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許されざる者 の商品レビュー

3.8

47件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    17

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2024/07/28

きっと面白い作品なんだろうけど、どうしても海外の翻訳ものが性に合わない。 小粋なジョークとかあるんだろうけど、よくわからず。 これが最初から日本語ならもっと没頭して読めたのになーと残念。

Posted byブクログ

2023/05/15
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海外ものをよく読むけれど、 上手いなと感心する翻訳と、 ところどこと、ムムム・・・???と感じてしまう翻訳がある。 本作は後者かな。 もっと軽妙に読み進められるはずにのシチュエーションだと思うので、ちょっと残念。

Posted byブクログ

2023/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スウェーデンが舞台の長編ミステリー 史実を絡めて物語が進むので現実味が強い作品でした。 主人公は元凄腕の長官ヨハンソン。 退職後に脳梗塞になり入院先の主治医から25年前のある未解決事件の話を受ける。 時効を迎えている今、法的に罰することが出来るのか?また犯人は誰なのか? 中盤で犯人像が明確になり、 そこからどう追い詰めるかが面白かった。 個人的にマティルダとマックスのキャラクターが良かった!2人が居てくれて良かった。 ヨハンソンはもう少し体に気を遣って欲しいな。

Posted byブクログ

2023/03/31

スウェーデンミステリーの大御所、GW・ペーションの作品を読んでみた。主人公が脳梗塞で倒れ、運ばれた病院の主治医からの依頼で、時効になった事件を再捜査する。協力者は個性的な面々で面白い。後半、事件の成り行きを知りたくて一気に読んだ。 裏切らない展開である。

Posted byブクログ

2022/11/25

読み終わってから、感想を書くために少し検索して大事なことを知った。本作、1978年から続く大人気シリーズの最終話(2010年発表)なのだということを。 『ヤーネブリング&ヨハンソン』シリーズは、最初はペーペーだった主人公が警察組織のトップに登り詰める、いわばスウェーデン警察版「...

読み終わってから、感想を書くために少し検索して大事なことを知った。本作、1978年から続く大人気シリーズの最終話(2010年発表)なのだということを。 『ヤーネブリング&ヨハンソン』シリーズは、最初はペーペーだった主人公が警察組織のトップに登り詰める、いわばスウェーデン警察版「島耕作」の様なものらしく、本作『許されざる者』はその主人公の定年退職後の話。なのだが、実は本作が同シリーズの本邦初登場だった、という状況。 それは先に知っときたかったなあ。それにいきなり最終話だけ読んでもなあ。長年愛されてきたキャラクターに対するファンの惜別の思いに応える、そういう意図を持って書かれたと理解していれば、冗漫さにイラつくことはなかったよ。 以下は上記の事項を知る前に書いた感想(ネタバレ無し)で、知った上では若干アンフェアかなと思われる記述もあるが、ある意味アンフェアなのはお互い様だ。そのまま載せる。 =====≠==≠=========================== 安楽椅子探偵的な設定のためか会話の場面が多く、それも事件と関係ない内容も多い。近年のミステリの傾向と比して、主人公のキャラ付けに筆を費やし過ぎではないかと。それも、どこかで見たような頑固で横柄なクソ親爺型。そういうのは英語圏の作家が散々コスってるし、そちらのほうが本作よりもずっと巧みにユーモアとペーソスを醸し出している。ユーモアに関しては(ユーモアを意図したものかどうかも定かではないが)ほぼ全スベりで無益に緊張感を損ねただけ。演出、味付けの面でセンスが良いとは言い難い。 本作同様に警察官の公私を描いた作品としてはアーナルデュル・インドリダソンのエーレンデュル捜査官シリーズがあるが、趣向は同じでも中身は本作とは一味ちがう。公私ともに親子の問題に関する事件を抱え、それらが共鳴しあって一つのストーリーとなっているのだ。 本作では時効を迎えた少女暴行殺害事件に、主人公の元警察幹部(富裕層)のリハビリ生活が絡むが、最後まで読んでも一つのストーリーとして統合・収束された感じはない。 事件捜査のプロットは素晴らしく、引き込まれるところもあった。が、決着の付け方は唐突すぎて、あんまり味がしなかった。五冠に輝く警察小説ということで期待は大きかったが、あまり高くは評価できない。

Posted byブクログ

2022/06/21

時効が成立している犯罪の犯人を探すよう依頼された国家犯罪捜査局の元長官。25年前の犯人を見つけられるのか。突き止めたところでその落とし前をどうつけるのか、がポイント。長官を補佐する仲間が皆いい感じ。

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2022/02/27

読みやすかった!重たいテーマだし、北欧ミステリーだし時間がかかるかと思ったけど、あっという間に読了。 ひとつひとつの章が短くて、スピーディな展開で読みやすい。登場人物も愛すべきキャラクターばかりで覚えやすく、何度も登場人物ページで確かめたりする必要がなかった!犯人以外みんな良い人...

読みやすかった!重たいテーマだし、北欧ミステリーだし時間がかかるかと思ったけど、あっという間に読了。 ひとつひとつの章が短くて、スピーディな展開で読みやすい。登場人物も愛すべきキャラクターばかりで覚えやすく、何度も登場人物ページで確かめたりする必要がなかった!犯人以外みんな良い人なんだもん。

Posted byブクログ

2021/11/07
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※このレビューにはネタバレを含みます

ネットで見かけて。 何だか変な感じがした。 その「変」は読み終わった後、解説を見てわかった。 人気のシリーズの最終作だった。 なるほど。 それで、 登場人物が妙に完成されたキャラクターだったり、 途中で出て来た人との関係が重かったりのは、そのせいか。 北欧ものにしては暗くないし、 悲惨でもないこの作品において、 それは決してマイナスにはなっていなかったけれど、 この前の作品を翻訳してほしい。 話はそれだから。 「角の向こう側の見通せる」男、国家犯罪捜査局の元長官が、 脳梗塞で倒れる。 麻痺と闘いながら、担当医の頼みを聞いて過去の事件を調べ始める。 妻の諫めも聞かず脂っこいものを食べたり、 酒を飲んだりしながら。 病と闘いながら死に向かう話なのに、 ユーモアにあふれていて面白かった。 たぶん、最終作にふさわしいオール・キャストなのだろうが、 それが楽しめないのが残念だ。 北欧ものはそこそこ読んでいるが、 ヘラジカ猟がそれほど重要なことだとは知らなかったし、 七十年代の終わりごろにモンチッチが流行っていたのも知らなかった。 衝撃的だったのは、 若い妻が遺言どおり半年もたたないうちに、 新しい恋人を作ったことかな。

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2021/07/01

面白かった。意外な出だし、車いす探偵として主役の鋭さチームの妙味。好きなタイプでした。どう結末つけるんやろうって思いながら読み進む。

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2021/05/05

始まりは慣れるまで読みにくく、その後にどんどん面白くなり、最後はまたあっけなく終わって拍子抜け。解説でこの原作はシリーズだとわかり、その最終巻にあたるのだと知った。現時点ではシリーズ自体は翻訳されていないようだ。賞を獲った作品なので、これだけ独立して読んでも面白いはずなのだろうが...

始まりは慣れるまで読みにくく、その後にどんどん面白くなり、最後はまたあっけなく終わって拍子抜け。解説でこの原作はシリーズだとわかり、その最終巻にあたるのだと知った。現時点ではシリーズ自体は翻訳されていないようだ。賞を獲った作品なので、これだけ独立して読んでも面白いはずなのだろうが、自分には今ひとつ入り込めず、熱量がクライマックスまで保てなかった。

Posted byブクログ