国家破産はこわくない の商品レビュー
<目次> 文庫版まえがき まえがき・高金利・円安・高インフレ 第1部序 祭1章日本人を待っていた浅い眠り 第2章最悪のなかの最善を探せ 第2部破 祭3章普通預金は最強の金融商品 第4章たった3つで、国家破産はこわくない 第3部急 第5章財政破綻時の試算運用戦略 祭6章経済的リスク...
<目次> 文庫版まえがき まえがき・高金利・円安・高インフレ 第1部序 祭1章日本人を待っていた浅い眠り 第2章最悪のなかの最善を探せ 第2部破 祭3章普通預金は最強の金融商品 第4章たった3つで、国家破産はこわくない 第3部急 第5章財政破綻時の試算運用戦略 祭6章経済的リスクえお奇跡に変える あとがき海外投資はしなくてもいい 2018/1/18第1刷 2013/3刊行、「日本の国家破産に備える資産防衛 マニュアル」の、加筆修正文庫版。 空港のTSUTAYAで購入し、読まずに放置していたもの。 2025/6/10~毎朝1項目を読み。2025/8/25に読了 したもの。
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インフレ、国債暴落、お金の価値が下がった時、どうやって暮らすか。 英語等の語学が必要。 資産防衛。 国債ベアファンド 外貨預金 物価連動国債ファンド もっと経済の仕組みの勉強を進めたい
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最近の橘玲ブーム(ニコだけの)の端緒になった本です。 日々の暮らしは恙ないけども、将来にはそこはかとなく不安がある。 この漠然とした不安が、本書を読むと多少なりとも解消されたわけで。 とにかく、まえがきからしてわかりやすいのですよ。 日本経済の未来には、以下の3つの可能性しかない(2012年末時点で) 1、楽観シナリオ…アベノミクス成功、高度経済成長再び 2、悲観シナリオ…金融緩和効果なし、デフレ不況継続 3、破滅シナリオ…国債暴落、金利急騰、高インフレで財政破綻 例え、最悪の3のシナリオになったとしても、危機は徐々に進行するのだから、回避する時間は十分にある、とのことなのですよ。 そして、およそ10年経過した今、どうよ?ってことです。 少なくとも3のシナリオではないでしょう。2から1への過渡期、だったらいいなぁ。 「金融業は市場を通してデータをやりとりする情報産業」であらゆる経済的リスクは金融市場でヘッジする(保険をかける)ことが可能。だから国家破産など怖くないってことです。んで、日本が財政破綻したとき、具体的にどんなことが起きるのか。 1、金利の上昇 2、円安 3、インフレ これだけ。 これらのリスクをヘッジしておけば無問題って、いったいどうすれば?? この本を読めばわかります。特に色分けされたコラムの部分を読めば基本的なファイナンス理論も学べます。消化できたか、身についたのかってのは、また別の話で。 お金に関することはなかなか難しいけど、ニュースにふりまわされちゃイカンなって強く思いました。オススメです。
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たとえ将来、日本の金融や経済が「破綻状態」になるとしても、ある日突然起きるわけではなく、いくつものステップを経て少しずつ破綻に近づくことを、過去にデフォルトを起こしている国々の実例をおさらいしながら分かりやすく説明してくれる本。それだけでも少し安心できるし、自分の財産を守るために...
たとえ将来、日本の金融や経済が「破綻状態」になるとしても、ある日突然起きるわけではなく、いくつものステップを経て少しずつ破綻に近づくことを、過去にデフォルトを起こしている国々の実例をおさらいしながら分かりやすく説明してくれる本。それだけでも少し安心できるし、自分の財産を守るために、どのタイミングで何をすればいいのか明確に書かれており、具体的なアクションに結び付くのが良い。
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意外な普通預金最強説。まぁ、言われれば確かに。となるとほとんどが普通預金と言われる日本は深いダメージにはならない?!
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今までに資産運用・保全関連の書籍を読みましたが、この本の著者である橘氏にはお世話になりました。この文庫本も、オフィス近くの本屋さんで偶々目に留まったものです。前書き(2017年12月に執筆)の情報によれば、2013年に単行本にて出版されたものの文庫化されたものです。 第一章の「...
今までに資産運用・保全関連の書籍を読みましたが、この本の著者である橘氏にはお世話になりました。この文庫本も、オフィス近くの本屋さんで偶々目に留まったものです。前書き(2017年12月に執筆)の情報によれば、2013年に単行本にて出版されたものの文庫化されたものです。 第一章の「近未来小説=日本人を待っていた浅い眠り」は面白かったですね、まだ面白い、と言えるのは、ここで書かれていることは起きない(起きないで欲しい)と思っているからなのでしょうね。 そのシミュレーションの通りの未来が訪れたしても、それに対して、自分なりに納得した形で、対応(リスクに対するヘッジ)をしておきたいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・あらゆる経済的リスクは、金融市場でヘッジする(保険をかける)ことが可能である、資産に対して最適なヘッジをかけさえすれば、国家破産は何もこわくない(p10) ・日本経済の未来のうち、1)楽観シナリオ、2)悲観シナリオ、3)破滅シナリオの第一ステージまでは、普通預金こそが最適の資産運用である、第二ステージにおいても、銀行・ネット証券で売っている金融商品だけで対応可能である(p11)」 ・(未来小説)中国の不動産バブル崩壊で日本の株価は大きく下落、急激な円高となった、4割上昇して1ドル=70円を切った(p31) ・(未来小説)新政権の課題である財政健全化により、消費税率30%、年金受給年齢は70歳、医療介護サービス保険料は大幅上昇、自己負担は5割、歯科治療が健康保険から除外された(p38) ・(未来小説)以前勤務していた電機メーカは、インドの会社に買収、同一労働同一賃金のもとで、日本人社員もインド人社員と同じ給料で勤務している、若い個人投資家は、1ドル60円から300円に暴落したなかで巨額の外貨資産で大きな利益を得た(p39) ・日本国の財政が破たんすると、経済的には以下の3つが起きて、それ以外は起きない。1)金利上昇、2)円安、3)インフレ(p57) ・平均的な65歳日本人の資産ポートフォリオは、6500万円で、金融資産は1500万円、年金3000万円、不動産2000万円、一方で40歳の場合は、不動産2000万円に対して、人的資本が1億3000万円である(p169、182) 2018年8月12日作成
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最初の近未来小説はあり得るなあと この本は後半になるにつれテクニカルな部分が出てくるので理解が難しくなりますσ^_^; まあ普通預金が最強の投資というのは読まないとわからないと思いますd(^_^o)
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非常に平易で分かりやすい。国の未来をおよそ3パターンに分け、それぞれに私たちがどう対処して、どう考えればいいかが書かれている。 個人的には万一日本が破産するようなことがあれば、もはやどうしたって殆どの日本人の資産は守れないので、そのパターンはあまり考える必要があるとは思えない。...
非常に平易で分かりやすい。国の未来をおよそ3パターンに分け、それぞれに私たちがどう対処して、どう考えればいいかが書かれている。 個人的には万一日本が破産するようなことがあれば、もはやどうしたって殆どの日本人の資産は守れないので、そのパターンはあまり考える必要があるとは思えない。 資産を守る事を考えるより、国家破産する事により、人生に対する考え方を変えることができればかえってお気楽ないい世の中が待っているかもしれないとも思う。 楽観的シナリオ、悲観的シナリオに対する筆者の姿勢には概ね賛成である。
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