きまぐれな夜食カフェ の商品レビュー
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シャールさん、またもや慈愛に満ちた4種の夜食をありがとう。「苺シロップ」は店での提供を拒みつつ、綾に授けて彼女の毒をシロップへと変えた。省吾に贈る「藪入り」「お仕着せ」の蘊蓄と、自分の居場所に関する助言から、大いに学ぶところあり。庸子の誕生日でのサプライズなんてカッコ良すぎでしょう。完璧な二刀流だ。彼女の失恋相手って…そうか、そうだったんだ。アーユルヴェーダは、その発祥地インドケララ州が我がまちの交流地で、効能に興味あり。しまいには人生の大先輩、比佐子さんまでも感慨にひたらせる。やっぱり女王、いや魔女だ。
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マカンマランシリーズ3作目。 今回、体調が悪めのタイミングで読むことになったのだが、それが功を奏して発見した。 このシリーズは、癒し効果が思ってたより高くて、体調悪い時の方が楽しめるように思う。登場人物に感情移入しているうちに物語が進み、シャールに癒される彼らとともに、自分も癒されたような、ほっと一息つける気分になり、例えば風呂を沸かして身体を温めようとか、例えば白湯を呑んでみようとか、そういう行動を起こす起爆剤になるのである。 聴いたところによると、次巻が最終巻だとか。4冊全部文庫化したら、家庭用常備薬として揃えてみようかなぁと、実は妄想しているのである。
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今回はいつもよりもさらに丁寧に、登場人物の心の内が描かれていた気がします。暗い感情の時は読んでいるこちらの気持ちも重く沈みましたが、その分最後の感動が深まりました。シリーズで一番好きです。 『風と火のスープカレー』のシャールさん、いや、御厨さん。かっこ良かったなぁ(見た目だけの...
今回はいつもよりもさらに丁寧に、登場人物の心の内が描かれていた気がします。暗い感情の時は読んでいるこちらの気持ちも重く沈みましたが、その分最後の感動が深まりました。シリーズで一番好きです。 『風と火のスープカレー』のシャールさん、いや、御厨さん。かっこ良かったなぁ(見た目だけの話ではなく、人として)。これは惚れるわ。
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連作短編4編 相変わらずの人生の中での負の要因を優しく溶かしていくシャールの存在に惚れ惚れします。次巻が最後とのこと、シャールさんを死なせないでほしいです。
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【第1話】妬みの苺シロップ 【第2話】藪入りのジュンサイ冷や麦 【第3話】風と火のスープカレー 【第4話】クリスマスのタルト・タタン それぞれのお話もとても素敵だけれどマクロビオティックに興味がわいた。マクロビオティックの飲み物について知りたかったけど案外本が見てからない。
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図書館の本 読了 シリーズ第3弾。 シャールさん、男装で花束持ってるなんて! それも素敵。 やっと比佐子さんの登場。 彼女の様なおばあちゃんになりたいものだ。
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あっという間にシリーズ3作目読了。匿名で人やモノをディスる女性の一話目は、普段ネット上で目にする人の不幸は蜜の味とばかりなネトウヨの実態を見たような嫌な気分になったが、それをも包み込むシャールさん素敵です♡高校の後輩耀子さんの3話目のシャールさん登場も良かった...
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3作目が1番すき。1番グッときました。 特に、風と火のスープカレーというお話は すごく心が揺さぶられて、涙が出ました。 シャールさん、いや、御厨先輩。。 素敵すぎます(´;ω;`) 自分の本心の隠し場所さえちゃんと分かっていれば、 人は案外、自分の道を歩いていけるものよ ...
3作目が1番すき。1番グッときました。 特に、風と火のスープカレーというお話は すごく心が揺さぶられて、涙が出ました。 シャールさん、いや、御厨先輩。。 素敵すぎます(´;ω;`) 自分の本心の隠し場所さえちゃんと分かっていれば、 人は案外、自分の道を歩いていけるものよ シャールさんの言葉は、不思議と 心にストン、と落ちてきます。 言い訳や反論なんて何も出てこないくらいに。 また続編があるなら絶対に読みたいなぁ。 どのシリーズにも共通しますが、お仕事だったり 子育てだったり、老後だったり、家族だったり… 境遇は違うけど、絶対みんな共感できると思います。 表紙のデザインやスピンの色も各シリーズ違って いちいち可愛いのです。 今回は図書館で借りましたが、文庫が出たら ずっと大事に持っていたい一冊。
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日常に疲れきったわたしへの、最近のごほうび。 文庫が出たら、手元に置いておきたい作品。(わたしの書棚は有限なので。)
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夜食カフェシリーズ第3弾 いやぁ、今回も面白かった。 ヒリヒリした心にシャールのあたたかい食事が染み渡る。 だけど今回1人にだけ夜食を提供できなかった。客を選んでいるわけではなく自らが選ばれないのだと。そういうシャールの筋の通り具合にシビれた。惚れた。 惚れてた女も登場し、色男な...
夜食カフェシリーズ第3弾 いやぁ、今回も面白かった。 ヒリヒリした心にシャールのあたたかい食事が染み渡る。 だけど今回1人にだけ夜食を提供できなかった。客を選んでいるわけではなく自らが選ばれないのだと。そういうシャールの筋の通り具合にシビれた。惚れた。 惚れてた女も登場し、色男な面もチラリ。 長く続いて欲しいシリーズです。
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