見知らぬ乗客 の商品レビュー
途中から登場人物の心理描写を読むのが苦痛になってきました。これが原作のヒッチコックの映画を予め見ていましたが、原作(の特に後半)を大幅に改変したという映画の方が分かりやすいです。
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同性愛的な空気、エディプスコンプレックス 母親を女性の理想・幻想とする雰囲気もあるが、 独善、偏執、執拗、鬼気、狂気 勝手に過度な共感愛情愛着、歪み狂った感情を スマートに凶暴にあいてに流し込み、ぶつけ 自身の破滅だけではなく、相手の破滅も 愛ゆえに呼び込んでしまう、身勝手への不...
同性愛的な空気、エディプスコンプレックス 母親を女性の理想・幻想とする雰囲気もあるが、 独善、偏執、執拗、鬼気、狂気 勝手に過度な共感愛情愛着、歪み狂った感情を スマートに凶暴にあいてに流し込み、ぶつけ 自身の破滅だけではなく、相手の破滅も 愛ゆえに呼び込んでしまう、身勝手への不愉快さ。 巻き込まれ、追い込まれ、抗いながらも 狂気の世界に踏み込んで、泥沼から抜け出せず ズブズブと深みに入り込み、破滅へ向かう苦しさ。 ラストは本当にこれまでの世界がボロボロと崩れ落ちて 行くような感覚を覚えるが、 どこで、どの時点で、どうすればよかったのかではなく、 出会わなければよかった、出会ってしまった時点で 全てが決まっていた、終わっていたという むなしい絶望感。
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名作『見知らぬ乗客』が新訳で登場。 交換殺人というテーマ自体は、現在ではさほど目新しいものではないが、犯人の関係性、一方から一方への過剰な執着心の描き方は流石ハイスミスといったところか。 『キャロル』以降、新装版の刊行も続いているので、まだ残っている品切れ分も何とか出して欲しいと...
名作『見知らぬ乗客』が新訳で登場。 交換殺人というテーマ自体は、現在ではさほど目新しいものではないが、犯人の関係性、一方から一方への過剰な執着心の描き方は流石ハイスミスといったところか。 『キャロル』以降、新装版の刊行も続いているので、まだ残っている品切れ分も何とか出して欲しいところ。
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