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きまぐれな夜食カフェ の商品レビュー

4.4

347件のお客様レビュー

  1. 5つ

    168

  2. 4つ

    134

  3. 3つ

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2024/03/27

巻を追うごとに更に好きになってることに気づく 過去作からの登場人物のシーンが多くあり読者からしたら嬉しくあった 個人的に過去のトラウマや過ちを鮮明に思い出してしまう話もあったが そこは女王の魔法で形を変えた気がした(乗り切った) 女同士のごちゃごちゃした関係はどの職場でもあるが男...

巻を追うごとに更に好きになってることに気づく 過去作からの登場人物のシーンが多くあり読者からしたら嬉しくあった 個人的に過去のトラウマや過ちを鮮明に思い出してしまう話もあったが そこは女王の魔法で形を変えた気がした(乗り切った) 女同士のごちゃごちゃした関係はどの職場でもあるが男には余りない、だからその場で一言でも気を遣える人になれたらと思った 特にクリスマスのタルトタタンが印象的、自然と早く読み終えなければと込み上げてきてた あと保存食のレシピ覚えたい 好きなフレーズ引用 青梅みたいに毒のあるものでも漬け込むことでちゃんと食べれるようになるのよ。人の毒も同じことよ この世に本当に魔法があるとしたらそれはきっと自分自身にしか起こせないものよ きっとシャールにとって歳をとっていくことは忌むべきことではなく慈しむことなのだろう 過去の記憶は決して一本の糸ではない。嬉しさと悲しみ楽しさと苦しみが、こよりのようによじれ混じることもなければ途切れることもない 周囲は隔世の感を覚えるものばかりなのに人の意識は自分が若い頃とたいして変わっていないのかもしれない 編み上がった個体にほんの一滴 陰険 を垂らすと猫になるのではないかと思う

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2024/03/23

全部好き。風と火のスープカレーが特に好み。タルトタタンが大好きで、でも自分ではおいしく作れなくて、カラメル具合が悪いのか見た目もおいしそうではなくて…おいしいタルトタタンが食べたくなる。また挑戦してみよ!あと、ソーダ買ってこよう!

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2024/03/17

前作もだけど、今までの登場人物が出てくるのが楽しい。短編集みたいになってるから読書って重く考えられずに読めるのがちょうどいい。

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2024/03/09

やっぱり大好き「マカン・マラン」 無いなら、作ってしまいたい。 「今を上機嫌に過ごす」そんな人生後半戦を送りたい。

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2024/03/03

自分のことのようだった。妬み.嫉妬。読んでいて辛くなるところもあったが最後はいつも希望で終わるところが良かった。

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2024/02/12

【きっかけ】 読書会で1巻目を紹介しようと思ったから。 【あらすじ】 ネットに情報のない、縁のある人だけが辿り着くという、路地裏カフェ「マカン・マラン」。営むのは「品格のあるドラァグクイーン」のシャール。悩みを抱えてやってくる人たちへ届けるのは、滋養のある料理と心に響く言葉。読...

【きっかけ】 読書会で1巻目を紹介しようと思ったから。 【あらすじ】 ネットに情報のない、縁のある人だけが辿り着くという、路地裏カフェ「マカン・マラン」。営むのは「品格のあるドラァグクイーン」のシャール。悩みを抱えてやってくる人たちへ届けるのは、滋養のある料理と心に響く言葉。読んでいると心も身体もあたたまる、おいしくて優しいストーリー第3巻。 【心に残ったところ】 ◉『なんで自分だけがって思うことは、いくらでもあるわよ。いろいろなことが羨ましくて、妬ましくて、眠れないときだってあるわ』 『そういときこそ、保存食の出番よ。果たせないこの恨み。どうにもできないこのそねみ。ぬぐい切れないこの妬み……。それら全部を、砂糖やお味噌やお塩で、しっかり漬け込んでしまうの』 【感想】 マカン・マランシリーズの好きなところは、つまずいて悩んでいるところに、前作に出てきた人が現れて彼らの手を引いて救う連鎖が起こるところ。 今回は、ライターで上手くいかずマカン・マランに辿り着いたさくらちゃんが、料理人として成功せずにくすぶっていた省吾の手を引いた。 さくらちゃんが出てくれた時、思わず「わあっ」て声が出てしまった。前作の登場人物が立ち直って頑張っているところを見ると嬉しくなる! 表紙の可愛らしい苺シロップは、実は綾から出た毒…というギャップがあって好き。考え方が素敵。私も妬みそねみを煮込んで美味しいものに昇華したいと思った。

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2024/02/12

マカン・マランの常連客同士の繋がりも描かれる今作。シャールさんに背中を押してもらった人達がその先で頑張っている姿も描かれる。今作ではシャールさんが店外でも活躍。 これまで多くは明かされていなかった比佐子さんが主役となるタルト・タタン回が沁みる。これまでのお客さんはシャールさんと料...

マカン・マランの常連客同士の繋がりも描かれる今作。シャールさんに背中を押してもらった人達がその先で頑張っている姿も描かれる。今作ではシャールさんが店外でも活躍。 これまで多くは明かされていなかった比佐子さんが主役となるタルト・タタン回が沁みる。これまでのお客さんはシャールさんと料理に魅かれて常連さんになっているけれど、唯一料理を提供されていない匿名クレーマー(だった)綾は、常連さんにはなれなかったのだろうか。 マカン・マラン3作目

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2024/02/11

マカンマランシリーズ 3作目 大好きなマカンマランシリーズ⟡.·*. 今回も良かった〜!! シャールさんがほんと素敵な言葉を発する人。 私も果物煮詰めようかな〜(*´˘`*)

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2024/02/08

やっぱり大好きシャールさん…!シャールさんの過去を知る人物や、ひさこさんの過去もしれてとても良かった……もっと読みたいけど次で最後か……泣

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2024/02/06

シリーズ3作目、これが一番好きかも 妬みの苺シロップ 匿名であらゆる商品やお店を(クチコミ・レビューの体で)貶め、周りからのイイネ!の快感にどっぷりはまる女性 自分はかわいそうな人なんだから、これぐらいやったって平気、不幸な私は許されると思っている そんな彼女にシャールは、お客...

シリーズ3作目、これが一番好きかも 妬みの苺シロップ 匿名であらゆる商品やお店を(クチコミ・レビューの体で)貶め、周りからのイイネ!の快感にどっぷりはまる女性 自分はかわいそうな人なんだから、これぐらいやったって平気、不幸な私は許されると思っている そんな彼女にシャールは、お客が私を選ぶ、私はあなたになにも作ってあげられないと言う 藪入りのジュンサイ冷や麦 自身の作った料理を両親が喜ぶ顔を見るのが何より好きだった少年時代の料理人 時が経ち、料理の道に進むも、ままならない日々に自分は一体何をどうしたいのか分からなくなってしまう 心身ともに疲弊し、料理の道から距離を置く ライターの常連に連れられてマカン・マランを訪れる 風と火のスープカレー シャールがファッション専門店を始めたばかりの時、ウェディングドレスを注文してくれた最初の大口のお客さんである彼女は、間もなく離婚式を行う 結婚前のキャリアも申し分ない美しい有閑マダムの彼女 その実、無難な方を与えられた方を選んできただけで、何も得ていないと思っている 自身を認めてあげられない彼女だが、ラストの離婚式はとても素敵な四季になる クリスマスのタルト・タタン 1作目から登場していた気品のある老婦人がやっと登場 エンディングノートをきっかけに自身を振り返ることになる 楽しかったこと哀しかったことと共に、実は傷ついていたこと、本当は違うと言いたかったこと、様々な思いが胸をよぎる 終わりに向かって整理していたつもりが、新たな自分と向き合うためのスタートだと気付く

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