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人魚の眠る家 の商品レビュー

4

681件のお客様レビュー

  1. 5つ

    181

  2. 4つ

    304

  3. 3つ

    138

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2026/01/07

エピローグの最後で全部持っていかれた。母親の愛は確かに伝わっていたんだなと。フィクションだからこそできる表現で素敵だった。

Posted byブクログ

2026/01/04

ミステリーというより、問題提起されいろいろ考えさせられます。提起される問題はとても重いです。私だったらどうするだろう。親の立場だったら子供の心臓が止まるまで看取りたいと思うだろう。娘の立場だったら残された家族が前を向いて生きていくことを願うだろう。身近に移植が必要な人がいたら脳死...

ミステリーというより、問題提起されいろいろ考えさせられます。提起される問題はとても重いです。私だったらどうするだろう。親の立場だったら子供の心臓が止まるまで看取りたいと思うだろう。娘の立場だったら残された家族が前を向いて生きていくことを願うだろう。身近に移植が必要な人がいたら脳死判定を望むだろう。作中でもいろいろな人の思いが交錯します。母親の強さに心を打たれ、自分と違う価値観の人がいて例えその人が狂っているように見えても、うわべだけで判断せず、その人の思いも察してあげる自分でありたいなと心から思いました。

Posted byブクログ

2025/12/29

最後綺麗に終わった。良かった。 親子の想いや奇跡の感動、科学の進歩や可能性について思うところはあったが、最終的にお金なのだと、とても現実的なことを感じた。 この脳科学×ロボットの会社、脳外科の医療について、リアルだと感じされる裏打ちのある取材や下調べがあったのだと思うと、舌を巻く...

最後綺麗に終わった。良かった。 親子の想いや奇跡の感動、科学の進歩や可能性について思うところはあったが、最終的にお金なのだと、とても現実的なことを感じた。 この脳科学×ロボットの会社、脳外科の医療について、リアルだと感じされる裏打ちのある取材や下調べがあったのだと思うと、舌を巻く。 綺麗な話だった。

Posted byブクログ

2025/12/25

ミステリーはストーリーをよく忘れてしまうんですがこの本は鮮烈に覚えています。それくらい読み進むのが止まらないです。元気がある時に読んだ方がいいかもです

Posted byブクログ

2025/12/23

自分が同じ立場になったらどんな判断を下すだろうかと考えながら読んだが答えは見つからなかった。正解がない倫理的な問題を考えることの複雑さを痛感した。脳死判定の法律の曖昧さが腹立たしい。

Posted byブクログ

2025/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

脳死という極めて重く、そして現実でも簡単に答えが出ないテーマを真正面から描いた小説です。 私は以前この作品を映画で観たことがあるが、内容はほとんど覚えておらず、「とても感動した」「良い作品だった」という大まかな印象だけが残っていた。 今回、原作小説を読んで、その記憶が決して誇張ではなかったことを改めて実感した。 物語では、水難事故によって脳死同様の状態となった子どもを前に、「死」とは何か、「生きている」とはどういうことかが突きつけられる。 特に、心臓が動き、体温もあり、最新技術によって筋肉が動かされ、血行も保たれている状態を「亡くなった」と認識することの難しさが強く印象に残った。 日本において脳死が法的にも感情的にも非常にナーバスな問題であることを考えると、なおさら割り切れない気持ちになる。 頭では理解できても、感情が追いつかないという感覚が、この作品では非常にリアルに描かれていた。 最新技術によって、外見上は「眠っているだけ」にしか見えないほど安定した状態になる展開では、読んでいる私自身も「もしかしたら目を覚ますのではないか」と期待してしまった。 正直なところ、ハッピーエンドになってほしいと強く思っていた。 しかし、物語は安易な奇跡を選ばなかった。 もし目を覚ましていたら、どこか安っぽく、現実から目を背けた結末になっていたかもしれない。 そうならなかったからこそ、この物語は現実に近く、苦しいながらも納得できる終わり方だったと感じた。 物語の途中には、何度も涙を誘われる場面があった。 登場人物たちの選択や葛藤は決して特別なものではなく、「自分だったらどうするだろう」と自然に考えさせられる。 その点で、この作品は単なる感動小説ではなく、読者自身の価値観を静かに問い直してくる作品だと思う。 最後に、タイトルである「人魚が眠る家」の意味について考えさせられた。 人魚とは、陸でも海でも完全には生きられない存在である。 生と死の境界、目覚めることも、完全に失われることもない状態にある瑞穂の姿は、まさに人魚のようだと感じた。 「瑞穂が人魚なのか」という問いに対して、私はそうなのだと思う。 そしてその人魚が眠る場所が、この家であり、家族の愛と執着が交錯する場所なのだろう。 『人魚が眠る家』は、答えを与える小説ではない。 しかし、簡単には答えを出せない問題と向き合うことの大切さを、深い感動とともに教えてくれる作品だった。 読み終えた後も長く心に残り、非常に満足できる一冊であった。

Posted byブクログ

2025/12/18

狂ってでも守りたいものがある 実際自分の身に起きたらどうなんだろうってずっと考えてた、答えはまだ出てない だけどあたたかい手を握ってしまったら死なせるなんてできないかも 一人一人の思いがあってそれぞれ違ってもいいんだって思えた

Posted byブクログ

2025/12/14

久しぶりに東野さんの作品を読みました。 全くゼロ知識で読んだのですが、とても深く考えさせられる内容でした。 本当に死がいつなのか、誰にも答えは出ないと言うか、人間に感情がある限り、やはり、脳死は受け入れ難いのかな、と思います。 母親の狂気も分かる。最後、切ない形だけど何となくの決...

久しぶりに東野さんの作品を読みました。 全くゼロ知識で読んだのですが、とても深く考えさせられる内容でした。 本当に死がいつなのか、誰にも答えは出ないと言うか、人間に感情がある限り、やはり、脳死は受け入れ難いのかな、と思います。 母親の狂気も分かる。最後、切ない形だけど何となくの決着がついてモヤモヤが残らない終わり方でした。あくまで、私の個人的な思いですが。

Posted byブクログ

2025/12/12

これぞ、東野圭吾の真骨頂と言える作品ではないでしょうか。 生とは?死とは?そも境界線とは? 愛情とは?狂気とは?その境界線とは? 曖昧で誰も答えられない課題を見事に表現しています。

Posted byブクログ

2025/12/03

東野圭吾さんの作品で初めて読んだ作品です。母親が娘は生きているとして試行錯誤を繰り返していく中で、正気じゃなくなっていくけど気持ちがわからない訳でもないとても考えさせられるお話でした。大好きです!!!

Posted byブクログ