50代から、いい人生を生きる人 の商品レビュー

「PHP」編集部(編者)

2022/10/21

日野原先生が幸せについて書かれた部分は、忘れがちなことなので、この本で改めて読めてよかった。幸せとは、幸せだなぁとたくさん感じることが幸せなのだと。おいしいものを食べて幸せを感じる。友達とおしゃべりをして楽しい時間を過ごして幸せを感じる。そういった幸福感をたくさん感じることが幸せなんだと。そういうことに感謝できることが幸せなんだと。
それから、なるほどと思ったのは、佐々木かをりさんには悩みがないそうで、彼女にとって悩みは「悩み」ではなく「課題」だそう。悩みが多いのではなく、課題がたくさんあると考えるとのこと。そう考えると課題なら解決すれば良いと思えてくるので、少し気が楽になる気がする。

2018/06/25

ベストセラー著者としても知られる人生の達人たちが「人生の後半をいかに生きるか」をテーマに寄稿した珠玉のエッセイ集‼️
●佐藤愛子◆この世で起こることは、すべて修行　
●瀬戸内寂聴◆人の世は常ならず　
●渡辺和子◆勇気を持って受け入れる　
●曽野綾子◆自分をよく知り、長所を伸ばす　
●小椋 佳◆立ち止まって自分を振り返る　
●日野原重明◆自ら主体的に動く　
●マギー司郎◆自分にできることを一生懸命やるだけでいい　
●山田太一◆今あるものを愛する　
●綾戸智恵◆今、生きてるだけで最高！　
●中村メイコ◆寂しさもまたオツなもの　
●姜 尚中◆悩み抜くことが力になる　
●加藤登紀子◆みんな、悩みながらも生き続けている　
●赤瀬川原平◆先入観を捨ててみよう　
●玉村豊男◆今日よりよい明日はない　
●佐々木かをり◆言葉の言い換えで前に進もう　
●永 六輔×鎌田 實◆いい仲間は、いい人生をつくる

2017/10/31

月刊誌『PHP』掲載記事を再編集した人生に関するコラム。
すべてを受け入れる、幸福と不幸は背中合わせ、悩みとともに楽しく生きる、の3章構成で、１６人の人生と幸福についてのメッセージが詰まっている。
幸福も不幸も常ならぬもの、不幸にも成長のタネがあること、親の介護などを含め自分自身の人生をしっかりと引き受けることなど、どの方にも共通するメッセージとして学んだように思う。
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