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青空に飛ぶ の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2018/04/05

元特攻隊員の佐々木友次さんの話をはじめて知りました。一度は死亡で上に報告してしまったのだから、(訂正することはできない)次は死んでこいというメチャクチャな言い分がまかりとおるのは戦時中の話だけではなくて、現在もなんだろう。

Posted byブクログ

2018/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2018.3.20- いじめのシーンは本当に読むのが辛かった。 学校の対応、先生の言葉に愕然とした。 最後は学校側やクラスメイトも変わるのではという仄かな期待も、現実はそうではなかった。 9回も特攻を生き抜いた佐々木友次さんも、きっとこんな風に地獄を耐えてきた。 友人くんは佐々木さんに会えたこと、『陸軍特別攻撃隊』を手にしたことに、運命を感じる。 寿命は自分で決めるものではない。 という佐々木さんの言葉。 あなたが生き抜いたことには意味がある。しなくてはならないことがある。だから生き抜いてください。 という岩本大尉のお父さんの言葉。 多くの子ども達に読んで欲しい、知って欲しい本だった。

Posted byブクログ

2018/02/15

鴻上アニキの作品は舞台書物を問わず好んで見てきたが今回ばかりはなんでこんな胸糞悪い話を書いたんだろうと正直読むことを止めようかとも思った。 いじめのシーンはエグすぎて正視に耐えずそれ以前にいじめと特攻がなぜ同列に扱われるのか全く理解出来なかった。しかし最後まで読んで始めてアニキの...

鴻上アニキの作品は舞台書物を問わず好んで見てきたが今回ばかりはなんでこんな胸糞悪い話を書いたんだろうと正直読むことを止めようかとも思った。 いじめのシーンはエグすぎて正視に耐えずそれ以前にいじめと特攻がなぜ同列に扱われるのか全く理解出来なかった。しかし最後まで読んで始めてアニキの意図することがわかった。 それは死ぬか逃げるかどちらかしか選択肢がなく自分の力ではどうすることも出来ない状況に陥ったときには「逃げて生きろ」と言う強いメッセージだったのだ。 敗戦の屈辱と引き換えに取り戻した平和はいつの間にこんなに捻じ曲がってしまったのだろう…悲しくてとてもやりきれない

Posted byブクログ

2018/01/20

いきなりのいじめがあり、困惑しながら読み進めています。 「特攻隊ゲーム」といういじめと本物の特攻隊員、佐々木氏が9回以上死に直面して生きて帰ってきた話。 それぞれが交互に書かれ、いじめでは主人公が死ぬしかないと考え、佐々木氏は死を選ばない生き方をしてきた。実際の戦争場面といじめの...

いきなりのいじめがあり、困惑しながら読み進めています。 「特攻隊ゲーム」といういじめと本物の特攻隊員、佐々木氏が9回以上死に直面して生きて帰ってきた話。 それぞれが交互に書かれ、いじめでは主人公が死ぬしかないと考え、佐々木氏は死を選ばない生き方をしてきた。実際の戦争場面といじめの場面とがどれも重苦しく、それでも読み進めて行きたくなりました。(いつもは辛い話だったりいやな気持を感じると読むのを止めます)

Posted byブクログ