どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた の商品レビュー
語り尽くされたと思われる幸福論だが、本書ではとても新鮮な意見を知ることができた。 二人の対談で本書は進むが、個人的には石川さんの意見はどれもおもしろいなと思う。 ・幸福の究極のゴールは朝ワクワクして目が覚め、夜満ち足りて眠ること。 ・感情に必要のないものなどない。怒りは楽観思考を...
語り尽くされたと思われる幸福論だが、本書ではとても新鮮な意見を知ることができた。 二人の対談で本書は進むが、個人的には石川さんの意見はどれもおもしろいなと思う。 ・幸福の究極のゴールは朝ワクワクして目が覚め、夜満ち足りて眠ること。 ・感情に必要のないものなどない。怒りは楽観思考を生み、恐怖はロジカル思考を生む。 ・人は3つの異なるコミュニティから同じものを勧められると響く。 ・幸せの科学的な定義は快楽、意味、没頭の3つ。 ・多くの人が幸せの先のばしをしている。 これらの主張はものを考える上助けになるものだと感じた。 また本書は対談という形式だからこそ、ものすごくサクサク読み進められたと思う。
Posted by
アナウンサー・吉田さんはきっとエネルギュシュで魅力ある人なのだと思う。しかし学者との対談、という意味では自分の意見が前に出すぎていて肝心の「科学」を全然引き出せていないと感じた。 新書だったら許せた、が印象。
Posted by
心に響くフレーズ! ①「人生で一番身につけるべきは、感情のコントロール。人生の最終目的は、ごきげん」 ②「心理学的には、幸せは3種類。快楽・意味・没頭」 ③「偉大な発見はいつも「普通」を問い直すところから生まれる」 ④「世界は変わると思えていることが、夢中でいられる一番重要な点で...
心に響くフレーズ! ①「人生で一番身につけるべきは、感情のコントロール。人生の最終目的は、ごきげん」 ②「心理学的には、幸せは3種類。快楽・意味・没頭」 ③「偉大な発見はいつも「普通」を問い直すところから生まれる」 ④「世界は変わると思えていることが、夢中でいられる一番重要な点です」
Posted by
科学的見地から幸せになるにはどうすればいいかを明確に示しているのかと思いきや、対談形式で思ったよりふわっとした内容だった。 世の中には、見ようによってはいくらでも違う解釈ができるということを首尾一貫して書いている。 中でも個人的に良かった内容は以下。 結婚とは、ラッキーなこ...
科学的見地から幸せになるにはどうすればいいかを明確に示しているのかと思いきや、対談形式で思ったよりふわっとした内容だった。 世の中には、見ようによってはいくらでも違う解釈ができるということを首尾一貫して書いている。 中でも個人的に良かった内容は以下。 結婚とは、ラッキーなことに毎日一緒にいてくれる相手がいるくらいに思った方がいい。 好きをベースに得意なことを一つ見つける。ある程度まで得意になったら、不得意なことをやってみる。 5つくらいの専門分野をもって、それを組み合わせくらいが今の時代にあっている。 自分のコンセプトみたいなものを持てば、幅が広がる機会が増える。今月のテーマはこれ。みたいな風にいくと、普段見向きもしないものに目がいくかも。
Posted by
まさに期待通りの良著。とても読みやすい対談文書のなかで、科学的見地から幸せになる方法、考え方を具体的に提示してくれる。生物学から本質的に捉え直す示唆など、興味深い内容ばかり。 漠然と幸せになりたいと思っている人はまず読むことをおすすめする。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何となく、殿方向けの印象。ちょっとこうはいかないかなあ。 どういう感情で動くかは人により違う。自分のは何か。どういう感情なら頑張り切れるか。感情モニタリング、忠実に追いかける。欲望が変わるとコミュニティも変わる。世界は変わると思えることが夢中でいるためにも大事。行けそうじゃないか、という感覚。 感情のチェックリスト。ネガティブ。怒り、いらいら、悲しみ、恥、罪、不安恐怖。ポジティブ。幸せ、誇り、安心、感謝、希望、驚き。 生きる意味より死なない意味が大事。 好きをベースとして得意なことを見つける。得意なことを身近な人に認められるところまでやる。ある程度まで得意なことをやったら不得意なことをやる。専門性より無知を使う。コンセプトはあったほうが生きやすい。チェックリストをつくるのがPDCAでは難しい。どれが多いか。どれが動かすか。
Posted by
無邪気で好奇心に溢れた子供のようで、しかし自己を深く分析し感情を確実にコントロールし、人類の知に挑んでいる石川さんが非常に魅力的だった。 (結婚に関する考え方は興味深いうえ、少し笑って、なんだか気が抜けてしまうものだった) 幸せとは心理学的に、「快楽」「意味」「没頭」の3種...
無邪気で好奇心に溢れた子供のようで、しかし自己を深く分析し感情を確実にコントロールし、人類の知に挑んでいる石川さんが非常に魅力的だった。 (結婚に関する考え方は興味深いうえ、少し笑って、なんだか気が抜けてしまうものだった) 幸せとは心理学的に、「快楽」「意味」「没頭」の3種類があるという。 『死刑囚が一番認めたくないことは「自分の人生に意味がないかもしれないということ」』であり、一方で『生きることの意味がないかは、とりあえず生きてみないとわからない』ものであり、『生きる意味より死なない理由を探せばいい』という。 結局、自分の生きる(人生の)意味がわかれば幸せなのだろうけれど、それには時間がかかる。かかっていいのだ。自分が何をしていると楽しいのか、自分を分析して、抽象化することで、人生の「軸」が見えてくる。 自分を深く知ることで、自分にとって楽しいこと(=「快楽」)を見つけ、それに「没頭」し、時に不得意なこともやっていくことで、知を得ていく。 するといずれ、自分の人生の「意味」を知ることになるのだろう。 自分の人生を歩み始めるのは50歳ぐらいからでいいんじゃない、と石川さん。 前向きで、熱くなれる一冊。
Posted by
自分にとって、あくまで「自分にとって」何が楽しいのかを真剣に考えてもいいんだなぁ、いや、むしろそうすべき、って思いました。 50歳からが本番、嬉しい。 サーになりたい後輩、最高! 全てない、と思ってれば、普通にあるだけでありがたい。うん、著者のご指摘の通り仏教的でしょうか。 軽い...
自分にとって、あくまで「自分にとって」何が楽しいのかを真剣に考えてもいいんだなぁ、いや、むしろそうすべき、って思いました。 50歳からが本番、嬉しい。 サーになりたい後輩、最高! 全てない、と思ってれば、普通にあるだけでありがたい。うん、著者のご指摘の通り仏教的でしょうか。 軽いようでなんか深遠で、再読が必要な一冊となりました。
Posted by
予防医学のゴールは 朝1日に期待してワクワクして起きて 寝る時に今日はいい日だったと満足して寝れるか ファッションインタビューで UNIQLOをタダシ ヤナイです。っていっても 案外気づかない。 自分を動かし続ける感情は人と比べるものではないし 嫉妬や孤独感などでもない。 そ...
予防医学のゴールは 朝1日に期待してワクワクして起きて 寝る時に今日はいい日だったと満足して寝れるか ファッションインタビューで UNIQLOをタダシ ヤナイです。っていっても 案外気づかない。 自分を動かし続ける感情は人と比べるものではないし 嫉妬や孤独感などでもない。 それを感じれる時に生きていると感じれるかどうか。 新しい情報はオピニオンリーダーではなく 弱いつながりから入ってくる。 日本では現状追認的なメッセージを 発しているアーティストが売れる。 心理学的幸せの分類 快楽、意味、没頭
Posted by
気楽に読める本だった。科学のコーナーに置かれて、重版されたものだったので、少し期待し過ぎた感じが残った。
Posted by