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君を一人にしないための歌 の商品レビュー

3.7

21件のお客様レビュー

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2024/02/27

感想 問題を抱えた人の集まり。そんな人たちが何人も集まって何ができるのか。そう考えては面白いことも起こらない。日常は意外にひっくり返る。

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2024/02/12

評価としては2に近い3。 氷菓といった「古典部シリーズ」の劣化版といった感じ。最近、こういったラノベ風日常ミステリが多い気がする。時代かな。 痛みが抑制された傷つくものの少ない世界観。 それ自体がわるいものとは思わないけれど、リアルでは到底できない葛藤や理不尽に抗うことこそ物語...

評価としては2に近い3。 氷菓といった「古典部シリーズ」の劣化版といった感じ。最近、こういったラノベ風日常ミステリが多い気がする。時代かな。 痛みが抑制された傷つくものの少ない世界観。 それ自体がわるいものとは思わないけれど、リアルでは到底できない葛藤や理不尽に抗うことこそ物語の本来ではないかとも思う。

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2024/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最後のストーリーにいくまでには、正直好みではないかもしれないなぁと思って読んでた。キャラクターへの感情移入があまりできなかったし、謎の方もキャラクター依存な感じがして、どうも集中できない印象。 しかし、最後の一編でやられた感じ。結果として各パートはほぼすべて伏線という構成になってた上に、登場人物たちのキャラクターもその伏線張りに大きな意味を持ってた。 いやー、なかなかでした。

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2023/09/21

読み始めてもうバリバリロック系の心地良い響きと出会った。主人公の名は森尊(もりたかし)通称モリソンこれはきっとロックの殿堂入りを果たしたヴァン・モリソンからきているのでしょう。バンド名「ライフハウス」はザ・フーのギタリスト、ピートタウンゼントが構想したものの、実現しなかった幻の...

読み始めてもうバリバリロック系の心地良い響きと出会った。主人公の名は森尊(もりたかし)通称モリソンこれはきっとロックの殿堂入りを果たしたヴァン・モリソンからきているのでしょう。バンド名「ライフハウス」はザ・フーのギタリスト、ピートタウンゼントが構想したものの、実現しなかった幻のロック・オペラ「ライフハウス」に由来している。もうロック好きにはたまらないストーリ展開です。果たしてバンドメンバーは揃うのでしょうか?高校生のバンドメンバー探しの青春音楽ミステリーをあなたも堪能してください。

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2022/06/19

ある失敗からドラムを止めていた主人公をバンドに誘った七海。ベースの凛も含めてギタリストを探しながら様々な人間模様にぶつかる。 この作者にしては各出来事の背景や結末は浅いかなと思いきやエピローグではしっかりそれまでの不完全燃焼をすっきりさせる。本題の意味も腑に落ちる

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2022/02/28

あまり期待せずに読み始めたのに、想像以上に面白くてサクサク読めてしまった。 読み進めていくうちに、どんどん登場人物(森尊(モリソン)・七海・凛)に親しみを感じていった。 次々に現れるギタリスト志望者たちの悩みを推理してみんなで解決していく様も面白かったし、七海が森尊や凛を(強引に...

あまり期待せずに読み始めたのに、想像以上に面白くてサクサク読めてしまった。 読み進めていくうちに、どんどん登場人物(森尊(モリソン)・七海・凛)に親しみを感じていった。 次々に現れるギタリスト志望者たちの悩みを推理してみんなで解決していく様も面白かったし、七海が森尊や凛を(強引に(笑))バンドに誘った理由も最後の最後にわかって、そういうことだったのか〜と全て繋がってスッキリ。

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2021/07/07

全国大会での失敗をきっかけにドラム演奏をやめたモリソン。 そんな彼が七海、凜という女子高生に強引に誘われバンドを組む事に。 ただギタリストだけはなかなか見つからずに…。 そんな彼女らのバンドを軸に様々な出来事が舞い込む音楽ミステリー。 メンバー募集を見て希望したギタリスト。 彼ら...

全国大会での失敗をきっかけにドラム演奏をやめたモリソン。 そんな彼が七海、凜という女子高生に強引に誘われバンドを組む事に。 ただギタリストだけはなかなか見つからずに…。 そんな彼女らのバンドを軸に様々な出来事が舞い込む音楽ミステリー。 メンバー募集を見て希望したギタリスト。 彼らもそれぞれに心の痛みを抱えていて…。 往年のロックチューン。音楽スタジオでのやりとり。 何よりバンドにおける人間関係など。 僕も音楽をやっていた経験があるのですごく楽しめました。 少し甘酸っぱい感じの青春ミステリー。

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2021/01/06

○こんなバンド活動に浸る高校生活も悪くない! 主人公の森尊(もり・たかし)ことモリソンは、中学のコンクールでの失敗から鬱屈とした高校生活を送っていた。あるとき、石塚七海からバンドのドラムとして迎え入れられることになり…!? モリソンたち高校生バンドメンバー3人が「もう一人のバンド...

○こんなバンド活動に浸る高校生活も悪くない! 主人公の森尊(もり・たかし)ことモリソンは、中学のコンクールでの失敗から鬱屈とした高校生活を送っていた。あるとき、石塚七海からバンドのドラムとして迎え入れられることになり…!? モリソンたち高校生バンドメンバー3人が「もう一人のバンドメンバー」探しを通して成長していく、連作短編集だ。 Track1 応募してきたギタリストのショーンは、いま所属しているバンドを脱退したいと考えていると話してきた。なんでも、ギタリストの女の子が新加入してきたとき、バンドメンバーがショーンを除いてその女の子と打合せしている様子を見かけてしまったという。誤解を解こうとした三人はそのバンドメンバーに話しかけにいこうとするが・・・!? この具合でTrack5まで、盛りだくさんの内容だ。 パンクバンドを想定している彼らは、豊富な知識な凛と、がむしゃらに前に進もうとする七海、そして理性的に進めようとするモリソンのバランスのとれた三人が一丸となり様々な事件の解決に向けて調べ、推理を披露する。 バンドミステリー自体はそれほど珍しくもない。例えば「響けユーフォニアム」は近年の代表と言っても過言ではない。厳密には本書でかかれるようなバンドではないかもしれないが、高校生の青春味あふれる生々しさは通ずるところがある。 読んでいて、高校生のころの甘酸っぱい思い出や苦い経験がフラッシュバックしてくるようだ。生き生きとした高校生活を送ってみたいなら、事件はご免だが、こんなバンド生活に浸るのも悪くない!

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2019/01/22

吹奏楽の発表会で、やらかしてもうドラムを叩かないと思っていた高校生。 ある日、見知らな女生徒から強引にロックバンドに勧誘された。 しかし、そのバンドには、ギタリストが居なかった! 新たなメンバ募集しで、応募してしてくる面子は、ワケありな人がばかり。 彼らに、演奏する日がくるのか...

吹奏楽の発表会で、やらかしてもうドラムを叩かないと思っていた高校生。 ある日、見知らな女生徒から強引にロックバンドに勧誘された。 しかし、そのバンドには、ギタリストが居なかった! 新たなメンバ募集しで、応募してしてくる面子は、ワケありな人がばかり。 彼らに、演奏する日がくるのか? まだまだ続きそう。

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2018/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みやすい。いくつかの伏線が最後に明らかになるのは、日常ミステリとして良い。ただ、主人公たちが巡り会う理由(ヒロインの動機)が、もう少し丁寧に描いてくれていたら、もっと読後感が良くなったと思う。

Posted byブクログ