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きみのために青く光る の商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2022/02/20

蛍の話とか動物に自分を攻撃させるとかSFぽくて面白かった。運命という言葉が何度も出てきて、実際こんな能力が人間にあったら変えることができるんだろうなあと少し羨ましくなった。後書きのウネリサマとかオススリサマ?がなんの話がよくわからなかったけど面白かったからストーリーにして欲しい。

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2020/04/16

主人公たちの正義観が垣間見える内容でした。 この本に出てくる人たちは正義観の強い人たちが多く、何かしら自分の一貫した考えを持っていました。

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2019/11/05

もしかすると、ファンタジーと言うよりSF寄りか?(^ ^; 連作短編集で、それぞれの作品に別の主人公がいる。 共通しているのは、 ・各主人公は常人にはない超能力がある ・その能力を発露する時に青藍色の光が見える ・その超能力を研究している大学の先生が登場する など。あ、あと...

もしかすると、ファンタジーと言うよりSF寄りか?(^ ^; 連作短編集で、それぞれの作品に別の主人公がいる。 共通しているのは、 ・各主人公は常人にはない超能力がある ・その能力を発露する時に青藍色の光が見える ・その超能力を研究している大学の先生が登場する など。あ、あとその能力があるおかげで、 主人公はいろいろひどい目に遭ったりする点も共通(^ ^; 前提は荒唐無稽ではあるが、文体に変なリアリティがあり、 似鳥氏お得意の飄々とした文体で、すいすい読める。 一作ごとに、登場人物の持つ「超能力」の種類が違い、 そのおかげで話のバラエティが広がり、 常に新鮮な気持ちで読み進めることができる(^ ^ 最終話は、一応ハッピーエンドと言えると思うが、 他はあまりくっきりした「オチ」が無かったり(^ ^; 続編が出ると、だんだんと見えてくるのだろうか。 まだ「壮大な物語の序章」という感じか(^ ^

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2019/03/05

能力が発動する時に青藍色に光るというすごい設定に驚いた。年収が見えるヤツが面白かった。それと、静先生は一体どんな能力を持つ何者なのかも気になる。

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2018/12/29

似鳥作品には特定の領域だけ極端に優れている少し変わった人が登場することが多いのですが、本書は珍しく所謂超能力を持つ人の話。 そもそも超能力が生まれた原因が強いネガティブな感情なので一歩間違えると重い作品になるところが、全体に漂う善意と、お得意のユーモアある脚註によって救われていま...

似鳥作品には特定の領域だけ極端に優れている少し変わった人が登場することが多いのですが、本書は珍しく所謂超能力を持つ人の話。 そもそも超能力が生まれた原因が強いネガティブな感情なので一歩間違えると重い作品になるところが、全体に漂う善意と、お得意のユーモアある脚註によって救われています。

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2018/10/14

動物から攻撃される力、念じるだけで生き物を殺せる力、前年の年収が見える力。心の不安に根差して発症する、身体が青く光るという共通点以外バラバラな青藍病という異能力と性別不詳の美形で癒し系な犬好き精神科医。高校生の幼馴染男女の人の死期を悟る能力の話がありがちに思っても良さそうなのに苦...

動物から攻撃される力、念じるだけで生き物を殺せる力、前年の年収が見える力。心の不安に根差して発症する、身体が青く光るという共通点以外バラバラな青藍病という異能力と性別不詳の美形で癒し系な犬好き精神科医。高校生の幼馴染男女の人の死期を悟る能力の話がありがちに思っても良さそうなのに苦しく胸を衝いた。

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2018/03/11

 アオハルかよ(笑) SF(すこしふしぎ)青春小説といった様相ですが、似鳥さんらしい文章と展開とキャラ設定で、どきどきにやにやしながら楽しく物語に浸りました。  少年少女の甘酸っぱい話が続く中、一作だけ趣が異なる「年収の魔法使い」が、似鳥さん全開といった文章回しも相まって、個人的...

 アオハルかよ(笑) SF(すこしふしぎ)青春小説といった様相ですが、似鳥さんらしい文章と展開とキャラ設定で、どきどきにやにやしながら楽しく物語に浸りました。  少年少女の甘酸っぱい話が続く中、一作だけ趣が異なる「年収の魔法使い」が、似鳥さん全開といった文章回しも相まって、個人的にはお気に入りです。  「青藍病」の設定自体はいくらでも応用が効きますし、静先生のことや他の異能者たち、今回スポットが当たった面々の今後などもありますので、続編が出るのかもしれませんね。 

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2017/11/24

これまでの似鳥作品とは少々毛色が違う感じ。超能力のようなものをテーマにしているけど、どことなくしょうもない感じが漂うあたりは作者らしい。 しかし、この作品から入った様な人は、あのあとがきをどう受け取るんでしょう。

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2017/09/28

似鳥先生の作品はシリーズによってミステリのウェイトが高め・低めがあると思うのですが、個人的に今回のこれは低めの部類の作品。短編集ですが連作ミステリでもなく一話完結。サラサラと読めました。 先生十八番の「人が負うべき責任」とか「背伸びしたい子供」のテーマがチラチラ見え隠れしつつ、自...

似鳥先生の作品はシリーズによってミステリのウェイトが高め・低めがあると思うのですが、個人的に今回のこれは低めの部類の作品。短編集ですが連作ミステリでもなく一話完結。サラサラと読めました。 先生十八番の「人が負うべき責任」とか「背伸びしたい子供」のテーマがチラチラ見え隠れしつつ、自分に異能力が発現した原因と、今関わっている事件をどう能力を生かして解決するか、という冒険を楽しむエンタメ作品でしたね。 相変わらず能力を使ったアクションシーンの描写は勢いがあって、たいへん私好みでした。

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2017/09/13

犬が光る/この世に二人だけ/年収の魔法使い/噓をつく。そして決して離さない 青藍病、不思議な能力発動中は青く光るがその光は能力者にしか見えない。能力はバラバラ、何のためになるのかさっぱり分からない力も沢山あるようだ。上手く付き合えるのか?上手に利用できるのか? フフフと笑えたり...

犬が光る/この世に二人だけ/年収の魔法使い/噓をつく。そして決して離さない 青藍病、不思議な能力発動中は青く光るがその光は能力者にしか見えない。能力はバラバラ、何のためになるのかさっぱり分からない力も沢山あるようだ。上手く付き合えるのか?上手に利用できるのか? フフフと笑えたりしんみりしたりしたけれど、そんな力は無くてもいいかな‥‥

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