バウムクーヘン の商品レビュー
小さな頃から谷川俊太郎氏の詩が身近にある。 全部ひらがななので難しいところもあるけれど、娘と毎日一行ずつ読んだ。
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表紙の挿し絵、 角のまるいフォルム、 しっとりとした紙の質感、 プロダクトとして、 とても美しい完璧な本。 中身は、 さまざまな人の視点で描かれた詩たち。 連なると物語のようになる。 ことば遊びも満載。 ひらがなの可愛らしさも楽しめる。 絵本のように読む本。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2018年刊。 ひらがなとカタカナだけで書かれた詩が46篇、載っています。 「かなで書いているので、子どもの詩集かと思われるかもしれないけど、子どもの言葉をかりて、老人の私が書いた大人の詩集です」と谷川さんはおっしゃってます。 とても不思議な詩集でした。 『バウムクーヘン』というタイトルはヒトが木の年輪のように精神年齢を重ねていくところからとられたそうです。 表紙の絵はディック・ブルーナです。
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“いま うまれかかっているヒト いま しにかかっているライオン ぼくはりんごをむく このくにのよる このほしのうえで”
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このお爺は大好きだよなぁ バームクーヘンと言う事で年輪でリンデンバウムなんだが 普段普通にしていても、玉ねぎだとして、いきなりすうっと、一番中心に近いところに語りかけてくるのがすごい
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いちにちのおわりに 少しずつ。 ちいさな発見や とりとめもない空想 思いつめた感情 爆発しそうな自意識 など、など、など を過去とともに思い出した。 通ってきた道にぽろぽろ落としているのではなく、年輪として重ねていけているかな。
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谷川さんの新作。 全編ひらがな。でも子ども向きの詩ではない。谷川さんの今を表す詩たち。もう87歳なんだ!! ブルーナの表紙もいい。
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こわい! 全部ひらがな(しかも書体が秀英丸ゴシック)(多分)で書かれているので、パッと見可愛いのだけど、内容はかなりシビア。ひらがなだと漢字に比べて見たときの情報量が少なくて、読まないと何を書いてあったのかすぐに見失ってしまうところが、子どもの喋り方にも似ていて、うわーーー谷川...
こわい! 全部ひらがな(しかも書体が秀英丸ゴシック)(多分)で書かれているので、パッと見可愛いのだけど、内容はかなりシビア。ひらがなだと漢字に比べて見たときの情報量が少なくて、読まないと何を書いてあったのかすぐに見失ってしまうところが、子どもの喋り方にも似ていて、うわーーー谷川俊太郎こわーーー 大好きです! 装丁も絵本みたいで可愛いな〜
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