きまぐれな夜食カフェ の商品レビュー

古内一絵(著者)

2020/07/12

わたしにはどんなお夜食を用意してくださるのだろうか、、、。
あなたに用意するお料理はないわ
と言われない生き方をしないと。。。

2020/06/16

懐かしのマカン・マラン
誰を恨むでもなく
自分のいる場所を見つけて
そこから自分の足で歩いていく。
先のことをあれこれ気にかけるより
今を出来る限り上機嫌で過ごす。

そんなふうに過ごせたらどんなに素敵でしょうか！
上機嫌に過ごすのもなかなか大変
心の持ちようでしょうか？

トルコの伝統手芸 オヤも出てきて
楽しく読みました。

2020/06/14

3作目！
1作目、2作目に出てきたみんながすごく素敵な人で当たり前にお店にいることも、変わらず頑張っていることも。読んでて嬉しくなる。
1人目が印象的だった。いやーな気持ちはぐつぐつ煮詰めて。甘いシロップに溶け込ませて。

2020/06/08

皆さんの感想を読んで、気になってた作品。いきなり第三弾から読む。図書館にこれしかなかった…でも、大丈夫だった。楽しく読めた。

ドラァグクイーンって言葉、知らなかった。
「マカン・マラン」私も行ってみたい。

　毎日上機嫌で過ごす

……染みます。

2020/05/16

短編それぞれがじんわり心にくる。短編に出てくる主人公がそれぞれの生き方から来る悩みを持っていて…人物像がハッキリしているから移入しやすい。いい言葉がたくさん。

・妬みの苺シロップ
　赤は嫉妬の色。保存食は恨み辛みの毒（笑）
この世の中は一皮剥けば醜い悪意と敵意でいっぱいだ。
高い匿名性と手軽さの中で人はとことん無遠慮で明け透けになる。寄ってたかって誰かを虐げるのは、何よりも楽しい娯楽なのだ。どれだけの手段を講じようと、虐めは絶対になくならない。
　肯定的な注目、他人からの承認や注目がこんなにも甘美なものだとは知らなかった。得も言われぬ快感。
　悪意と敵意でいっぱいのネットの海で、溺れれば苦しいのに、それでもやめることができない。心が爛れるばかりなのに、もっと刺激が欲しくなる。
　この世に魔法があるとしたら、それはきっと自分自身にしか起こせないもの。
真剣勝負をしている人を見ると嫌でもメニューの一つや二つ、閃く。
・藪入り
　自分の事、踏み潰されてもいくらでも変えの聞く働きアリと変わらないって、ずっと虚しかった。色んなものが足りなくて自分がどこまでも空っぽに感じられて。でも、辛かったり苦しかったりするのはあなたがちゃんと自分の頭と心で考えて前へ進もうとしている証拠だ。誰もが自分の人生の女王。自分の足でしっかり立っていれば自ずと居場所になる。要は自分がどこに立ちたいか。
・クリスマス
手ずから何かを生み出すことほど、人を満たすものはない。クリエーターは基本孤独な仕事だから、自分のことをきちんと理解しようとしてくれている人のことは嬉しいもの。

2020/05/03

ホッとする。
三冊目もやっぱりシャールさんが大好き！
そっと心を掬ってくれる言葉にほんまにホッとする。
心の底から癒して元気をくれる本に出会えたことに感謝しかない。

2020/03/13

妬みの苺シロップ、藪入りのジュンサイ冷や麦、風と火のスープカレー、クリスマスのタルト・タタン。

「大事なのは、先のことをあれこれ気にかけるより、今を出来る限り上機嫌に過ごすこと」

2020/02/12

最初の2話は、もう三作目なのでマカン・マランや、シェールさんの説明は省いてるのかと思ったら、後半のお話で割と丁寧に説明されていた。いつものように心癒されるお話でした。よたびが待ち遠しい。

2020/02/08

古内一絵　著「きまぐれな夜食カフェ」、マカン・マランみたび、２０１７．１１発行。４話が収録。第２話、香坂省吾の料理人としての再出発、それを支える師匠に大拍手を。第３話、男装？した御厨清澄が中園燿子の離婚式に登場、燿子への激励、カッコ良し。でも、離婚式そのものの話はカッコ悪し。第４話、瀬山比佐子さん、喜寿の誕生日にシャールのお祝い、いい話。比佐子さんの人生に多くの幸あれと願う。

2020/02/07

居場所なんて、どこかに無理やり見つけるものじゃないのよ。自分の足でしっかりと立っていれば、それが自ずとあなたの居場所になるの。要するに、あなたがどこに立ちたいかよ。