なんとめでたいご臨終 の商品レビュー
医者から余命いくばくもないと言われた人たちが、病院を出、最後の日日を自宅で家族とともに幸せに暮らした記録である。そこには小笠原さんという在宅医療に携わってきたお医者さんの存在がある。しかし、考えて見ればこれはたいへんなことである。いわば終末期を安楽にすごすために手立てがなくてはな...
医者から余命いくばくもないと言われた人たちが、病院を出、最後の日日を自宅で家族とともに幸せに暮らした記録である。そこには小笠原さんという在宅医療に携わってきたお医者さんの存在がある。しかし、考えて見ればこれはたいへんなことである。いわば終末期を安楽にすごすために手立てがなくてはならないし、多くの医療関係者の協力がいる。小笠原さんはそうした体制をつくり患者一人一人の死に向き合ってきた。患者の中には旅行ができたとか、モルヒネにワインを入れて飲んだとか、いわばやりたいことをほとんどやらせてもらっている。だからこそ、亡くなったときにみんなでピースをするのである。これは最初見たときは、ふざけてるのではと思ったが本当のことである。それにしても、日本ではこのような在宅医療のできる医者がなんと少ないことか。
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高校二年の2月曾祖母が亡くなりました。親族はほぼそろって家で看取りました。その2年後に祖母が亡くなりました。そのときも親族はほぼ揃いましたが違うところは病院で看取りました。果たしてどちらが良いのでしょうか?私はこれの正解をくだせるのは亡くなった本人であると思います。よってどちらが...
高校二年の2月曾祖母が亡くなりました。親族はほぼそろって家で看取りました。その2年後に祖母が亡くなりました。そのときも親族はほぼ揃いましたが違うところは病院で看取りました。果たしてどちらが良いのでしょうか?私はこれの正解をくだせるのは亡くなった本人であると思います。よってどちらが良いかどうかは申しあげません。 たまたま世界一受けたい授業で本著者である小笠原先生が登壇していて、在宅医療についてのお話をされていました。 彼は死に直面している方が、どのように余生を過ごして「希望̪死・満足死・納得死」を得られるかを考えている方です。普通、余命がわかり死に近くなると分かれば延命治療をしに入院という導線がセオリーと思うかもしれません。しかしそれは当の本人には幸せなことなのでしょうか?本書では、死に向き合いどのように幸せに逝けるのかをダイレクトに考えている本です。 悪くなったら入院。それは本当に正しいのか、ぜひとも人生の中で読んでほしい1冊です。 ケースごとのお話になっているので、とても読みやすいです 。
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在宅ホスピス緩和ケア。どこで死ぬか。もしかしたらそれは自分で選択できる死に方、否、生き方なのかもしれない。病になったら入院するのが当たり前、死ぬのも病院。選択の余地のないその考えに少しの隙間を見出した一冊。たくさんのサポートが必要かもしれない、わがままと言われるかもしれない。それ...
在宅ホスピス緩和ケア。どこで死ぬか。もしかしたらそれは自分で選択できる死に方、否、生き方なのかもしれない。病になったら入院するのが当たり前、死ぬのも病院。選択の余地のないその考えに少しの隙間を見出した一冊。たくさんのサポートが必要かもしれない、わがままと言われるかもしれない。それでも自分の生き方を生きることはその人にとって本当の自由であり何より権利なんだなぁ
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なんと素晴らしい本、なんと素晴らしい小笠原先生なんだろう! 『おひとりさまでも がんになってもボケても 誰だって、 最後まで 家で朗らかに 生きられる! だから家族も 「笑顔でピース」』 本の中で、 実際、亡くなった方と共に 満面の笑みでピースをしていた! 心洗われる本でもあ...
なんと素晴らしい本、なんと素晴らしい小笠原先生なんだろう! 『おひとりさまでも がんになってもボケても 誰だって、 最後まで 家で朗らかに 生きられる! だから家族も 「笑顔でピース」』 本の中で、 実際、亡くなった方と共に 満面の笑みでピースをしていた! 心洗われる本でもあります。 心から推薦します。
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先日、小笠原先生が富山に来てくださり、この本についてのお話を伺いました。 読んでみて岐阜で長年継続して行っているからこその地域、病院、近隣医療機関との信頼関係のあつさを感じます。 緊急退院 しばしば私たちも受けたりします
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終末医療のあり方に一石を投じる本.たくさんの患者さんたちの笑顔のピース写真が自分や家族の死についてあるべき姿を示していると思われる.病気になってもピンピンコロリが可能だと教えてくれた.
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タイトルが絶品だ、「なんとめでたいご臨終」。人間いつかは死ぬのだから、どうせならめでたいと思える最期を迎えたいものだ。在宅ホスピス緩和ケアをとおして、そんな終末期医療を実現した小笠原医師が実例を挙げて説く。ああ、うらやましい。
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自分の最後を考えたときに、どうしたいんだろうか。 それを考えたときに、参考になる本だと思った。 まだ先かもしれないし、すぐかもしれない。 その時どういうことを選ぶのか、参考になる本だと思った。
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私は現在65歳ですがこの本を読みカルチャーショックをうけました。人はだれも人生の終末は心穏やかに逝きたいと願っておりますが、こんなにも幸せな終末を自分で選択できるなんて!本を読みながら涙が止まりませんでした。もっともっとこの本を多くの人に読んでいただき情報を発信しなければと強く思...
私は現在65歳ですがこの本を読みカルチャーショックをうけました。人はだれも人生の終末は心穏やかに逝きたいと願っておりますが、こんなにも幸せな終末を自分で選択できるなんて!本を読みながら涙が止まりませんでした。もっともっとこの本を多くの人に読んでいただき情報を発信しなければと強く思いました。本当にこの本と出会えた事に感謝申し上げます。ありがとうございました。
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