教場(2) の商品レビュー
教場シリーズ2巻読了! 相変わらずめちゃくちゃ面白い!! ミステリー小説を読むような気持ちで最後までハラハラさせられました。 警察学校の過酷な日々を知り、警察官ってすごいなぁと思わされます。
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シリーズ第一作と同じく、警察学校の教官である風間と生徒たちのストーリー。 一作目の最後に出てきた、「警察には文句がある」と言っていた美浦も出てくる。 前作よりも風間の印象が薄く、少し物足りなさも感じた。わたしは一作目が好きかな。 とは言っても風間の洞察力や観察力は劣っておらず、...
シリーズ第一作と同じく、警察学校の教官である風間と生徒たちのストーリー。 一作目の最後に出てきた、「警察には文句がある」と言っていた美浦も出てくる。 前作よりも風間の印象が薄く、少し物足りなさも感じた。わたしは一作目が好きかな。 とは言っても風間の洞察力や観察力は劣っておらず、生徒のことはお見通し。 その裏でお兄さん的存在な桐沢に救われた生徒もたくさんいただろう。 今作では、風間の口から「死ぬなよ」「最後まで生きる望みは捨てるな」という言葉が生徒にかけられる。警察がいかに死と隣り合わせの職業か、嫌というほど分かっている風間から、というのが重い。 "人に敬われる人間になることだよ。 そのためには人間性や人格を磨くことは、常に怠らないでほしい。" 厳しい毎日の中で過ごす生徒たちのことを思うと、ここの風間の優しさが嬉しかった。 やはり卒業式の風間が一番人間味があっていい。 「奉職」いい。今作は風間の笑う場面が多かったように思う。 生徒たちが出来ないから厳しくしているのではない。憎いわけでもない。 これからの警察人生をしっかり地に足ついて歩んでいけるように、潰されないように、あえてここで厳しくしておく。生徒たちが大切だから。生きていてほしいから。 ヘマをしたらどこの教場出身か問われたりするということは、その逆もきっとあるだろう。風間はきっとそんな未来を期待しているんだろうとも思う。自分が育てた生徒たちが褒められたら誰だって嬉しいじゃないか。
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白髪、隻眼の警察学校教官・風間公親。 優れた観察眼で、生徒たちの行動から、真実を見抜く… 半年間の訓練。 厳しい訓練。 ミスは許されない。 ミスを犯せば、退校処分がくだる。 厳しすぎる環境… 風間は厳しくもあり、生徒を正しい方向へと導いていく。風間なりの優しさだ。 警察に...
白髪、隻眼の警察学校教官・風間公親。 優れた観察眼で、生徒たちの行動から、真実を見抜く… 半年間の訓練。 厳しい訓練。 ミスは許されない。 ミスを犯せば、退校処分がくだる。 厳しすぎる環境… 風間は厳しくもあり、生徒を正しい方向へと導いていく。風間なりの優しさだ。 警察に文句があるという、美浦が人を殴れなかったのは、ただ美浦が弱かったということなのか… いまいち⁇ 結局、警察に対する文句はなんだったのか⁇ 何か消化不良…
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教場がシリーズ物だと知って買った一冊。 警察学校の話 前作と同じで連作短編とかいう作りで話が進んでいった。 相変わらず教官の鋭さはすごい。 生徒のちょっとした行動や言動などから生徒の事を見抜く。 ただ厳しいだけじゃなく、生徒の欠点をいい方向にもっていくようにする為に厳し...
教場がシリーズ物だと知って買った一冊。 警察学校の話 前作と同じで連作短編とかいう作りで話が進んでいった。 相変わらず教官の鋭さはすごい。 生徒のちょっとした行動や言動などから生徒の事を見抜く。 ただ厳しいだけじゃなく、生徒の欠点をいい方向にもっていくようにする為に厳しくしている感じがした。 前作も思ったが、なんかどの話も終わり方があまり好きではない。 その後どうなったのかまで書いて欲しい。 次の話の中にその後の事を書かれても、なんかあまりスッキリしない。 まだ続きがあるシリーズ物なので、次が楽しみになる小説でした。
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今回は初任科第100期短期課程の学生たちが主役。 (98期生たちはあれから全員卒業できたのか?) 風間の観察眼は相変わらず並外れているが、巻き起こる事件の質が和らいでしまってると思う。
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特に最後の話が良かった。一度社会に出た再就職組?も出てくるが、それぞれ背景が違っていて面白い。特に大きな事件はなかったかな、前作の方が風間の鋭さが出ていた気もする。
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警察学校を舞台にした連作短編集、『教場』の続編。 今回も、警察学校で起こるさまざまな問題が淡々とした筆致で描かれています。 風間教官の強烈さが際立っていた前作とは少し異なり、今作は学生たちの描写に、より焦点が当たっていたように思います。 警察学校は優秀な者を育てるところではなく...
警察学校を舞台にした連作短編集、『教場』の続編。 今回も、警察学校で起こるさまざまな問題が淡々とした筆致で描かれています。 風間教官の強烈さが際立っていた前作とは少し異なり、今作は学生たちの描写に、より焦点が当たっていたように思います。 警察学校は優秀な者を育てるところではなく、警察官になるにはふさわしくない者を篩い落とすところだという話が胸に重く残りました。
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物語のインパクトとしては前作ほどでは無いかなと ただ前作ではなかった感動ものもあり違うベクトルで楽しむことも出来たので一概に前作との比較は難しいかもしれない
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シリーズ1作目を読んだ時はただただ警察官の方々に頭の下がる思いを実感していたが、この、2作目ではもはやファンタジーにすら、感じて来た。 ひたすら自分に厳しく。まさに爪の垢を煎じて飲まなければいけない。
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面白かった 教場第二弾 6作からなる短編連作ミステリー 第一弾はちょっといまいちでしたが、こっちはよかった。特に奉職はぐっと来ました。 ■創傷 医師から警察官に転職した桐沢を退校させようとした真相 ■心眼 備品の盗難の裏側に隠されていた理由 ■罰則 においは記憶に残る、記憶を呼...
面白かった 教場第二弾 6作からなる短編連作ミステリー 第一弾はちょっといまいちでしたが、こっちはよかった。特に奉職はぐっと来ました。 ■創傷 医師から警察官に転職した桐沢を退校させようとした真相 ■心眼 備品の盗難の裏側に隠されていた理由 ■罰則 においは記憶に残る、記憶を呼び起こす ■敬慕 容姿端麗の羽津希。引き立て役に選んだ友人は実は.. ■机上 殺人捜査の模擬実習で本当に生徒に伝えたかった事 ■奉職 美浦の過去、そして、風間が教員を続ける理由 これで卒業してしまったので、続編はないのかな..
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