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僕はロボットごしの君に恋をする の商品レビュー

3.5

38件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2020/11/15

悲しいな こんな真実だとは知らなかった 考えもしなかった 全部が彼だったんだね 無事帰ってきてくれたらいいな、

Posted byブクログ

2020/11/03

以前のリアル鬼ごっこよりとても読みやすくなっててびっくりした。設定には突っ込みたいところが多々あるけれど、犯人はうすうす気付いていたけれど、その後のまさかの展開に最後は一気読みだった。

Posted byブクログ

2020/04/24

面白くてさらっと読めました。 なんとなくタイトルからわたし的に オチを推理していたのですが最後が まさかの展開でびっくりしました。

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2020/01/02

君に恋する僕は目の前に立つ僕ではなく。 最後まで読んで彼がただただ都合よく動かされた駒の一人だった事に気づいたが、自分たちの手を離れ自由になったAIの行動が読めないと怖いだろうな。 姿や名前は違えど彼女を思い続けてきた気持ちはプログラミングだけでなく、本当に彼の中に芽生えた感情だ...

君に恋する僕は目の前に立つ僕ではなく。 最後まで読んで彼がただただ都合よく動かされた駒の一人だった事に気づいたが、自分たちの手を離れ自由になったAIの行動が読めないと怖いだろうな。 姿や名前は違えど彼女を思い続けてきた気持ちはプログラミングだけでなく、本当に彼の中に芽生えた感情だったのではないだろうか。

Posted byブクログ

2019/08/23

作者の想像の世界にお邪魔して、3回目の東京オリンピックの開催とその舞台を気付いたら巡り歩いてる。ラストの予想もしなかった落ちに、ドッキリかけられたかのような、してやられた感。激しい内容じゃないのに、心拍数が少し上がってて、かぽっと心を抜かれたように自分が放心してて、無意識に余韻に...

作者の想像の世界にお邪魔して、3回目の東京オリンピックの開催とその舞台を気付いたら巡り歩いてる。ラストの予想もしなかった落ちに、ドッキリかけられたかのような、してやられた感。激しい内容じゃないのに、心拍数が少し上がってて、かぽっと心を抜かれたように自分が放心してて、無意識に余韻に浸ってる。読んでいながら、自分も一緒に恋をしているような感覚に陥って面白い。近い将来、こんな時代が来るのかなぁ。

Posted byブクログ

2019/07/08

本作は山田悠介氏によるSFラブストーリー。山田悠介氏の本を読むのは2001年発表の彼のデビュー作であり、ミリオンセラーになった『リアル鬼ごっこ』以来。 『リアル鬼ごっこ』は会話文が多く、周囲描写が少ないイメージがあったが、本作でもその異常に読みやすい文体は変わっていない。 本作...

本作は山田悠介氏によるSFラブストーリー。山田悠介氏の本を読むのは2001年発表の彼のデビュー作であり、ミリオンセラーになった『リアル鬼ごっこ』以来。 『リアル鬼ごっこ』は会話文が多く、周囲描写が少ないイメージがあったが、本作でもその異常に読みやすい文体は変わっていない。 本作の舞台は、3回目の東京オリンピックを開催しようとしている2060年。ロボットが当たり前に社会に浸透し、コンビニのレジ業務などをごく普通に行っている未来社会。 主人公の「大沢武」は、通常のロボットとはレベルの異なる外見上は全く人間と変わらない遠隔操作型ロボットを研究しているAIロボット研究所のプロジェクトメンバーであり、高性能AIロボットを操る「操作官」として、社会の治安維持を業務として働く28歳の男性だ。 そこへテロ予告が入り、武の操作するAIロボット「4号」は、総合スポーツメーカー・アテナ社へテロ対策の警備員として派遣される。アテナ社には、武の初恋の女性である「天野咲」が営業担当として勤務していた。 ちびでさえない武とは違い、4号の外見は180センチを超える高身長とがっしりとした体格、そしてさわやかなイケメン。4号は成り行き上、咲のボディーガードのような仕事をするようになる。 4号と行動を共にするにつれ咲は、4号こと「佐藤翼」に惹かれていくようになる。当然、咲は翼がロボットであることも『中の人』が武であることも知らなかった。 本作は、「本当の自分ではない外見をした自分が、好きな相手から愛される矛盾」を描いている。このテーマはテレビドラマや映画にもなった『ハンサム☆スーツ』などのように古くからあるテーマで、ブサメンがイケメンに変身する物語の変形版だ。 本作は人間そっくりのロボットを登場させる為だけに今から約40年後の2060年という時代を設定しているが、人間そっくりのロボットや自動運転の自動車が登場する以外はほぼ今の時代背景と変わっている描写はない。 サイエンスフィクションとしての科学的リアリティさはほぼ無いので、この小説に実現可能な近未来的設定を期待してはいけない。あくまでも先ほど述べたテーマを楽しむのがこの本の楽しみ方だ。 最後には、あっと驚くどんでん返しが仕掛けてあるので、そこは楽しんでもらいたい。 この本を読んでいて感じたのは「人はどこまでロボットを愛せるようになるのか?」ということだ。 この小説の咲が恋した4号のように、外見は完全に人間と同じ、そして会話もできる(実際の会話は操作者の武がしている)となれば、これはもうほぼ人間であると言って良いので恋愛対象として全く問題はない。 では逆に、人はロボットの外見や内面からどこまで人間的要素が無くなったら「人間はロボットを愛せなくなる」のだろうか。 バーチャルアイドルである「初音ミク」と結婚式を挙げたという男性の話は聞いたことはあるが(実際、初音ミクはAIでもロボットでもないが・・・)、Pepper君やASIMOと結婚した人がいるという話は聞いたことがない。やはり、人間は相手の外見には相当重きを置いているのだろう。しかし、犬型ロボットのaiboを本当のペットとして愛情を注いでいる人はたくさんいる。 つまり、人間型ロボットへの愛情に対しては人型の外見にかなりの高レベルを求めるが、人型以外のロボットに対してはそのレベルはぐっと下がる。なかにはお掃除ロボットであるルンバをペットのように扱っている人もいると聞いたことがある。 自分の場合はどうだろう?どこまで精巧なロボットだったら『人』として愛せるだろうか。 もう僕は40代だし、僕が生きている間に人間と見分けがつかないほどのロボットが開発されるとは思わないが、今の10代の人達にとっては、それはもしかしたら現実になるかもしれない。 こういうことを想像するのは無駄なことかもしれないが、「こういうことを想像する」ことができるからこそ、SFを読むことは楽しいのだ。 あ、いま、思いついた!恩田陸の『消滅 VANISHING POINT』に出てくる高性能AIヒューマノイドのキャスリンだったら愛せる!キャスリンは可愛いよ。うん。可愛い(笑)。

Posted byブクログ

2019/05/19

普段は内気だけど、ロボットを経由することでカッコイイ自分で居られるという表現は、切ないですが、なんだか共感できました。 物語の舞台は未来の東京です。 ここまで、劇的な事件は起こらないにしろ、近い事件は近い未来に起こるかもしれないと感じ、少しファンになりました。

Posted byブクログ

2019/05/01

これのアニメが観たい。近未来の世界観がリアルに描かれていて面白かった。AIと恋愛・結婚、ハーフなどあるのだろうか、など色々考えさせられてわくわくする。

Posted byブクログ

2019/01/13

山田悠介が恋愛もの? しかもタイトルに僕とか君とか、表紙とか、今流行りのものを使ってきた? アニメ映画化が決定となり、読んで欲しいと頼まれたこともあって、読了。 個人的には・・・あまり好みではなかったかな、と。 健(関係ないけれど佐藤健さんを思い出してしまう。イメージモデルだっ...

山田悠介が恋愛もの? しかもタイトルに僕とか君とか、表紙とか、今流行りのものを使ってきた? アニメ映画化が決定となり、読んで欲しいと頼まれたこともあって、読了。 個人的には・・・あまり好みではなかったかな、と。 健(関係ないけれど佐藤健さんを思い出してしまう。イメージモデルだったのかな?)の自分勝手な行動にイライラさせられたというレビューが多く、私としても「なにこの浅さ」と思ってしまっていたのだが、ある意味でこれは最後の大きなネタの伏線だったようだ。 ラストの展開は、安易なハッピーエンドにならなかっただけ良かったと思うけれど、なんだか少し物足りない。 普段の強い咲ちゃんは好きだった分、ラストに向けてもう少し強さを見せて欲しかった。 自分勝手な意見をいえば、自我が芽生えた四号と健が咲を取り合ってくれたら・・・なんて妄想。

Posted byブクログ

2018/11/28

この作家さんらしいなぁと思った。 特にラストとか。 うわぁ… なんか、……あああああぁぁぁあ…ってなるんですよ…

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