明日も、アスペルガーで生きていく。 の商品レビュー
生きづらさを抱えた8人それぞれの物語が書かれていますが、自分と重なる部分が多く、どれも共感できました。 主観と客観を上手く交えて書いてあると思ったので、発達障害を抱える方の世界を理解したい人にもいいと思います。 巻末の精神科医の解説も面白かったです。
Posted by
なんかちょっと違和感があるな、と感じるほどのこだわりや、近寄るとちょっと面倒くさそうなひと。 そういう隣人を、「アスペ」という軽い言葉で切り捨てる人も増えました。 好きになったり、家族になったり。 特別な人のどこかがちょっと変わっていても、理解し愛せる可能性はあります。 障...
なんかちょっと違和感があるな、と感じるほどのこだわりや、近寄るとちょっと面倒くさそうなひと。 そういう隣人を、「アスペ」という軽い言葉で切り捨てる人も増えました。 好きになったり、家族になったり。 特別な人のどこかがちょっと変わっていても、理解し愛せる可能性はあります。 障害ではなく個性。 でも、ひとりひとりが自分の特別な存在、とまで言えない、学校や職場、近所づきあいの中。 そこで「個性」といいきるのは無理があるように感じます。 いろいろな人がいる。 みんないい。 いつでもそう言い切るのは、現実には無理です。 手にとりやすくエピソードごとに、アスペルガーのひとたちから見た世界を体感できる読みやすい本です。 自分と違う考え方、感じ方、自分と何かが違う隣人の世界を、その人の中から見ようとする方向けです。
Posted by
- 1