ガラスのなかのくじら の商品レビュー
9歳2ヶ月の娘に読み聞かせ どうしてこのくじらは ガラスのなかで暮らしていたんだろう ファインディングニモ問題にも なったけれど みんな海に逃がしたなっちゃうよね
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リチャード・ジョーンズの絵本を追って。 ガラスの中で育ったクジラのお話。 外の世界を知る瞬間は仕掛け絵本になっていて、その瞬間、ハッとなる。まるでひとつの映像を見ているよう。
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〝くじらのウェンズデ-は、水槽に棲んでいます。このガラスのなかしか、知りません...月も星も太陽も、みんな、ウェンズデ-の周りを廻っていました...ある日、遠くの遠く、うんと遠い処に、青いものが見えました。静かで穏やかな、素敵なブル-。うんと高くジャンプすると、見...
〝くじらのウェンズデ-は、水槽に棲んでいます。このガラスのなかしか、知りません...月も星も太陽も、みんな、ウェンズデ-の周りを廻っていました...ある日、遠くの遠く、うんと遠い処に、青いものが見えました。静かで穏やかな、素敵なブル-。うんと高くジャンプすると、見えます。ウェンズデ-は、何故か、ドキドキしました・・・〟ガラス越しに世界を眺めながら、何不自由なく、ひとりのんびりと変わらぬ毎日をおくっていたウェンズデ-の水槽の前に、青い瞳の女の子が囁くいた。「あなたの本当のおうちは、ここじゃないわ」・・・自由世界と自然への回帰を謳った大人の絵本。
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なんという発想。 少しくすんだ色味はそういう仕様なのかな。キーワードとなる「ブルー」すらも鮮やかには描かないのは、そういう作風なのか、あえてなのか。 でも発想はやっぱりとても素敵だった。
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ずっと紹介したいなぁ〜と思っていた本! . リチャードジョーンズ トロイハウエル お二人の作品です。 . 作者トロイ・ハウエル氏はイギリスのロックバンド、レディオ・ヘッドの名曲「ブルーム(Bloom)」からインスピレーションを受け、制作にのぞんだそうです。 「ブルー厶(Bl...
ずっと紹介したいなぁ〜と思っていた本! . リチャードジョーンズ トロイハウエル お二人の作品です。 . 作者トロイ・ハウエル氏はイギリスのロックバンド、レディオ・ヘッドの名曲「ブルーム(Bloom)」からインスピレーションを受け、制作にのぞんだそうです。 「ブルー厶(Bloom)」は、NHKで放映された海洋ドキュメンタリー番組「ブルー・ プラネットⅡ」(BBC制作)に向けて、映画音楽の鬼才ハンス・ジマー氏とのコラボレーションでリメイクされたことでも話題になりました。 . リチャードジョーンズ氏の絵本は、『#だいすきライオンさん』(フレーベル館刊)『#キツネのはじめてのふゆ』(鈴木出版)などが和訳されています。 . 街の真ん中の大きな水槽に住んでいるクジラのウェンズデー、ガラス越しにしか世界を見たことがないクジラが、自分の本当の居場所を見つけるお話しです。 . 何の不自由もなくのんびり暮らしていたけれど…… とんでごらん。 ゆうきをだして。 じぶんのほんとのいばしょがわかるから。 こんな事を言われてからはソワソワです。 . ウェンズデーの旅たちを最初から見守っている犬の存在、そして少女! . 自分の生きるべき場所、それは自分で決め自分で探す。 勇気を出して〜! そんなことを教えてくれる1冊です。 . 柔らかい色合いで時の流れも感じさせてくれる優しい絵本です。 . #ガラスのなかのくじら #トロイハウエル #リチャードジョーンズ #椎名かおる 訳 #あすなろ書房
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密かな秀逸作品。考えの大前提について問いかけてくる。ガラスの中がお家だと思っていれば、何の問題はないけれど、新しい世界をみつけたら、ぼくは、どんな行動をするんだろう。 ガラスの中に、貝も、海藻も、ヒトデも、砂もある。そのままの世界があることを大前提にしていたら、心から溢れる好奇心...
密かな秀逸作品。考えの大前提について問いかけてくる。ガラスの中がお家だと思っていれば、何の問題はないけれど、新しい世界をみつけたら、ぼくは、どんな行動をするんだろう。 ガラスの中に、貝も、海藻も、ヒトデも、砂もある。そのままの世界があることを大前提にしていたら、心から溢れる好奇心を満たすことはできないだろう。もしかしたら、「海がある、世界がある、宇宙がある」という大前提も、ぼくが勝手につくり出したガラスなのかも。 いま悩んでいる人、不安な人、自信を持てない人、そして、自分を取り戻せない人へ。自分のほんとの居場所がわかります。
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