AI時代のリーダーになる子どもを育てる の商品レビュー
ICTを文房具として扱って、子どもがどんなプラスの力を身につけられるのか、計量経済学的に学びたかった。
Posted by
ICT教育の実践本 これからの子どもたちは、知識基盤社会に適応して生き抜くことために、教育現場ではICTを活用した「わかる授業」の実現が求められることがわかった。 AIにのまれないように人間しかできないことも大切にする。
Posted by
現在6年生の児童たちが低学年だった2013年・2014年当時に、1人1台のアンドロイドタブレットを教室に配備して行われた試験的な教育の記録。著者はSFC出身で日本の小学校教育に「情報」という専科を開始した先駆者。 2013年に入学する1年生のためにこの教育を準備するためには、2...
現在6年生の児童たちが低学年だった2013年・2014年当時に、1人1台のアンドロイドタブレットを教室に配備して行われた試験的な教育の記録。著者はSFC出身で日本の小学校教育に「情報」という専科を開始した先駆者。 2013年に入学する1年生のためにこの教育を準備するためには、2012年以前から機器選定やアプリ選定のみならず、タブレットを収納する木製の「棚」を自作されたり、色々な苦労があったことが推察される。 本書後半においては、世界の趨勢となっている初等教育におけるプログラミング教育についても言及している。プログラミング教育が目指すことは、生徒をプログラマーにすることではなく、「プログラミング的な思考」を身に着けさせることであるとしており、紙と鉛筆のみを使った「アンプラグド」なプログラミング教育も成立しうることを紹介している。 本のタイトルや表紙に惹かれて手に取る人の中には、期待を裏切られたと感じる人もいるかもしれない。プログラミング教育については、文部科学省が制定する指針と教える側のスキルが現場によってはズレまくることが予想されるだけに、本書後半部分で著者が言わんとしていることはとても重要であると思った。
Posted by
- 1