怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関 の商品レビュー
相変わらず洋画チックなグリフィンとフィリップ・K・ディックっぽいSF作家の失われた中篇。 米国の地理にも史実にも明るくないので虚実の境目が判別できなくて勿体無い。 法月さんの端正な構成が映えた。 多元宇宙論。 彷徨えるエーテリック・キティ。 せずにすめばありがたいのですが。
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帯にSFとミステリの融合とありますが、これ、カテゴリ分けするならSFだなぁと思いました。(前作みたいな、ガチガチ怪盗ニック系統のミステリを期待するとかなりテイストが違ってきてます……)あと多元宇宙論とかを持ち出してきて、混乱する世界の描き方など幻想文学風味も醸し出されてる感じで、...
帯にSFとミステリの融合とありますが、これ、カテゴリ分けするならSFだなぁと思いました。(前作みたいな、ガチガチ怪盗ニック系統のミステリを期待するとかなりテイストが違ってきてます……)あと多元宇宙論とかを持ち出してきて、混乱する世界の描き方など幻想文学風味も醸し出されてる感じで、私は好きな雰囲気でした。 結局、彼らの帰着点がどこだったのか、という所は好みの分かれそうな感じではありますが。
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うーん、難解。頑張って着いて行こうとしたけれど、最終的にはかなり置いていかれてしまった。理解しきれないのは、こちらサイドの問題だけれど、冒険小説でこのテーマは少々厳しかったのでは、という気も。
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傑作『ノックス・マシン』を発展させた、新たな代表作 「伝説のSF作家が遺した未発表原稿『多世界の猫』を盗んでほしい」依頼を引き受けたグリフィンだが、動物愛護団体やCIAも原稿の行方を追っていた。「多世界の猫」には、いったい何が描かれているのか?
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