きまぐれな夜食カフェ の商品レビュー
どの物語も、十分なくらい読み応えがあって、元気をもらえる。物語の主人公に、エンパワーさせてくれるシャールさんがさりげなくて、とても素敵。 現実世界にも、こんなお店とシャールさんがいたらいいなと思うし、きっといるんだろうと思う。そういう、背中に手を当ててくれるような人に、自分もなれ...
どの物語も、十分なくらい読み応えがあって、元気をもらえる。物語の主人公に、エンパワーさせてくれるシャールさんがさりげなくて、とても素敵。 現実世界にも、こんなお店とシャールさんがいたらいいなと思うし、きっといるんだろうと思う。そういう、背中に手を当ててくれるような人に、自分もなれたらいいなって思う。
Posted by
大好きなマカン・マランシリーズ 妬み、仕事の挫折、流されて楽な方を選んできた人生への後悔、その人それぞれの思いを抱えて生きる人たちへ シャールさんの言葉や料理は 少しづつ浸透するように 疲れた心に沁みていく いいな マカン・マラン 料理も、シャールさんをはじめ そこに集まる...
大好きなマカン・マランシリーズ 妬み、仕事の挫折、流されて楽な方を選んできた人生への後悔、その人それぞれの思いを抱えて生きる人たちへ シャールさんの言葉や料理は 少しづつ浸透するように 疲れた心に沁みていく いいな マカン・マラン 料理も、シャールさんをはじめ そこに集まる人たちも一緒にいるだけで心地よい 最終話で 比佐子さんとシャールさんが、 比佐子さんの誕生日を一緒に過ごすのも とってもとっても暖かくて、気持ちが ぽかぽかした。
Posted by
今回も圧倒的に強い個性を持つ「お客様」がご来店。 クレーマーとして暗躍するOL 味がわからなくなってしまったシェフ見習い 更年期手前の「離婚式」をするためにドレスを注文する女性 最後に、シャールのお店の土地の地主のおばあちゃん。 読み進めていくうちに 心が解かれていく不思議...
今回も圧倒的に強い個性を持つ「お客様」がご来店。 クレーマーとして暗躍するOL 味がわからなくなってしまったシェフ見習い 更年期手前の「離婚式」をするためにドレスを注文する女性 最後に、シャールのお店の土地の地主のおばあちゃん。 読み進めていくうちに 心が解かれていく不思議な、明るい本です。
Posted by
ありきたりの感想だけど、とても良かった。 マカン=食事 マラン=夜 来年からインドネシア行きの私に教えてくれたように感じた。
Posted by
読むたびにマカン・マランに行ってみたくなります。そしてシャールと話してみたくもなります。 感動して涙と言うお話しではないけれど、読み終わって心が穏やかになれる作品です。
Posted by
『虹色のパズル』(天川栄人)を読み終えた後、またシャール姉さんの話が読みたくなって手に取った『きまぐれな夜食カフェ - マカン・マラン みたび』(古内一絵)。 本書の、どの話を読んでもホッコリするし、癒されます…。 比佐子さんの話の中で結婚倫理観の話で【時代が影響した個人...
『虹色のパズル』(天川栄人)を読み終えた後、またシャール姉さんの話が読みたくなって手に取った『きまぐれな夜食カフェ - マカン・マラン みたび』(古内一絵)。 本書の、どの話を読んでもホッコリするし、癒されます…。 比佐子さんの話の中で結婚倫理観の話で【時代が影響した個人の考え方】を読んだ時は、 その時代の倫理観という括りで『だれか、ふつうを教えてくれ!』(倉本智明)で「何でバリアフリーの考え方が昔からなかったのか?社会が障がい者を見てこなかったっていう事じゃないのか?」っていう話が書かれていた事を思い出したなぁ。 なかなか複雑よ……。 ハァ…次の本でラストかぁ……なんかさみしいなぁ……。
Posted by
みたびめのマカン・マランも読みごたえがありました。 現代に起こりがちな匿名での誹謗中傷をする人に対してのシャールさんの言葉は、毅然としていました。それでも見捨てることはしないところが、さすがだと思いました。妬み、恨み、そねみがあったら保存食を作る!これは、いいかも。妬みのイチゴ...
みたびめのマカン・マランも読みごたえがありました。 現代に起こりがちな匿名での誹謗中傷をする人に対してのシャールさんの言葉は、毅然としていました。それでも見捨てることはしないところが、さすがだと思いました。妬み、恨み、そねみがあったら保存食を作る!これは、いいかも。妬みのイチゴシロップ、おいしいのは間違いないし。誰にでも真っ正面から向き合うシャールさんの好感度がまたアップしました。 料理人として道に迷った省吾。人生を自分で選択してこなかった耀子。そして終活に悩む比佐子さんにも、シャールさんが味あわせてくれた料理と言葉は、今回も心に染み渡ってきました。 今回は御厨清澄としてのシャールさんの見せ場もあり、本当になんていい人なんだろうと思うことしきりでした。比佐子さんとも本音で語りあい、気配りができるところもさすがでした。 今をできるだけ上機嫌で過ごすこと。 色々とあるけれど、私もそんな感じで生きていきたいなと思いました。 マカン・マランシリーズ、読めば読むほど好きになってしまう本です。
Posted by
マカン・マランを読むたびに、どの登場人物も現実に存在するかのように描写が丁寧で、リアルだと驚きます。特に、1話目の登場人物は全人類共通の嫉妬がキーワードになっているけど、そこからどう変わっていくのかも面白かった。最後のタルトタタンのお話、シャールさんの良い所と比佐子さんの内面を知...
マカン・マランを読むたびに、どの登場人物も現実に存在するかのように描写が丁寧で、リアルだと驚きます。特に、1話目の登場人物は全人類共通の嫉妬がキーワードになっているけど、そこからどう変わっていくのかも面白かった。最後のタルトタタンのお話、シャールさんの良い所と比佐子さんの内面を知れて、また一つ胸が暖かくなりました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
三人のなんだかいつもと勝手が違う物語。 妬みの苺シロップ、SNSで匿名悪口がやめられないOL。初めて、料理が食べられないパターン。 自己肯定感はどんな時に感じられるか、毒を出すことを学ぶ。 薮入りのジュンサイ冷麦、味覚障害の料理人。思い込みはカラダにも毒ですね。 仮面夫婦の妻。 目をつぶっても、心は騙せない。自分を偽っているのはつらいこと。シャールさんのまさかの登場がカッコよかった! クリスマスのタルト・タタン。就活。 いざ考えるとなると、短時間で終わらせられない。 じっくり考える時間が人生のいつにあるのか。 一年で、細胞が入れかわる話に、「誕生日」が特別に思えた
Posted by
人物がそれぞれに魅力的 上手くいかない事 辛い事 あって当然だけど 温かさに心がほどけるマカンマラン シリーズ全部読みたくなりました
Posted by