宿命の地(上) の商品レビュー
マックスの舞台は日本に移る。レンマーを追い詰めるための工作が、マックスのチームとモラハンやサムのチームで二つに分かれる。安全と思っていた人物が裏切るなど、誰も信用できない状況で、マックスはレンマーに戦いを挑む。最初は素人だったマックスが、もう本職のスパイとなって、立派に世界をまた...
マックスの舞台は日本に移る。レンマーを追い詰めるための工作が、マックスのチームとモラハンやサムのチームで二つに分かれる。安全と思っていた人物が裏切るなど、誰も信用できない状況で、マックスはレンマーに戦いを挑む。最初は素人だったマックスが、もう本職のスパイとなって、立派に世界をまたにかけた諜報戦を仕掛ける。もちろん敵もさるもの。まっすぐには期待する結果にならない。マックスが勝つまであと一歩というところで下巻に続く。
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3部作の最後。 舞台は日本へ。 で、主人公がなかなか出てこない。本がこれだけの暑さがあるので、このままってことはないよね、って思って読んでるし、実際そうなのだけど、そこまで引っ張っていくのが上手い。 そして、登場してきて…。 いきなり、話が展開し始めるあたり...
3部作の最後。 舞台は日本へ。 で、主人公がなかなか出てこない。本がこれだけの暑さがあるので、このままってことはないよね、って思って読んでるし、実際そうなのだけど、そこまで引っ張っていくのが上手い。 そして、登場してきて…。 いきなり、話が展開し始めるあたりも上手い。 やっぱり、ゴダードは職人です。 ただ、日本が舞台っていうのが、ちょっとね。 多分、外国人の思う日本ってこういう感じなのね、って。もっとも、それゆえにものすごくエンターテイメントぽくなっていて、このまま映画化すればいいのにって感じになっている。 うん。非常にビジュアル的だよね。 キャラクターも、個々がわかりやすい。というか、王道。 特に、マックスの王道っぷりがすごい。あと、サムの相棒っぷりも。 で、最初、戦争に生き残ってちょっと燃え尽き症候群っぽかったマックスが、この3部作の中で、ちゃんと地に足がついた感じになっていくのがよかった。 傷ついた心は、結局のところ自分でしか、自分で何かをのりこえなければ、癒せないってことなんだろう。 面白かった!!
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最後の舞台は大正時代の日本に 冒頭から約束の場所にマックスが現れないというサプライズ。敵と味方が入り乱れて、状況が次々と変化していく。 結末はどうなる?
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終盤に向かって盛り上がっています。 海外の作家が、日本を舞台にして作品を書くのは珍しいと思います。そして、それがただ珍しいだけでは無く、比較的日本の付いての理解が間違っていないと言うのは、より珍しいのではないでしょうか。多くの場合、欧米の方は日本が理解できない&想像あるいは伝聞...
終盤に向かって盛り上がっています。 海外の作家が、日本を舞台にして作品を書くのは珍しいと思います。そして、それがただ珍しいだけでは無く、比較的日本の付いての理解が間違っていないと言うのは、より珍しいのではないでしょうか。多くの場合、欧米の方は日本が理解できない&想像あるいは伝聞の話で日本像を描くので、頓珍漢な事が少なからずあるわけですが、この作品は、そういうところは、かなり少ないと思います。 残りは、下巻のみ。どういう風に物語は収束するんでしょうね。
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歴史ミステリの匠が描く三部作、終幕の舞台は日本! 亡父ヘンリーはなぜ命を賭してまで秘密情報を売ろうとしたのか。自らの生誕をめぐる隠された真実とは。答えを求めて、マックスは日本に向かうが―大正八年の東京、横浜、京都を舞台に描く、感動の完結篇!
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