MUJIN 無尽(巻之四) の商品レビュー
1巻を読んでからだいぶ時間が経ってしまったけど、このたび2-4巻を読了。新選組も、まだ世に出る前から物語に絡んできていて、今後の展開も期待が持てそう。吉原界隈が絡んでくるのも、この時代のものとしては当たり前かもしらんけど、特に4巻では、そのあたりの踏み込んだ描写がなされていて、読...
1巻を読んでからだいぶ時間が経ってしまったけど、このたび2-4巻を読了。新選組も、まだ世に出る前から物語に絡んできていて、今後の展開も期待が持てそう。吉原界隈が絡んでくるのも、この時代のものとしては当たり前かもしらんけど、特に4巻では、そのあたりの踏み込んだ描写がなされていて、読み応え十分だった。これは面白し。
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とても面白い。 若先生がとにかく粋でねえ。 会話劇は面白いし、幕末の幕府への人々の考えも、町人目線で説明されたりするから解りやすい。こいつは名著です。
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ついに安政の大獄に反発した水戸藩士らが暴発、桜田門外で井伊大老の首級をあげた(詳細は『風雲児たち 幕末編21』参照)。剣術の稽古に勤しむ伊庭八郎の周囲も、攘夷派の影が忍び寄り騒がしくなってくる。八郎は、榎本釜次郎(武揚)の海防論にも触発されながら、開国か攘夷かというより、幕臣とし...
ついに安政の大獄に反発した水戸藩士らが暴発、桜田門外で井伊大老の首級をあげた(詳細は『風雲児たち 幕末編21』参照)。剣術の稽古に勤しむ伊庭八郎の周囲も、攘夷派の影が忍び寄り騒がしくなってくる。八郎は、榎本釜次郎(武揚)の海防論にも触発されながら、開国か攘夷かというより、幕臣として、あるいは人として筋の通った道を歩もうとする。ところで、3巻では正しく「夷狄」と表記されていたが、4巻以降は「夷敵」に統一されているようだ。一体なぜそんなことになったのだろう。
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これで十代かぁ、伊庭八郎。出木杉君すぎる~。物事に対して何にだって誠実なんだなぁ。これじゃ世の中の男女問わず、ざわつくのも分かるよ、うん。惚れてまう。
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