、つまりは、年齢の割にテストステロンが多い人もいて、そういう人は、病気になりやすいそうです。 若い頃は、男性らしさを支えていたホルモンが、歳をとると、悪さをし始めるのは、なかなか興味深い現象だと思います。 そもそも、文明が発達する前は、現代と比較して、人生の早い段階で亡くなる人が多かった、たとえば、70歳を越えて生きるような人間の数は少なかったわけで(70歳は古希ですし)、長生きした結果として現れる、体調面での様々な不調は、大して問題にならなかったはずです。 それが、平均寿命が80歳を越える現代では、老化によって現れる体調面の不調がどんどん明らかになるとともに、実はそれらが、遺伝子的なレベルで起こる不調、すなわち、進化論的に獲得してきた形質であることがわかってきた、ということだと思います。 「進化論は万能」とする考えは危険かもしれませんが、いろんな生命現象を、一旦、進化論の視点から考えてみることは、有益だと思います。 そういう意味では、進化論の視点は、思考の大きな武器といえると思います。
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人間は生殖と寿命のトレードオフをいかに選択してきたのか?という命題を軸に、中年男性の老化について考察された一冊。ユニークなタイトルとは裏腹に、多くの仮説が散りばめられ、壮大なテーマにふさわしく大局観に富んだ良書。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
<目次> 第1章 男の老化と進化 第2章 死者の曲線 第3章 お腹のぜい肉にもメリットあり 第4章 高年齢男性はヒトの長寿に貢献した 第5章 父親投資と「ぽっちゃり父さん」仮説 第6章 男らしさはあなたを病気にする 第7章 人類進化の未来に向けて <内容> 思った内容の本ではなかった。男の老化、特にやや肥満になることは、人類にとって生存や長生きに貢献していることを解いた本。しかし、今一つ心に響かなかった。
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男の健康と老化の鍵はなにか? 進化生物学(と人類学)から、まったく新たなエイジングが見えてくる! ・男の免疫力はなぜ女より弱いのか ・年とともに男のウエストが太めになる進化的メリットとは? ・長生きする男はどこが違う? ・ぽっちゃり男が好かれるのは? ・若くても父親になると男...
男の健康と老化の鍵はなにか? 進化生物学(と人類学)から、まったく新たなエイジングが見えてくる! ・男の免疫力はなぜ女より弱いのか ・年とともに男のウエストが太めになる進化的メリットとは? ・長生きする男はどこが違う? ・ぽっちゃり男が好かれるのは? ・若くても父親になると男性ホルモンが減るわけ ・高年齢男性はヒトの長寿に貢献した? ・哺乳類、霊長類、ヒト(西洋化社会・狩猟採集民)で、老化はどう異なるか ・・・男と女の健康・老化の違いから、ヒトの進化の核心が明かされる。 ★人間の生命の見方を変える洞察にあふれている。男も女も必読だ! ーーダニエル・E・リーバーマン(『人体600万年史』の著者、ハーバード大学教授) ★『ウォール・ストリート・ジャーナル』『サイコロジー・トゥデイ』 『ニューサイエンティスト』など、多数メディアで絶賛! 詳しくはこちら・・・ http://www.intershift.jp/w_otoko.html
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