蜜柑 の商品レビュー
<乙女の本棚>シリーズ。たぶん2018年に読んでいたのに、登録し忘れていた。この本は芥川個人の体験を基にしたのものだろう。読後にほっこりする。絵もいい感じだ。
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音読して、小学校中学年の娘とともに読んでみた。 文章を完全に理解できなくても、絵でなんとなく伝わるので良かった。
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夕陽と蜜柑の色が鮮やかで、深く心に残る話。 芥川龍之介はほぼ全作品読んでいて、 「蜜柑」は好きな作品。 こんなに素敵なイラストをつけてくれて、げみさんありがとう。
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心が暖かくなるお話でした(^-^) げみさんのイラストがいい感じにお話とマッチしててとても読みやすかったです♪ このシリーズ読みやすくて本当におすすめです♪
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昔の話ではあるけど、読んで何だかホッとした。 イライラした気持ちだと周りにあるもの全てが気に食わない。 でもそんな主人公の気持ちは、たまたま同じ車両に乗り合わせた女の子の行動を目の当たりにする事で穏やかなものになった。 自分1人の力で暗い気持ちを変える事は難しい。 自分ではない何かに触れる事によって変えられるのなら、部屋の中で一人悶々と考える事がバカバカしく思えてくる。 何かに行き詰まった時は何かに触れよう、と改めて思えた一冊でした。
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同じ乙女の本棚シリーズの「檸檬」で、げみさんのイラストは黄色の使い方が絶妙だと思いましたが、この「蜜柑」もオレンジ色が強烈で絶品です。横須賀線車内で発車を待つ紳士と同じ車両に、不潔で好ましくない少女が駆け込んできます。イラつく男が見る夕刊の文字がトンネルに入ったときに浮き出す様子...
同じ乙女の本棚シリーズの「檸檬」で、げみさんのイラストは黄色の使い方が絶妙だと思いましたが、この「蜜柑」もオレンジ色が強烈で絶品です。横須賀線車内で発車を待つ紳士と同じ車両に、不潔で好ましくない少女が駆け込んできます。イラつく男が見る夕刊の文字がトンネルに入ったときに浮き出す様子の表現の巧みさにはっとします。そして少しずつページをめくり…煤だらけの車内となった車両ががトンネルを抜けたときの鮮やかなこと!ページの美しさはトンネルを抜けた明るさと同時に紳士の心も表しているのでしょう。素晴らしかったです。
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芥川龍之介の蜜柑をげみの絵と併せて絵本仕立てになっている。奉公に行く姉が見送りの弟たちに汽車から蜜柑を投げたという短編であるが、芥川の情景描写とげみの絵がうまくマッチしている。
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「乙女の本棚」シリーズ。 文豪の名作短編×人気イラストレーターによる絵本仕立て、よいコンセプトだなー。 ほかにも 泉鏡花「外科室」/夏目漱石「夢十夜」/夢野久作「瓶詰地獄」/江戸川乱歩「押絵と旅する男」/梶井基次郎「檸檬」/太宰治「葉桜と魔笛」/萩原朔太郎「猫町」/太宰治「女生徒...
「乙女の本棚」シリーズ。 文豪の名作短編×人気イラストレーターによる絵本仕立て、よいコンセプトだなー。 ほかにも 泉鏡花「外科室」/夏目漱石「夢十夜」/夢野久作「瓶詰地獄」/江戸川乱歩「押絵と旅する男」/梶井基次郎「檸檬」/太宰治「葉桜と魔笛」/萩原朔太郎「猫町」/太宰治「女生徒」 HPには全9作。検索すると新見南吉の「赤とんぼ」も出版されてるようだから、これからどんどん増えるシリーズなのかもしれない。 乙女の、というからには耽美、退廃、浪漫っぽい作品が並んでますが、短編×プロの絵というコンセプトは今後増えていくのかもなぁ。SF系でもやってほしいなあ星進一とか筒井康隆とかの、ブラック&シュールな短編とかでも。 文才に、絵師の解釈と才能をのっけたみたいなかんじで、お得感のあるすてきな1冊。できれば元短編を、絵のない状態でいちど読んでから見れたら、なおさら味深まりそう、です。
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乙女の本棚シリーズ。 古典文学と現代イラストのコラボレーション。 暮れかかる暖色系の景色。 なぜだか、疲労と倦怠でいら立っている私に起きた出来事。 「蜜柑」というタイトル。何が起こるんだろう。その瞬間の光景にハッとする。イラストがなければ、このイラストでなければこんなに印象に残ら...
乙女の本棚シリーズ。 古典文学と現代イラストのコラボレーション。 暮れかかる暖色系の景色。 なぜだか、疲労と倦怠でいら立っている私に起きた出来事。 「蜜柑」というタイトル。何が起こるんだろう。その瞬間の光景にハッとする。イラストがなければ、このイラストでなければこんなに印象に残らなかっただろう。 シリーズを毎回楽しみにしている。
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乙女の本棚シリーズ。 芥川龍之介の短編。 げみさんのイラストで。 絵がつくと印象に残りやすいですね。
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