ストーリー・ブランディング の商品レビュー

ジム・シグノレリ(著者)

2023/06/03

本編がなかなか始まらず、文章も読みづらい。読む気がしない。ご自身の本にマーケティングの知見が活かされていないと思う。

2022/09/02

見返し
ブランドと見込み客を物語の力で強固につなげる
ブランドは、顧客が望むアイデンティティを形づくるために毎年膨大な費用を広告に投じる。
しかし、多くのブランドは自らとつながっていないため、真の声を聞き取ってもらうことができない。
ブランドに求められるのは、信念や価値観のセンスを磨くことだ。
顧客が共感できる普遍的な信念や価値観についての物語は、ブランドの土台を成すものだ。
それは、ブランドの内部にあって、熱い結びつきを持って推進される。

本書は、マーケター、CEO、起業家、パーソナル・ブランディングの唱道者たちを感激させて賞を受賞したベストセラーの第2版である。
本書は、メッセージの作成に物語を利用するものの、単なるハウツー本ではない。
「自分たちは何のために存在するのか」と問いかけ、その答えを得るためのツールとして、物語の構造を活用する。
深遠な「真実」に物語という暖かい「衣」をまとわせることによってこそ、ブランドの言葉を見込み客に深く理解してもらうことができるのだ。
「ストーリー・ブランディング」とは、プランニングである。
人を納得させるメッセージの青写真の作り方を知れば、あなたのブランドは新しいレベルに引き上げられるだろう。

2019/07/20

1.ストーリー仕立てにした方が人間の記憶には残りやすいことが研究結果でわかりました。そのことを知り、ビジネスではどのように活用していくのか知りたかったので購入しました。

2.ストーリーを考えるにあたり、２つの要素を取り入れていかなくてはいけない。1つはプロダクツ、つまり機能を表現することです。顧客にとってどのような利益があるのか、ということです。2つめがブランド、つまり意味です。機能が良いことだけを勧めても顧客には響きづらいです。そのため、その商品・サービスを得ることでどのような人間になれるかを訴える必要があるからです。
この２つが重なってこそ魅力あるストーリーが出来上がります。そのためには何を気をつけていかなければならないのか、ということが述べられています。

3.企業の広告やホームページをみていると、必ず沿革や成り立ちといった言葉があります。やはり、企業のストーリーを顧客に進めてファンを増やしていくような戦略をとっているのだなと思いました。
正直なところ、現代では同じ業界ではサービスレベルは変わらないと思います。同じサービスでは顧客に響かないので、企業がなぜ存在しているのかを明確に伝えることが今の企業に大切なことだと思いました。
大切なのは「顧客の心に響かせること」であって、これがブランド力なのだと思いました。