心中探偵 密約または闇夜の解釈 の商品レビュー
心中した、と思ったら生き残ってしまった主人公だが 心中相手が違った。 一体隣で死んでいた女性は、どう入れ替わったのか。 おかしい状態になっているわけですが、主人公の時点で 妙な存在になっているので、言い出しても…な現実。 自力で調べようとしているのもすごいですし 振り回されてい...
心中した、と思ったら生き残ってしまった主人公だが 心中相手が違った。 一体隣で死んでいた女性は、どう入れ替わったのか。 おかしい状態になっているわけですが、主人公の時点で 妙な存在になっているので、言い出しても…な現実。 自力で調べようとしているのもすごいですし 振り回されている編集者も…お疲れ様、としか…w 何だかもう面倒な状態と言うべきか否か。 最後の方になってきて、何だかこんがらがって 分かるのだけれど分からない、な状態になってました。 職業の固定観念って、すごいものがあります。
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ゲスト黒猫さんで、どうなんだろう最終的に探偵役は黒猫さんになっている気もする。 とりあえず、華影さんの口説き文句と女性があっさり落ちるところはなんか釈然としない感じもしますが、一夜の運命の女を探す旅は面白かったですね。 最後に彼女を求めてくれたのも個人的には嬉しいです、その後彼がどうなるかはともかく。
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別人になっていた心中相手。 既婚の身で誰かと寝歩くのもどうかと思うが、行き当たりばったりで心中相手を探す等どうなのだろう。 結末を知ると彼がいかに何も知らず走り回っていたのかわかるが、電話に出なかった彼女はどうなってしまったのか気になるな。
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黒猫も登場しますが、美というよりは耽美を追求するようなミステリー。主人公の正確にはかなり難ありですが、捜査の流れはわりとオーソドックス。手がかりを丹念に拾って、次へ次へとたどっていく感じ。 タイトルの「心中探偵」はちょっとしっくり来ないかな。
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心中を願っている主人公、花影忍は理想の女性と出会い、心中を図ります。しかし忍は死にきれずまた死んだはずの相手は別の女性となり替わっていました。 物語や行動の解釈とミステリ展開を丁寧に絡めるのが得意な作者さん。本作も心中を願う花影の根底にあるものと謎、真相が有機的にくっついた作品で...
心中を願っている主人公、花影忍は理想の女性と出会い、心中を図ります。しかし忍は死にきれずまた死んだはずの相手は別の女性となり替わっていました。 物語や行動の解釈とミステリ展開を丁寧に絡めるのが得意な作者さん。本作も心中を願う花影の根底にあるものと謎、真相が有機的にくっついた作品でした。真相は予想が付きましたが、展開ももちろんのこと、主人公の心象が丁寧で美しい作品でした。
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可もなく不可もなく。 それ相応の雰囲気を狙った感はあるけど、みんなどこか感情が嘘くさくて皆さん勝手にしてくださいな、って感じ。 黒猫さんが出てきたのが加点ポイント 2018.6.7
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「四季彩のサロメまたは背徳の省察」の華影忍が再び登場。……ああ、やっぱりろくな男になってない(笑)。とことん最低なんだけど、ここまで突き抜けちゃってるとむしろ腹も立たないし。キャラとしては魅力的かもしれません。黒猫も登場するのが読みどころ。 心中し損ねて自分だけ生き残ったものの、...
「四季彩のサロメまたは背徳の省察」の華影忍が再び登場。……ああ、やっぱりろくな男になってない(笑)。とことん最低なんだけど、ここまで突き抜けちゃってるとむしろ腹も立たないし。キャラとしては魅力的かもしれません。黒猫も登場するのが読みどころ。 心中し損ねて自分だけ生き残ったものの、実際に死んだ女とあの時会った女が別人だ、という不可思議な謎。幻の女を追い求めつつ、隠された様々な事実も暴かれていく展開は目が離せません。相変わらずの耽美でお上品めかした猥談も健在なり。前作の雰囲気が好きだった人にはお勧めです。
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主人公の華影忍がなかなかの最低男。お金にも美貌にも恵まれながら死にたがり、そのくせ女癖が悪く、妻以外の女性と心中未遂。 知らず読んだけれど、『四季彩のサロメ〜』の続編らしい。 そちらは華影の高校時代の話らしく、『心中探偵』だけでは、彼の厭世的な感じが分かりにくかったので、やっぱり...
主人公の華影忍がなかなかの最低男。お金にも美貌にも恵まれながら死にたがり、そのくせ女癖が悪く、妻以外の女性と心中未遂。 知らず読んだけれど、『四季彩のサロメ〜』の続編らしい。 そちらは華影の高校時代の話らしく、『心中探偵』だけでは、彼の厭世的な感じが分かりにくかったので、やっぱり順番に読んだほうがいいかも知れない。 物語は、主人公が行きずりの女性と服毒心中をしたところ、翌朝自分だけが目覚め、傍には見知らぬ女性が死んでいた。自分が昨夜一緒に死のうとした女性は誰なのか、事件の真相を探り始めるというもの。 華影の性格は置いておくとして、ミステリとしては面白かった。死んだ財閥令嬢や、彼女の兄である当主、その婚約者、怪しげな会員制クラブと、訳ありな要素が盛りだくさん。ちょっとした叙述トリックもあり、ラストは意外な結末に。 黒猫と付き人さんの登場も、ファンにとっては嬉しいオマケ。
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■死にたい。でも一人じゃ死ねない――。 並外れた美貌と知性を兼ね備えながらも心中を渇望する華影忍が理想の女性と巡り会い、遂には闇夜に服毒心中を敢行。だが翌朝、自分だけ目覚め、死んだ相手は見知らぬ財閥の令嬢に成り代わっていた……。殺人疑惑がかけられる中、忍は盟友の若き大学教授、通...
■死にたい。でも一人じゃ死ねない――。 並外れた美貌と知性を兼ね備えながらも心中を渇望する華影忍が理想の女性と巡り会い、遂には闇夜に服毒心中を敢行。だが翌朝、自分だけ目覚め、死んだ相手は見知らぬ財閥の令嬢に成り代わっていた……。殺人疑惑がかけられる中、忍は盟友の若き大学教授、通称〈黒猫〉の助けも借りて事件の真相を探り始める。
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.途中まで全く気が付かなかったけれど、この本サロメの続編っぽい? 主人公はゲスい。 ちょこちょこ出てくる黒猫がかわいい。 行きずりの相手と一緒に心中したが、自分だけが生き残り相手は死んでしまった。 だけど、死んだのはいっしょに心中した相手ではなかった。 一緒に心中した相手は...
.途中まで全く気が付かなかったけれど、この本サロメの続編っぽい? 主人公はゲスい。 ちょこちょこ出てくる黒猫がかわいい。 行きずりの相手と一緒に心中したが、自分だけが生き残り相手は死んでしまった。 だけど、死んだのはいっしょに心中した相手ではなかった。 一緒に心中した相手はどこに行ったのか? というお話。 伏線の張り方はやっぱりうまい。 ラスト一歩手前で「お前か!」となった 面白いっちゃ面白いけれど主人公のゲスさが受け入れられなかったので★マイナス一。
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