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一度だけ の商品レビュー

3.1

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    27

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  5. 1つ

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2019/03/19

いつものコミックエッセイと思ってたら小説だった 最初はなかなか乗ってこなくて、読み進めなかった 『美しいものを見に行くツアー』の小説版?

Posted byブクログ

2019/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

漫画はよく読んでいたけど、小説は初めてでした。 登場人物の1人1人の感情に、共感と後ろにある薄ら怖さを感じて一気に読みました。笑 綺麗事なんてない、姉妹の例えば金持ちの叔母に対する思惑、特に独身の妹の様々な行動は「そこまでする?」なんてことも、率先して行っていく。 これからの恋愛、仕事、その先にある老後…。 同年代を歩く自分自身も、読みながら不安になったりもしたけれど、ラストはこれまた綺麗事ではない、穏やかな、希望にも似たリアルな感動みたいなものが感じられた。 わからない未来、考えてもその通りに生きれるわけじゃないしね。

Posted byブクログ

2020/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

台詞みたいなタイトル。 じわじわと。 読み進めていける。 四人の女子のお話で、いいかな。 姉妹四人… 切り取り方がうまい。 と、感じた。

Posted byブクログ

2019/01/31

2018年8月25日発行。みんな自分じゃない誰かを羨ましいと思ってしまうのだろな。 姉妹とその周辺の人々のお話。おばとひな子がブラジルにリオのカーニバルを観に行く。なんで自分が誘われなかったかざわざわする弥生。をんなの気持ちと生きづらさがうまーく書かれていて切ない。面倒な世間の目...

2018年8月25日発行。みんな自分じゃない誰かを羨ましいと思ってしまうのだろな。 姉妹とその周辺の人々のお話。おばとひな子がブラジルにリオのカーニバルを観に行く。なんで自分が誘われなかったかざわざわする弥生。をんなの気持ちと生きづらさがうまーく書かれていて切ない。面倒な世間の目とプレッシャーからなかなか逃れられないみじめさ。誰もが感じてる理不尽さが淡々と書かれていて凄い。 弥生がヘルパーに行ってる富美さんの息子孝介言葉がくいこんでくる。呆けた母とは10年音信不通。 『一回でアウトなのよ。人生、一回、おかしくなると』 弥生 39 損得で動く。 バツイチ。 潔癖。 ひな子が旅にいってる間、毎日なにか新しいことをすると決める。 ひな子36 誰もが羨む境遇になりたい。 弥生からみるとだらしない。油っぽいドリアの容器を無垢の木のテーブルに置こうとしたりする。 こうなるといいと期待する。 2人とも無い物ねだりだけど誰もがそうで、惨めでみっともなくって愛しい人生ってかんじしました。

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2018/12/24

増田ミリ、漫画はもう王道の安定感だけど小説のほうはな…、みたいな先入観を持って読み始めたけど、意外と力強い作品だった。 著者は市井で生きている女性の心理描写が上手いのだけど、その「市井で生きる一般的女性」も時代時代で変わってくる(それも最近はすごいスピードで)。そういった意味では...

増田ミリ、漫画はもう王道の安定感だけど小説のほうはな…、みたいな先入観を持って読み始めたけど、意外と力強い作品だった。 著者は市井で生きている女性の心理描写が上手いのだけど、その「市井で生きる一般的女性」も時代時代で変わってくる(それも最近はすごいスピードで)。そういった意味では、この2018年という時期の女性の描写としては秀逸かもしれない。

Posted byブクログ

2018/12/15

すごく読みやすく、 何気ない日常でふと気づく 心の機微をポンと置いてくれるような シンプルでいて深い文体がすごくよかった。 他の作品も読みたい。

Posted byブクログ

2018/12/10

益田ミリさん、「すーちゃん」や「沢村さん家」など大好きな作家さんです。イラストも好きです。「一度だけ」(2018.8)、ミリさんにはめずらしく小説でしょうか・・・。ちょっと期待しました。でも、内容は、ぱっとしない感じ、もやもやっとした読後感です。

Posted byブクログ

2018/12/07

ミリさんの本だが小説である。帯の『一年に一度でいい、熱く、熱い夜が欲しい』に惹かれたが、内容全然違うやん!極めて地味なお話です。アラフォー・未婚・非正社員の姉妹の話なのだが、とにかく二人とも他力本願で、引く。ところどころミリさんらしい「あー、わかるわかる」もあるのだが、まず姉妹が...

ミリさんの本だが小説である。帯の『一年に一度でいい、熱く、熱い夜が欲しい』に惹かれたが、内容全然違うやん!極めて地味なお話です。アラフォー・未婚・非正社員の姉妹の話なのだが、とにかく二人とも他力本願で、引く。ところどころミリさんらしい「あー、わかるわかる」もあるのだが、まず姉妹が好きになれないから、いつもより共感できない。  結論:ミリさんの本は漫画の方が面白いと思う。

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2018/11/27

(2018/11/27読了) やっぱり益田さんは漫画やエッセイの方が好きだな。 登場人物の誰もが中途半端で、で、だから?とか、で、どうなったの?とかばっかり。 じゃあ、隠されたメッセージがあるの?と言えば、よくわからない。私が鈍感なだけなのかな?熱い夜って? わからないなぁ。 ...

(2018/11/27読了) やっぱり益田さんは漫画やエッセイの方が好きだな。 登場人物の誰もが中途半端で、で、だから?とか、で、どうなったの?とかばっかり。 じゃあ、隠されたメッセージがあるの?と言えば、よくわからない。私が鈍感なだけなのかな?熱い夜って? わからないなぁ。 (内容) 一年に一度でいい。熱く、熱い、夜が欲しい。9年ぶり、2作目の長編小説。

Posted byブクログ

2018/11/11

軽い文体で書かれているんだけど、胸にずっしり残りました。登場人物すべてに共感できる感じ。何度も読み返したいと思える一冊。

Posted byブクログ