SREサイトリライアビリティエンジニアリング の商品レビュー

Betsy Beyer(編者),Chris Jones(編者),Jennifer Petoff(編者),澤田武男,関根達夫

2019/03/14

SRE のための指南書
自分にとってバイブルとなる一冊になった。
非常に幅広い情報が網羅されていて、飽きなかった。
SRE は１日にしてならず、 Google SRE が積み重ねてきた日々を感じることができた。

2018/05/06

かなりのページ数で内容的にも重厚、
だが開発者、運用者、企画者問わずITに関わる人間にはぜひ通読することを薦める。

ものすごくかいつまんでいうと、エンジニアリングによって可用性を高めようという話だが
それを実現するためにはエンジニアリング以外の側面、すなわち文化の醸成などが必要になる。また、エンジニア自身が発生したオンコールさえも明日への資産と考えるマインドチェンジも必須。
そういったことを伝えるためにはこの分厚さが必要だったんだろう。

2018/02/21

勤務先で（ほぼ）毎週読書会を開き、半年ほどかけて読了。複数人集まってワイワイ議論していたので、1人でもくもくと読む以上に内容への理解が深まったと思う。

全部をエイヤッと始めることはムリだけど、メトリクスの収集・可視化やSLO, SLI, SLA の設定、ポストモーテムなど真似できるところから真似していこう。

2018/01/28

すさまじくカバー範囲が広い

・クラスタ管理システム (Borg)
・サービスレベル策定
・モニタリング
・時系列データベース
・ビルド/デプロイ/リリース
・テスト
・リファクタリング
・ディサスタリカバリ
・ジョブのスケジュール (cron)
etc.

以前Kubernetesを触ってみて、あまりに複雑で、一体どんなシステムの運用に使うんだと思っていた。
この本の内容を読んで、Kubernetes(Borg)が必要とされるシナリオが少し理解できた。

それでもまだ一般エンジニアには早すぎる。

2017/09/04

濃い。分厚い。サービス運用という側面でここまで網羅的にまとめた本ってこれまでなかったんではなかろうか。内容的には、従来のいわゆる「運用」とも異なるわけではあるが。全部が全部でなくていいので、取り入れられるところから実践してみたい。