会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。 の商品レビュー
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【どんな本】 労働力を搾取して、利益を追求しまくるモンスター(会社)の支配から抜け出すために、我々サラリーマン読者に対し、今すぐ変わること、動くことを訴えている本 【内容】 モンスター(会社)から抜け出そう 【抜け出す3つの方法】 1.新しいことに挑戦し続ける 2.得意なスキルを更に伸ばす 3.希少人材になる 【主張】 変わろう、動こう!
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多くの人がギクッとすると思う。私はした。そして自分の人生について考えはじめちゃいました。新卒1、2年目で読んだ方がいいと思う。
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ビジネス効率化のソフトウェアやクラウド事業を手掛けるサイボウズの代表取締役社長、青野さんの著書。 日系大企業に務めている中で感じる働き方…というより自己実現へのアプローチ方法に違和感を感じ、転職も少し視野にいれて企業探しをしている中で見つけた気になる会社、サイボウズ。 その代表...
ビジネス効率化のソフトウェアやクラウド事業を手掛けるサイボウズの代表取締役社長、青野さんの著書。 日系大企業に務めている中で感じる働き方…というより自己実現へのアプローチ方法に違和感を感じ、転職も少し視野にいれて企業探しをしている中で見つけた気になる会社、サイボウズ。 その代表の考え方が分かると思い購入。 結論から言うと「お金2.0」と内容が被っていて少し驚いた。 要するにテクノロジーの革新を背景に、これからの社会では「やりたいことに突き進んでいく人」の価値が上がっていくことになるだろう、ということ。 また、現在の日系大企業が弱っていることについて、 創業の時は理念がまだはっきりしていて仕事に直結している⇒楽しく仕事しやすい しかし、当初のニーズをあらかた埋めてしまったりすると「何となく会社だけ」が残る=現在の大半の日系大企業 極論を言えば、プロジェクト単位で創業して、ニーズを達成したら解散するような形が理想だよね、という話が印象的だった。 感想としては純粋にサイボウズ気になる。 事業内容もそうだが、何より社員を見てみたい。どんな理想を抱えているのか、どんな生き方をしているのか。 アプローチしてみようと思いました! でもサイボウズめちゃめちゃ人気らしい…(笑)
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まとめ 会社の売上は代表取締役が全て握ってる。 仕事を楽しむには自分の求めてる事と企業理念が一致することが必要。自分の求めてる事にお金を使ってくれるから。 企業が潰れて新しい企業が生まれる。 企業の新陳代謝が高いことは、あまり必要のない会社が潰れてより価値のある会社が増えるので良いこと。 生物学的にも短命で命を繋いでいく繁栄方法の方が適応力が高く、理に適ってる。 市場価値を高めよ カメラ×ゲーム×映画×店長×IT×コミュニケーション好き×シール集め× 唯一無二の存在になれ 今の時代はインターネットも普及して理解も広がり自由に生きられる。働ける時代になった。 これから楽しむ人生を歩むかどうかは君次第だ。
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p45 ジョブ型雇用:合意のない転勤は起きない 米国では定年制度は年齢差別に当たるため憲法違反 p92 カイシャの代表の思いと自分の思いが重なっていると仕事が楽しくなる(モチベーションが安定して高い) p46 どんな人が代表なのか、よく見ておく p118 自分の意見を変化させ、最初は思いもよらなかった落としどころがみつかるような瞬間こそ、交渉の面白さ p116 相手はどんなコンセプトを望んでいるのか、自分はどんあコンセプトを望んでいるのか、その両方を満たすための手段を考える。これが交渉の基本 →仕事で感じる違和感をそのままにしていた、と反省。 交渉していかないと。☆ p102 モチベーションの高い状態とは「やりたい」「やるべき」「できる」の3つの条件が重なっている ・そのために交渉する ・どういう形でやれば喜んでもらえるか p126 ミートアップ 自分に近い興味や問題意識を持つ人たちが集まり情報交換する場 p166、p170「すごくない雇用」をしているカイシャでは 一部の人しか楽しく働けない ・どこでも欲しがるような優秀な人を採用するのが「すごくない雇用」 ・「すごい雇用」とは「他の会社では採用されない人」「制限が多い人」「採用するのに勇気がいる人」を採用すること ・「すごくない雇用」をしている会社は「実態雇用力」がない ・長い人生を考えるとリスクが高い職場 p186 外から人が集まる「ハブ・オフィス」づくり →こんなオフィスがある会社で働きたい p94 一人ひとりにとって、「得ることがうれしい」ものをすべて報酬であると定義するならば、他にもたくさんの種類の報酬がある この報酬こそが自分が楽しく働く源泉になる
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サイボウズの会社のあり方についての考え方やその考え方に至るまでのプロセスは学校のあり方を考える上でも参考になる面が多いなと改めて思う。 サイボウズをはじめ、会社における働き方に対する概念が変わりはじめている。 一方で、学校は学校独自の文化的慣習にしばられ社会から取り残されている面...
サイボウズの会社のあり方についての考え方やその考え方に至るまでのプロセスは学校のあり方を考える上でも参考になる面が多いなと改めて思う。 サイボウズをはじめ、会社における働き方に対する概念が変わりはじめている。 一方で、学校は学校独自の文化的慣習にしばられ社会から取り残されている面が大きい。 社会のニーズと学校で行われていることに対するギャップが大きくなっているのをひしひしと感じている。 本書のような本を読むことを通して、社会の変容を常に意識しながら、学校をどう変えていくかを考えたい。
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「人生、こうすればうまくいく」という、画一的な勝ちパターンがなくなったいま、どのようなマインドで仕事に携わればいいのか、ヒントをもらえる一冊です。
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大企業に就職することが幸せではない。 長時間労働をしたところで会社が伸びるとは限らない。 沢山の人が、実感している現実なはずなのに、 その環境を投げ捨てて、別の職場に挑もうとしない。 それが日本という国最大のガンである。 そんな当たり前のことを改めて指摘した青野さんの著書。 今、...
大企業に就職することが幸せではない。 長時間労働をしたところで会社が伸びるとは限らない。 沢山の人が、実感している現実なはずなのに、 その環境を投げ捨てて、別の職場に挑もうとしない。 それが日本という国最大のガンである。 そんな当たり前のことを改めて指摘した青野さんの著書。 今、職場が決して楽しいとは思えないと感じている サラリーマンに向けた本だけど、経営者にこそ読まれるべき本。 代表が変わらない会社は、あっけなくつぶれてしまう。 その現実をサイボウズの成功という角度で逆に明示されているのが、青野社長なのではないか。
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実は実体のない「カイシャ」という妖怪に操られるさまを描きつつ、理念・ビジョンの大切さを説く。だよなー、そこが一番大切、て意識が無いのが経営層の実態だよな… フラスコ理論も興味深い(p176)。「多様なアイデアのアウトプットが、ビジョンによって明確に方向づけられる」「ビジョンという...
実は実体のない「カイシャ」という妖怪に操られるさまを描きつつ、理念・ビジョンの大切さを説く。だよなー、そこが一番大切、て意識が無いのが経営層の実態だよな… フラスコ理論も興味深い(p176)。「多様なアイデアのアウトプットが、ビジョンによって明確に方向づけられる」「ビジョンという制限こそが、チームで実行可能なアイデアを引き出す」。特にこれがいい→「誰もがフラスコを振る人であり、誰もがフラスコの中で振られる人です」 フラスコに多様な人材を入れ、振って混ぜる。化学反応を起こすために欠かせない触媒が「公明正大」と「自立」。 最終章、ディスラプターのくだり。“「やりたいこと」を探求し、「やれる」ことを広げ、そして「やるべき」仕事に重ねていける人たち”が増えるといいと思うし、何よりそうありたい。
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★本書のメッセージ カイシャで働くことは楽しくあるべき。そのために変わろう ★読んだきっかけ 転職を考えていたので ★本の概要 一部上場企業の社長である青野社長がカイシャという構造のゆがみ、どのようにして不幸な社員を生み出しているのか指摘。自ら「代表取締役社長はとても美味しい...
★本書のメッセージ カイシャで働くことは楽しくあるべき。そのために変わろう ★読んだきっかけ 転職を考えていたので ★本の概要 一部上場企業の社長である青野社長がカイシャという構造のゆがみ、どのようにして不幸な社員を生み出しているのか指摘。自ら「代表取締役社長はとても美味しいポジション」と明言しているのは、かっこいいなぁと思った。 読者層としては、日本の古くからの体質を変えることのできない大企業社長、幹部、社員を意識して書かれているようだった。 本書の記述自体は、目新しいものばかりではないが、「一部上場企業の代表取締役社長」がこういった趣旨のことを書いてくれるのはとても貴重なので、★4つ。やはり、ここまで労働者目線、社会目線にたった働き方の本は、社長が書くことは少ないように思われる。 ★本の面白かった点、学びになった点 *「会社のために」というのは思考停止ワード ・会社の実態は存在しない。法律上、定義されているだけであり、そのようなことはあり得ない ↓ *全ての会社員は結果的に代表のために働いている ・代表取締役の権限は非常に強い *やっぱり会社で働くことは楽しくあるべき *すべての会社は理念に沿って、人が集まっていたはず ・そうやって人が集まらなければ、つぶした方が社会のため..? *利益を出しすぎない、という考え方 ・利益がいっぱい上がっているということは、カイシャばかりが儲けている、ということ →お客様に還元したり、従業員に還元することによって、カイシャが得ている利益を幸福に転換できる *あなたのカイシャは「社会の幸福の総量」を増やしているか? ・カイシャの子飼い代理人ー代表取締役によって、すべてが決まる。代表取締役は、社会の幸福の総量を増やすために動いているのか *カイシャで働くことが我慢レースになっているカイシャでは、これからの人生100年時代、生き残っていくのは難しい。だから、「違うな」と感じることがあれば、そのカイシャはやめた方がいい *カイシャの自分のビジョンを重ねられないとき、転職するのは一つの選択肢。ただ、その時に大切なのは、 どの選択肢をとるにしても、自分で選択して、自分で責任を取る覚悟が必要。他人のせいにしているうちは、主体性から生まれる楽しさを享受することはできない *ビジネスのゲームルールは「量」から「質」に転換する *大企業の経営者は反省せよ。雇用を守っている、ということで満足するな。目を向けるべきは社員ひとりひとりがどのような人生を歩んでいるかだ *理想はフラスコ型組織。集める人材の多様性は確保しつつも、アイデアやアウトプットの出口は絞ること。必ずビジョンに沿ったものにすること。これが重要 *一番大事なのはビジョンに沿って判断しているかどうか ・目先の規則や売り上げにとらわれた意思決定をしてはいけないよ *デジタルやIT技術が既存の業務作業に取り替わっていく現在、今の社会では、「やりたいことをみつけ、やれる人(新しい価値のコンセプトを考えられるヒト)」が必要とされる <会社で楽しく働くためには> *代表のビジョンと自分のビジョンが重なるか ・そこだけをよく見ること。自分のビジョンと会社のビジョンがどう重なっているのかをよくウォッチすること ●学んだことをどうアクションに生かすか *転職するにも、退職するにしても、どれだけ人と相談をした上での判断だとしても、その意思決定の責任は、自分でとる覚悟を持つこと *カイシャのビジョンとの、共感ベースで働く職場を考えること。会社のHPを見たり、代表の発言を聞いて「そんなビジョンを実現するための手助けをしたいな」って素直に思えるかどうかが、重要 *カイシャで働くことは、楽しいことのはず。そんなことを本気になって実現しようとしているカイシャを探したい
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