深い学びのために の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
何が「深い学び」なのか? アクティブ・ラーニングでは共通の理解が得られないから「主体的・対話的で深い学び」とされた。主体的は何かわかる気がする。対話的もわかる。では「深い学び」とは何なのか。これがこの本のテーマである。初めのふたつの章は大きくアクティブ・ラーニングの導入経緯と「深い学び」という言葉についてまとめられている。その後、各教科の中での「深い学び」が述べられる。 探究学習について学ぶためにこの本を手に取ったが、いわゆる総合的な学習の時間の実践は載っていなかった。しかし社会科の実生活に結びついた問題解決型の視点を持った授業や、英語科の言語運用能力に加えて学ぶコミュニケーション能力とは、またauthenticな教材で学びを「ジブンゴト」とする授業実践には大いに心を動かされた。自分なりに取り入れていきたい。
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