向こう側の、ヨーコ の商品レビュー

真梨幸子(著者)

2018/11/10

ず～っとドロドロ。だから女は。。。。と言われますね。図書館で繋ぎに借りてすぐ読めるだろうと思ったのですが、かえって時間がかかりました。もう、真理さんはいいかな。

2018/10/29

ヨーコ、そういう名前の友人いたよなぁ。その年代には多いのかもね〜。
別の人生を選んでいたら…誰しも1回くらい考えるのかも。どうにもならなくてもね。でもさ、多分、そんなに変わらない。登場人物もほぼ一緒だと思う。
女友達の仲がいいのかどうなのかという付き合いがイケてるわ。他人より自分のほうが幸せでないとってね。

2018/09/28

冒頭は、小説家が夢では選ばなかった道を生きているもう1人の自分を見る、夢の中のもう1人の方ではそちらの人生が流れていて…。
おもしろそうだと思って読み始めましたが、中盤から後半には設定がシンクロしすぎて読み取りづらかったです。

途中でどんでん返しのネタバレで、読後感も良くなかったので、この作家さんの印象はマイナススタートになってしまいました。

2018/09/25

ちょっと奇をてらいすぎたのでは、読後すぐの正直な感想だ。
ひねりすぎて足を挫いた。

主人公の名は陽子。
彼女は不思議な夢を見る。
今の自分とは違う生き方をしている、もう一人の陽子のことを。
彼女は自分よりも幸せに生きているのだろうか？
今の自分の人生を貶めたくはないが、でも、もし、あの時、違う道を選んでいたとしたら。

心の隙間に忍び込む、怪しげな魅力を持つ男、ケンちゃんに陽子は惹かれていく。
自分とは違うセレブな世界に憧れる陽子。
A面の陽子とB面の陽子と、どちらが現実？どちらが真実？

どちらの陽子の人生であっても、なんだか生き辛そうだ。
どちらの陽子も、それなりに成功しているのに、満たされていない。
その渇望が、破滅へと己を向かわせる。

はじめに、奇をてらいすぎ、と述べた。
著者は「イヤミスの女王」と称される。
たしかに本作も、イヤミスなのだが、もっとストレートにイヤな物語でもよかった。

本文とは離れるが、表紙の絵が某有名女性作家に見えて、それが気になって仕方なかった。

2018/09/26

さて、どんなヨーコさんか、楽しみ。
＊＊＊＊＊＊
ん？これは、どのヨーコさん？
頭ごちゃごちゃ～、一気読みしないとだめですね。
しかし、ラストが、、、、。
やっぱり、イヤ～な感じ（笑）

2018/09/06

A面，B面という表記や夢の中のもう1人の自分という話から勝手にいずれかが現実でもう一方はパラレルワールド（夢）と思って読んでいた。相変わらずテンポ良く読めてしまうので最後の方になってA面とB面の真相に気付き始めて驚き。最後まで読んで登場人物を整理してから再読。ヨーコという名前に，ケンちゃんという名前にやられたー！

2018/07/23

もう一人のヨーコ
選ばなかった人生は、どんな生活か？
みんな一度は想像してみる。

向こうとこっち
同一人もいたり、違う登場人物だったり…
最後は交錯

2018/07/10

最初、B面が夢と見せかけて実はA面が夢か？と睨んだが、途中でどちらも実話では？と言うのには気づく。ケンちゃんは気付かなかったなー。とにかくテンポよく読めちゃうので、それが余計にわけわからなくどっちがどっちか不明になる。女性特有の視点は面白い。巻末の人物紹介は見ずに我慢して正解。
最後A面で携帯の待ち受けに関してなぜ「裕子なの、真由美なの？」と言うのが意味不明。
余談だが、真梨さんがクイズ番組に出てるの見たけどあまり答えられてなかった。

2018/07/09

「アンジャッシュのコントにヒントを得て書いた」という作者のコメントに惹かれて購入。
なかなか良く出来たプロットで「殺人鬼フジコの衝動」よりも工夫されていた。が、期待値が高すぎて私的にはイヤミスとまではいかなかったのが残念。もっとこうグログローでもよかったし。でもこれくらいの表現の方が人に勧められるかな。

2018/06/23

面白かった。さらりと読めて。真梨さんぽさもあり。最後の匂わせはちょっと分かりやす過ぎたかなとも思う。