相撲茶屋のおかみさん の商品レビュー

横野レイコ(著者)

2024/06/14

お相撲観戦に興味をもつと知るお茶屋・相撲案内所という文化。令和の時代には闇多きサービスだが、全20軒の成り立ちを紹介している。2017年に刊行されているため、20番が今は千鳥屋だったり、主人や女将が代わっているところもある。
横綱や理事長とのつながり、成り立ちの経緯に感嘆する一方で見え隠れする謎。
茶屋権利の譲渡に多額の金？
あの茶屋との関係は？
昭和の相撲茶屋問題は？
転売に当たらないの？

綺麗事の次は裏事情について読みたくなる。

2017/11/22

江戸時代から続く茶屋。
中でも相撲茶屋は大相撲の興行に連れ添って、今に至る。
東京では株式会社の経営に組み込まれているが、
その仕事は伝統を守り、人と大相撲を繋げる役目を
継承している。
国技館で生業を行う２０の相撲茶屋の成り立ちと現状。
相撲茶屋に働く人々、一日の様子、土産物について。
地方場所での茶屋事情など、知られざる世界を紹介。
また、茶屋との付き合い方も伝授。
わかりやすく楽しんで読めました。