きまぐれな夜食カフェ の商品レビュー
スープカレーとタルトタタンの話が好き。いつも完璧な生活するなんて絶対無理だ〜、恐ろしい(+_+)オヤのドレス、どれだけ綺麗か見てみたいな〜。比佐子さん、親とは相性悪くても、爺ちゃんと仲良かったなら幸せだよ。家族とウマが合わないと色々しんどいもん(+_+)人生、どこにいい時が来るか...
スープカレーとタルトタタンの話が好き。いつも完璧な生活するなんて絶対無理だ〜、恐ろしい(+_+)オヤのドレス、どれだけ綺麗か見てみたいな〜。比佐子さん、親とは相性悪くても、爺ちゃんと仲良かったなら幸せだよ。家族とウマが合わないと色々しんどいもん(+_+)人生、どこにいい時が来るかはわからない。
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前作のシリーズ2冊を読んで良かったので 続きとして手に取りました。 第一章では 妬みつらみのネット社会、 そして現実でも悲観ばかりの主人公には 読んでいて嫌気が刺すよな印象でした。 そのせいかこの章ではシャールの言動がいつもとは 違い冷ややかだったので どうしたのかと思ってし...
前作のシリーズ2冊を読んで良かったので 続きとして手に取りました。 第一章では 妬みつらみのネット社会、 そして現実でも悲観ばかりの主人公には 読んでいて嫌気が刺すよな印象でした。 そのせいかこの章ではシャールの言動がいつもとは 違い冷ややかだったので どうしたのかと思ってしまいましたが、 最後にはいつものきちんとしたメッセージで落ち着きました。 料理を作るのが面倒だと思っても シャールの言葉を聞いたらちょっとしてみようかなという気持ちになるのが不思議な魔法だと思います。 この章でのことは現代人の典型的な事だと思うので、 更にネットに対しての付き合い方を考えさせられました。 その他の章でもそれぞれに身体にも心にも的確で 優しいアドバイスと夜食メニューでどれもほっこりとしました。 今回は一作品を抜かして女性が主人公となっていたもの だったので同じ女性として共感することが多く 女性の生き方を考えさせられました。 そして特に後半の2章が印象深く、 更に第4章の高齢の比佐子の人生を垣間見ることにより、 これからの生き方や考え方を学んだ気がしました。 今回も人生の途中で様々な悩みや岐路に立たされてしまった 所でシャールからの素敵な言葉が沢山あって、 どれも忘れずに心に留めておきたくなるものばかりです。 中でも この世に本当に魔法がるとしたら、 それはきっと、自分自身にしか起こせないものよ 自分の居場所は自分で作る。 先のことをあれこれ気にかけるより、 今でできる限り上機嫌に過ごすこと。 この世の中は複雑で冷たくて、 思い通りにいかないことだらけよ。 仮面が必要な時だってあるわ。 でもね、どれだけ意に沿わないことを しなければならなかったとしても、 自分の本心の隠し場所さえちゃんと分かっていれば、 人は案外、自分の道を歩いていけるものよ 「人間を素粒子レベルで考えると、 一年間で、人ってまったく新しい素粒子に入れ替わるんですって」 「それじゃ、誕生日のたびに生まれ変わってるってことかしら」 「そういうことになるのよ。」 「そう思うと、誕生日って、いくつになってもすごいわよね。」 本の帯にもあったように素顔を見せたくないのなら、 隠したっていいのよ。 という言葉があるように自分に無理をしながら 生きていかなくても良いと心の底から思えて 肩の力がすっと抜けて楽な力にな気持ちになりました。 あと一冊の続編もあるのでこのまま読みたいと思います。
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住宅街の路地の奥に、昼間はダンスファッション専門店、夜は夜食カフェに変身する「マカン・マラン」がある。店のマスターは、元証券会社員でニューヨークに駐在していたドラァグクイーン。その店にはメニューもなく、身体を癒す料理や飲み物が提供される。そんなカフェで繰り広げられる人情噺集。ほっ...
住宅街の路地の奥に、昼間はダンスファッション専門店、夜は夜食カフェに変身する「マカン・マラン」がある。店のマスターは、元証券会社員でニューヨークに駐在していたドラァグクイーン。その店にはメニューもなく、身体を癒す料理や飲み物が提供される。そんなカフェで繰り広げられる人情噺集。ほっこりと癒される短編集だ。
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マカンマランシリーズ3作目。 妬みの苺シロップと風と火のスープカレーが印象的だった。 人を妬む気持ちはとても醜いのに、本人の意思では止めるのが難しいくらい燃え上がりがち。恋愛がからむと尚更。 身に覚えはある...笑 妬む気持ち=憧れ、羨ましさ なのだから、相手を引き摺り下ろそう...
マカンマランシリーズ3作目。 妬みの苺シロップと風と火のスープカレーが印象的だった。 人を妬む気持ちはとても醜いのに、本人の意思では止めるのが難しいくらい燃え上がりがち。恋愛がからむと尚更。 身に覚えはある...笑 妬む気持ち=憧れ、羨ましさ なのだから、相手を引き摺り下ろそうとするよりも、自分がそこまで上がってやる!と思えればプラスの気持ちになるんだけども。 「大事なのは、先のことをあれこれ気にかけるよりも、今を出来る限り上機嫌に過ごすこと」 くよくよしがちな私にとても響く言葉だった。
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凄い。全編泣いてしまった。何か話が出来過ぎてて落語みたい。この本に出会えて良かったです。ありがとう。
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「今をできる限り上機嫌に過ごすこと」 まさに今の私のテーマ。 「本心の隠し場所さえ、自分で分かってればいい。」そう?そう思う?ならいっそう安心して上機嫌に過ごしたいと思う。上機嫌…風でもね。
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シリーズ4冊いっきに読了。 非常に丁寧に調査をされて作られたストーリーと感じる。 各話毎に切り替わる主人公それぞれに感情を移入して、どの話を読んでも必ずツンと涙する感じでした。
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タルト・タタン美味しそううううううう 今回は燿子ちゃんのお話がとてもよかったな。 なんて切ない恋心!! もっと自分の身体のために食事についてお勉強しなくちゃなと思われてくれる作品。
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シリーズ3作目。 今回は前作に増して心を揺さぶられました。 1話の苺シロップでは承認欲求について考えさせられたし、 2話の冷や麦ではシャールさんの可愛らしさに大爆笑してしまったし、 3話のスープカレーは、クライマックスが素敵すぎてときめいて、そしてジーンとして涙が出て。 ...
シリーズ3作目。 今回は前作に増して心を揺さぶられました。 1話の苺シロップでは承認欲求について考えさせられたし、 2話の冷や麦ではシャールさんの可愛らしさに大爆笑してしまったし、 3話のスープカレーは、クライマックスが素敵すぎてときめいて、そしてジーンとして涙が出て。 4話のタルトタタンではあったかい涙が止まりませんでした。 読むほどに人の色々な部分に思いを馳せてしまう。 どんなに強くあろうとしても、みんな心のどっかに柔らかくて弱い場所がある。 そこを見つけて突いて攻撃するんじゃなく、その弱さを認めてそっと寄り添ってくれる人がいることは、なんて幸せなんだろう。 このカフェに集う人たちは、だからみんな幸せそうでとても好きです。 もっと読み続けたいけど、シリーズも終盤。 ラスト、大切に読もう。
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シャールさんの押しの強さと懐の深さに、毎回元気づけられる。 今回は、シャールさんになる前の同僚も現れ、シャールさんの過去が垣間見れて、楽しかった。
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