破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 の商品レビュー

田中修治(著者)

2020/12/15

非常に面白かった。

オンデーズという眼鏡ブランドを、全くの門外漢であり、エリート経営者でもない30歳の若者が立て直していくストーリー。

若さや未経験ゆえにぶつかる数々の逆境に打ち勝ちながら、最終的には見事に再生を果たす物語はまさに痛快の一言。

個人的な再生物語の名作リストに加えられた一冊。

2020/12/01

感情がノリに乗った本。
順風満帆に行ってるように見えるけど、内情は山ほどのチャレンジと山ほどの危機を乗り越えてるんだなぁと感慨深かった。
自分はまだまだできるんじゃないか、といい意味で火を付けてくれた。やはり、自分の人生に多少のリスクを抱えつつ生きた方が楽しいんだろうな。
そう考えると、色んなことをしたくなってきた。

読んでて感じたのは、やっぱり仕事をするには「人」なんだなと。
結局全ては人がいて、そこには感情が流れる。だから、一見正しくて間違いが無いことだったとしても、感情が乗ることで別の方向性に向くこともある。
これは「当たり前のことなんだ」と感じた。そして、それを説得して自分のやりたいことにマッチさせて、実現のために死に物狂いで動く、これが本当に仕事を楽しんでることになるんだろう。
仕事をゲームに。まさにこれなんだろうな。

そしてすごく心に残った一文。
海外展開するためのリーダーを選ぶための面談で、田中社長が聞いた質問。

・部下をやたらと可愛がり、プライベートな感情とビジネス的な判断を切り分けられない面がある。ここに責任者としての不安がある。

これは自分にも刺さる気がした。気をつけないといけない点なんだろう。これは本当に肝に銘じよう。

2020/10/07

視力2.0なのにオンデーズのファンになってしまった。メガネは買えないかもしれないけどお店には足を運びたい。
リーマンショック、東日本大震災、雑貨店買収、全品半額セール、海外進出。
経営者視点で見るこれらの世界は自分のモノサシを大きく伸ばしてくれました。
メガネをかけることで見えるようになった素晴らしい世界を売る。素晴らしい言葉。
自分の仕事は何を売っているのだろう。

2020/09/21

実話を元にしたビジネス小説
企業再生を全力で実行していく主人公が、勢いのあるスピード感で描かれています

2020/09/21

著者がオンディーズを再生させるまでに歩んだ
苦難を語る壮大な物語
ビジネス書というよりは小説
事実は小説より奇なり　ってを感じられる

2020/09/08

ハラハラドキドキ。

実話をもとにしていると考えれば考えるほど
本当に胃が痛みそうな出来事の連続。

実はどの会社もこんな感じでまわっているのかな。

ギリギリでも挑戦する勇気と諦めないこと。

仲間は自ずとついてくる。

2020/08/28

自分と田中社長の違いは、リスクをとりにいけるかの違い。
成功する人はこういう人なんだと思った。
個人的には文体？と単調な展開が読むのが少ししんどかった。
面白くしようとしてるのが滲み出ててそこもマイナス。
ただ、全体的に読みやすかった。まんまと策にはまり、オンデーズでメガネを買ってしまった。

2020/08/15

大手メガネチェーンを買い取った経営者の実話
結構ボリュームあるが
面白いのでサクサク読める
派閥や自分を陥れようとする人間、エンジェル投資家、支えてくれる経理、海外進出、資金ショート、銀行の融資などなど
登場人物もドラマのキャラ並みに濃い
失敗の連続だけどギリギリのとこで這い上がってくる。生きてるなぁと感じる一冊。

2022/07/06

田中社長がオンデーズを引き受けてから世界ブランドにするまでが、小説チックにまとめられたストーリー。

挑戦を仕掛け、資金ショートを起こし、その度に協力者があらわれたり、社内に適正人材を見つけたりで、毎回釜の縁で持ち直す。
社長業、経営者っていつも安心することはないし、それこそ自分の私腹を肥やすために働いているわけじゃないんだなと思えました。

なにより田中社長と、経理の奥野さんのやりとりがいつも軽快で信頼しあってて、物語めいているけどリアルな感じする。

次メガネ買うならオンデーズかな！

2020/07/12

面白い。田中修治社長のYouTube動画を見てから観ると、イメージがより湧いてインパクトが大きい。
実在する登場人物に会ってみたくなるほど、人物描写が素晴らしい。
ビジネスとは何なのか、運命とは何なのか、そんなことを考えさせられる一冊でした。