どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた の商品レビュー
所々なるほどなあという言葉があった。 「何かをしてあげる、何かをしてもらうでもなく、ラッキーなことに毎日一緒にいてくれる相手がいると思えるといい」 「ないからスタートすると感謝しか生まれない」
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予防医学研究者の石川善樹氏と、ニッポン放送アナウンサー吉田尚記氏の対談集。 正直な感想としては、お二人の盛り上がりについて行けない部分が多く、イマイチ理解しづらい部分は多々あったが、参考になる箇所も多少あったので今後のために記しておきたい。 ・急激なストレスの後のリラックスは...
予防医学研究者の石川善樹氏と、ニッポン放送アナウンサー吉田尚記氏の対談集。 正直な感想としては、お二人の盛り上がりについて行けない部分が多く、イマイチ理解しづらい部分は多々あったが、参考になる箇所も多少あったので今後のために記しておきたい。 ・急激なストレスの後のリラックスはゾーンに入りやすい ・人は下を向くとネガティブになり、上を向くとポジティブになる ・問いを生み出す能力が必要 ・意思決定の総量は限られている ・期待するから怒りや悲しみが生まれる
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「予防医学」の学者石川さんと、ニッポン放送の吉田アナウンサーによる「人生を幸せにする方法」についての対談です。科学的に、とタイトルに入っており、予防医学に基づくコメントは挟まれるものの基本的には肩肘張らずに気楽に読める本です。 表紙が化学室にいるっぽい女子高生なのですが、内容的に...
「予防医学」の学者石川さんと、ニッポン放送の吉田アナウンサーによる「人生を幸せにする方法」についての対談です。科学的に、とタイトルに入っており、予防医学に基づくコメントは挟まれるものの基本的には肩肘張らずに気楽に読める本です。 表紙が化学室にいるっぽい女子高生なのですが、内容的にはあまり関係ない印象でなぜこんなデザインにしているのかは良くわかりません。中高生向けの本だ、ってコトでしょうか。 対談集ではありつつ、吉田アナウンサーが石川さんに質問しながら知識を引き出していくのが基本線。吉田アナウンサーがテンション高めに相槌を打って深いやり取りが生まれていく一連の流れは、雰囲気が良さそうでこちらもリラックスして読み進められます。 少しとりとめがない印象なので、厳密にタイトル通りの内容を求めると肩透かしをくらうのではないかと。逆に、それこそ吉田さんの専門分野のラジオを聴くような感覚で読めば、面白い豆知識をポジティブに受け取れそうです。 ちなみに豆知識自体は石川さんが「知っていること」という印象で、予防医学に限らないもの。点と点を繋いで線に…ってのはジョブズだし、人の繋がりと情報伝播の関係も別の本で読んだなぁと思いながら、楽しく読めるためになる雑談というのは、それはそれでありがたい存在です。
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科学的と書かれている割には そんなに 堅苦しくなく むしろゆるすぎですが。 科学者・石川善樹さんの 変人っぷり。 よく奥様が うんと言ったなぁ という ド直球プロポーズ笑えます。 笑って少し幸せになりました
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<目次> 第1章 人生の問題は、科学でどうにかなりますか? 第2章 「感情」について科学的に考えてみた 第3章 これから生き抜くために、何を勉強したらいい? 第4章 科学的に見ると、恋愛と結婚って何ですか? 第5章 幸せに生きるには多様性が必要だ 第6章 人生の幸せは...
<目次> 第1章 人生の問題は、科学でどうにかなりますか? 第2章 「感情」について科学的に考えてみた 第3章 これから生き抜くために、何を勉強したらいい? 第4章 科学的に見ると、恋愛と結婚って何ですか? 第5章 幸せに生きるには多様性が必要だ 第6章 人生の幸せは科学で分解できる 第7章 「幸せに生きる方法」が見えてきた! <内容> ニッポン放送のアナウンサー(かなりヘンな人)と予防医学研究者(こっちもかなりヘン)の対談集。対談集なのでさっくり読めるが、内容は意外と濃い。現在の世界の科学は、人間の「感情」を分析していて、心理学はもとより行動経済学とかこういう分野にも進出している。この本は宗教的要素はほとんどなく、そうした「感情」を分析し、「幸福」について考えているもの。むろんこの本だけでなく、どっかで裏付ける必要はあるが、読んだ感じ、やってみる価値ありと思う。例えば、「恋愛」はどうしても過去を考えがち(「好き」だったから告白するとか…)だが、そうではなく未来を意識する(僕と付き合えばこうなりますからとか言う)。なので、セールストークは、「僕とデートするならどこに行きたい?」とか、「食事は何がいい?」とか聞く。この聞き方も、心理学的に言うと「クローズドクエスチョン」ではないので、とても有効だ。まあ、科学者の方は、科学者なので(?)恋愛についてもしっかりと研究している(過去30年分の女性誌を読んでみたり)。あとは、幸福な人生を送るためには、3つから5つの専門分野を持つといい、というのは至言でした。
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2人とも面白そうな著者だと見えたので試し読み。アドラー心理学を肯定的に扱っていたので1点減点。議論を積み上げようがエビデンスを出そうが、吉田氏が「実感」になんとなくこだわるだけ。なんとも。
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とても面白かった。ライトな対談ですが 哲学、心理学的な要素が科学者が 関わると視野が広がって見えますね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
予防医学研究者 石川善樹さんと、 ニッポン放送アナウンサーの 吉田尚記さんの 対談形式の本。 まず幸福ってあやふやあいまいなものを科学的に考えるって視点が好きだ。 知らなかった言葉といか事は 「意思決定の回数」 意思決定できる回数って決まってるの?まじ? 一日の回数使い切っちゃうとぼーっと集中できないくなるって。。。。ええ? 「感情のチェックリスト」 どんな感情にも意味はある。重要、てか最強なのは感情のコントロールではないんかい、っていうことで、ネガティブ感情6、ポジティブ感情6のチェックリストに基づき「最近恐怖感じてないなぁ・・」ったらホラー映画見る、とか。 そうして、自分を突き動かすような強い感情はなんなの?って探していく作業。 自分の感情を分類、分析してくんだほえーって。 この中のポジティブ感情のひとつ、「誇り」ってあんまり感じることないんだが。 「自分の欲望に忠実に」 これが一番ひっかかったワードだった。人の評価で幸せを決めてんじゃねえってことだろうね。ウレシイ、カナシイは自分の生理が決めることだ、みたいな記述があって。変人って言われることがなんだってんだ、あれをやりゃよかったんだ、そうやって人生の最後に思わないように生きなきゃ・・・って。 最後に、勉強?のワールドは3つから5つあった方が良い、ってことで、これは多様化を生んでそれらがつながってった先にすんごい発明があるかもしれない、ってことかな、これはその一本職人道、みたいな道を行けないって悩んでた自分には朗報だったかもしれない。
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