1,800円以上の注文で送料無料

チューリップ の商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チューリップは「たる型」と「半びらき」がほとんどといわれると、違和感があります。園芸家なら「卵型」とか「受け咲き」とか言いそうなところです。美称ではなくそのものズバリの表現を選ぶところに、植物写真家の味があります。 花の写真はもちろん綺麗なのですが、花への興味を「植物写真家」という職業の夢とロマンが凌駕しそう。 この素晴らしい花の風景に出会うために、どれだけの、どんな道のりを歩いたのだろうと思わずにいられません。

Posted byブクログ

2020/04/07

工房の庭は、20本ほどのチューリップが、咲き誇っている。 この後、チューリップの花が枯れた後、球根とかどうすれば良いのか? にわか園芸家にとっては、分からないことだらけだ。 工房の花だって、お正月に身内の子供が植えてくれたものだ。 本書は、園芸の本かと思ったけど、そうであり、...

工房の庭は、20本ほどのチューリップが、咲き誇っている。 この後、チューリップの花が枯れた後、球根とかどうすれば良いのか? にわか園芸家にとっては、分からないことだらけだ。 工房の花だって、お正月に身内の子供が植えてくれたものだ。 本書は、園芸の本かと思ったけど、そうであり、そうでない。 著者、冨山稔は植物写真家だ。 元々は野生の花を見るツアーを、企画していたとのこと。 チューリップと言えば、富山県かオランダを連想する。 しかし、チューリップの原種は、カザフスタンに至る様だ。 本書は、原生するチューリップの写真集でもあり、山歩きや写真撮影も守備範囲の当方の好奇心を刺激してくれる。 貴重な分野を紹介してくれる本書は、星5つに相当する。 が、惜しむらくは、写真の赤の発色が良くない。 色当たりしている。黄色は良い発色をしている。 印刷技術の問題だと思う。 コストと画質のトレードオフの関係なのでやむを得ないか。

Posted byブクログ