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世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 の商品レビュー

3.8

166件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

    72

  3. 3つ

    49

  4. 2つ

    3

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2018/05/02

welq問題に象徴されるように、日本では健康に関する物事が過度にマーケティングに支配されている、という危機感を動機として書かれた本。 今後の食生活を考えるにあたり、大変参考になるとても良い本だと思うが、ちょうど今この本で健康に良くないものとして頻繁に取り上げられている白い炭水化...

welq問題に象徴されるように、日本では健康に関する物事が過度にマーケティングに支配されている、という危機感を動機として書かれた本。 今後の食生活を考えるにあたり、大変参考になるとても良い本だと思うが、ちょうど今この本で健康に良くないものとして頻繁に取り上げられている白い炭水化物(パスタ)を食べたい。

Posted byブクログ

2018/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

津川先生の新刊。人間は何を食べるか日々選択しており、自分の意志で健康になる知識をもってほしいという考えのもと書かれた本。結論としては①魚②野菜と果物③茶色い炭水化物④オリーブオイル⑤ナッツ類を食べ、①赤い肉②白い炭水化物③バターを避けるとよい。バターに関しては記述は乏しい印象。参考文献のmeta-analysisにおいては目を通しているものもあったが、言う(知る)は易し行うは難し。一方で体系的に知識の整理ができ、低糖質ダイエットを継続しているが赤い肉とバターで維持されている体を見直すいいきっかけとなった。

Posted byブクログ

2018/04/29

エビデンスに基づいた、健康に対する食事の良し悪し評価本。メタアナリシスを重視しているので確からしさが極めて高いものだけ取り上げているので信頼度は高いと思います。 一方で、この本に書かれていることも鵜呑みにしすぎないスタンスが大事かなと思います。 研究が進めば進むほど真実の見え方...

エビデンスに基づいた、健康に対する食事の良し悪し評価本。メタアナリシスを重視しているので確からしさが極めて高いものだけ取り上げているので信頼度は高いと思います。 一方で、この本に書かれていることも鵜呑みにしすぎないスタンスが大事かなと思います。 研究が進めば進むほど真実の見え方は変わってくるし、これまでのエビデンスをひっくり返すものも当然出てくるので常にアップデートしながら食事の最適化をしていくことで良き食生活が維持できる。 あと気になったのは、精白米の摂取と糖尿病の関係性は純粋に糖質の摂取量との相関とも考えられるので、むしろ同じレベルで玄米摂取した場合の研究の有無などは欲しかった。 結局玄米もたくさん食べて糖質を大量に摂れば同じなのでは。 それから、鶏肉ばかり摂取で偏るとビタミンB群の不足の原因にもなり得るので、バランス良く牛、豚にも振り分けながら摂るのが良いのかなとも思う。 将来的な生活習慣病のリスクと、今この瞬間のコンディションのトレードオフになっているのでは。 ということで、良いものは意識してとり、悪いものは意識して減らすということをしつつ、自然なもの(あまり加工がないもの)を多品種で食べていくことが良いという結論に至りました。とても参考になりました。

Posted byブクログ

2018/04/23

端的にまとめると、 ①地中海食が最高の食事である。 ②日本食は塩分、炭水化物が多すぎる。 ③魚、鶏肉は良い。他の赤身肉は身体に悪い。 冒頭から上記の結論が語られており、その後の章で内容を深掘りしていくような形式になっている。 豊富なエビデンスを元に書かれているため、無根拠で感覚的...

端的にまとめると、 ①地中海食が最高の食事である。 ②日本食は塩分、炭水化物が多すぎる。 ③魚、鶏肉は良い。他の赤身肉は身体に悪い。 冒頭から上記の結論が語られており、その後の章で内容を深掘りしていくような形式になっている。 豊富なエビデンスを元に書かれているため、無根拠で感覚的な他の健康本とは一線を画している気がする。 実際に試してみて、身体の反応をみてみようと思う。

Posted byブクログ

2018/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

究極の食事、というタイトルだがまずは定義を 「本書の目的は、どにような食事をすれば脳卒中、心筋梗塞、がんなどの病気を減らし健康を維持したまま長生きできる確率を上げることができるかを説明すること」(P38) 本書のすごいところは、巻末25Pにも及ぶ参考文献一覧な気がする。 ほとんどが英文の論文なのだけど、本来はこういうものを一つ一つ紐解いていって、自分なりの理解を深めるのが大切かと。 低炭水化物ダイエットにも手厳しい。 よい炭水化物=茶色いもの=精製していないもの。悪い炭水化物=白い炭水化物=白米や小麦粉、精製しているもの。前者は、取らないことに比べて体重が減る研究結果もある、とのこと。赤い肉(牛肉・豚肉)も太る研究があるという。 ただ、私みたいなデブからすると茶色い炭水化物なら、どれだけ食べてもいいのだろうか?と思ってしまう。(そう考えるからだめなんだろうけど) 低炭水化物ダイエットのよいところは、いわゆる穀物中心のものをカットすることによって、他の肉類に置き換える(どれだけ食べても大丈夫!)→肉類は穀物類に比べて食べれない(量としても栄養としても)→結果的に体重が減る。というロジックが、感覚としてはしっくりきている。 結局はその自分自身の「どれだけ食べてもいいのね!」というメンタルが原因なのだが、そのメンタルとメソッドがうまい具合に噛み合ったのが糖質ダイエットなのだろうなと思う。 --以下メモ-- 健康によい物は ①魚、②野菜と果物(ジュースとじゃがいも除く)、③茶色い炭水化物、④オリーブオイル、⑤ナッツ類 健康に悪いものは ①赤い肉、②白い炭水化物、③バターなどの飽和脂肪酸 注目すべきは「食品」であって「成分」では無いそうな。 果物の血糖だけを抽出したら血糖値はあがるが、果物のまま食べれば血糖値はあがらないものもあるとの。

Posted byブクログ

2018/04/18

‪家族の健康のために食事にはかなり気をつけてきたつもりだったけど、科学的根拠に乏しい方向に努力しても、無意味どころか悪影響になることがある。なんだか目が覚めたような気分。とりあえず白米から玄米への移行を急ごう。‬

Posted byブクログ