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ナナメの夕暮れ の商品レビュー

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326件のお客様レビュー

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2018/09/11

『そして、親父が死んでからは本格的に冷笑・揶揄は卒業しなければならないと思い始めた。死の間際、病室で親父が「ありがとな」と言いながら痩せこけた手で母親と握手している姿を見たからだ。 その時にやっと、人間は内ではなく外に向かって生きた方が良いということを全身で理解できた。教訓めい...

『そして、親父が死んでからは本格的に冷笑・揶揄は卒業しなければならないと思い始めた。死の間際、病室で親父が「ありがとな」と言いながら痩せこけた手で母親と握手している姿を見たからだ。 その時にやっと、人間は内ではなく外に向かって生きた方が良いということを全身で理解できた。教訓めいたことでもなくて、内(自意識)ではなく外に大事なものを作った方が人生はイージーだということだ。 外の世界には仕事や趣味、そして人間がいる。内(自意識)を守るために、誰かが楽しんでいる姿や挑戦している姿を冷笑していたらあっという間に時間は過ぎる。』 共感の嵐。 捻じ曲がった自分の腐った心も真っ直ぐにしていきたいと思った。

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2020/07/21

誰かが勝手につくった「幸せ」を求めずに、力を入れずに生きることを肯定してもらえた気がした。 印象に残ったのは、あとがきの「合う人に会う」という言葉。 合う人を探さないといけないし、合う人には会わないといけないし、合わない人には会わなくてもいい。 わたしが青森の舞台で...

誰かが勝手につくった「幸せ」を求めずに、力を入れずに生きることを肯定してもらえた気がした。 印象に残ったのは、あとがきの「合う人に会う」という言葉。 合う人を探さないといけないし、合う人には会わないといけないし、合わない人には会わなくてもいい。 わたしが青森の舞台で見た若林さんは完全なスターだったけど、きっとあの輝きはこのモラトリアムがあったからこその輝きだったのかもしれない。 この間のラジオの中で、誰のためにこの仕事をしているのか分からなくなると話されていたけど、若林さんの言葉や生き方に励まされている人は、たくさんいます。

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2018/09/09

読みやすい! 少しずつ自分を変えようとしてる 若林さんに励まされる本。 わたしもナナメに物事を見るタイプなので共感できた!

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2018/09/08

ラジオで毎週オードリーらしいトークをしてくれている姿を追っていくと、このような心情で日々を過ごしていたからこそ、あのトークが生まれていたのかと感じた。 所々出てくる「相方」の文字が、春日さんに対する信頼や、自分にないものを持っていることに対する尊敬の思いが隠れているのではないかと...

ラジオで毎週オードリーらしいトークをしてくれている姿を追っていくと、このような心情で日々を過ごしていたからこそ、あのトークが生まれていたのかと感じた。 所々出てくる「相方」の文字が、春日さんに対する信頼や、自分にないものを持っていることに対する尊敬の思いが隠れているのではないかと考えた。 読み進めていくと、毎日頭で考えていることや、自分が悩んでいたことに対する答えや、やり過ごし方も書いてあったりして、少し楽になったような気がする。 あとがきの最後の方に書いてある一文が、個人的に一番印象的だった。

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2018/09/06

他人の目を気にしてる人は、それに比例して周りを馬鹿にしてるって話は、ほんと腑に落ちる。わしもそうだわ。

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2018/08/02

【オードリー若林、おじさんになる!】極度の人見知りを経て、著者はいかに立派なおじさんになったのか。雑誌『ダ・ヴィンチ』での連載に、書き下ろしを加えたエッセイ集。

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