図解入門業界研究 最新 ブライダル業界の動向とカラクリがよ~くわかる本 第3版 の商品レビュー
図書館から借りた。 ウェディング業界の内部がまとめられている。 一度関わった人は体感してると思うが、思ったよりいろんな人が携わってることが分かると思う
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秀和システムのよ〜くわかるシリーズ。結婚式を経験したから理解したつもりだが、ビジネス的にはどうなのかな、と。 感想。入門書としてはこういう感じでしょうか。「動向」は分かったけど、「カラクリ」や「業界プレイヤー」に関する記載が少なく思う。 備忘録。 1.市場環境 ・婚姻件数(初婚+再婚)は、1972年の110万組から、1980年に77万組、2017年で60.6万組へ。今後も婚姻数が劇的に増えることは期待できない。 ・市場規模は2兆8千万円。少子化問題、婚姻件数減少はあるものの、費用単価アップで、2004年以降は市場は微増中。再婚組も増えている。 ・首都圏におけるここ20年の挙式&披露宴の費用だけを見ると、2002年が最低で254万円。2015年以降は370万円代で推移。 2.ポイント ・競合他社との差別化がポイント。今の新郎新婦は、オリジナリティ、おもてなしとかを大切にしているので。 ・ウェディングプランナーやスタッフの質が売上を左右。消費者は迷った時はそこで選ぶ。 ・短期間の結婚式、少人数、低価格、とかニーズは多様化。 ・各社海外進出をチャレンジしているが、うまくいっていない模様。国、地域、宗教毎でニーズが違い、日本式のまま進出してもマッチできていないらしい。 3.最近の動向 ・今はSNSが集客のカギ。結婚式の準備を行う女性「プレ花」と、結婚式ご終わった女性「卒花」が、SNSで繋がり、情報交換を行なっている。 ・その為、写真映えに関するアイテム、サービスも人気。プロジェクションマッピングとかも。 ・LGBTウェディングをおけ入れてくれる会場が増加傾向。他にも、ソーシャルウェディング(社会貢献、Table FOR TWOとか)も最近ぽい。 ・沖縄を中心に、リゾートウエディングの人気が再燃。沖縄はアジア圏のインバウンドもあり。
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