内定者はこう話した！面接・自己PR・志望動機 完全版('20) の商品レビュー

坂本直文(著者)

2021/04/26

面接練習に力を入れたい。
自己PRすることがない。
志望動機が思い浮かばない。
就職活動をがんばっている方、行き詰っている方に読んでいただきたい一冊です。

おすすめポイントランキング

第3位「第1章　面接を理解する」
第1章では、なぜ面接が行われるのかという基本から、面接手法(圧迫面接が一番有名ですが、他にも、ほめ面接、終わったふり面接等)、面接で落ちる主な原因のパターン解説がなんと10パターンあります。
皆さん、面接で一番大切なことは何だと思いますか？
それは「気持ちを込めること」です。当たり前じゃん、そんな抽象的に言われても…と思われるとと思いますが、安心してください。
この本には、どんな態度や、表現方法を使えば、相手から高評価を得られるコツが書いてあります。
①さわやかな笑顔②熱意溢れるアイコンタクト③いきいきしたボディランゲージ(身振り手振り)が大切な要素となってきます。
これを聞いて、うっわ、めっちゃ苦手なやつ～…となってしまった方、安心してください。
この本には、言語、言葉での伝え方のコツも書いてあります。

第2位「第2章　よく出る質問項目と答え方」
皆さんが良く練習されている質問項目について、「質問の意図」を考えたことはありますか？
・長所と短所
・今までがんばったこと
・この職種を志望する理由
・この仕事で大切なことはなんですか　等々…
みなさんは、なぜこんなことを訊かれるのか、考えたことがあるでしょうか？
この質問から、企業側が知りたいことを逆算して解答ができれば、面接はもう怖いものなしです。
単純に質問に答えるだけではなく、企業が本当に聞き出したいことを考えてみましょう。そのヒントがここにあります。

また、自己ＰＲについてです。あなたはこんな風に考えていませんか。
・私には人に自慢できるようなスキルや経験がない。
・ありきたりなエピソードしかない。
・仕事に活かせるような趣味をしていない。
そんな悩みも、この本で解決できます。ありきたりなエピソードを、どうプラスに伝えるか。
また、今からでも始められる、仕事に活かせる取り組みについて紹介されています。

第1位「第3章　企業別面接再現」
名立たる超有名企業の、実際の面接が再現されています。
一流企業の面接ってこんな感じなのかぁ…と、目を通しておくだけでも勉強になります。
また、彼らの会話テクニックも、全部でなくても、一部分であれば、真似できるところがあるかもしれません。

ここまでの話を聞いて、「自分はそんな大企業を目指しているわけではないし～」とか「若い人だったらわかるけど～自分には関係なさそう～」とか、
「別にここまでしなくてもいいかな～」とか、何かしら理由をつけて、こういうことに取り組まない人が大半です。

周りの大半から一歩抜きんでた存在になり、採用を勝ち取りたい方は、ぜひ読んでみてください。