走れ、オヤジ殿 の商品レビュー
韓国文学のオクリモノ。九編の短編集。「コンビニへ行く」がよかったな。親の世代はIMF世代というらしい。アジア通貨危機で韓国はIMFに支援を求め、その指導のもとで回復したが、多くの倒産、リストラが発生したという。そんな背景がそれぞれの短編からうかがえる。
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なかなか世の中に馴染めない人に焦点があたる短編集。 表題作は合わなかったけども、それ以外のお話がリズム良い文体と合わせ素晴らしい。 特に「コンビニへいく」「海辺でやたらと花火をあげるのは嫌だ」、そしてなにより「髪の魚」。
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