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ミクロ経済学入門の入門 の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2020/10/26

ビジネススクールで学んでいた時苦労した科目の一つがミクロ経済学。 入門の入門ぐらいなら理解できるだろと卒業から10年後に買ったもの。読みやすいとは思います。

Posted byブクログ

2020/01/08

数式をつかわず、グラフなどの図によってミクロ経済学の初歩を解説している本です。 いわゆるミクロ経済学の入門書の構成とはちがった内容になっていますが、数式をつかわずに説明できるところに絞って、わかりやすい解説を試みたところに著者の工夫があるように感じられました。本書でミクロ経済学...

数式をつかわず、グラフなどの図によってミクロ経済学の初歩を解説している本です。 いわゆるミクロ経済学の入門書の構成とはちがった内容になっていますが、数式をつかわずに説明できるところに絞って、わかりやすい解説を試みたところに著者の工夫があるように感じられました。本書でミクロ経済学の概要をつかむことはできませんが、ミクロ経済学に苦手意識をもっている読者に興味をいだかせることが本書の目的だとするならば、その目的は十分に果たされていると思います。 また、ゲーム理論的な説明が随所に取り入れられているのも特色です。もっとも、まとまった解説にはなっておらず、断片的な説明がそのつど出てくるので、べつの書き方もあったのではないかという気もしますが、これはゲーム理論の初歩を用いた事例が読者の興味を引きやすいのではないかという著者の判断にもとづくものなのかもしれません。

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2019/07/12

20190708読了 ミクロ経済学の代表的な考え方を理解したく購入。 これまで何度も挫折してきた経済学、当然ながらなんぞやまで理解はできなかった。ただ図表やその面積からだれにどんな利益がもたらされているかという構造を理解する考え方は大変わかりやすかった。 このあとゲーム理論の本も...

20190708読了 ミクロ経済学の代表的な考え方を理解したく購入。 これまで何度も挫折してきた経済学、当然ながらなんぞやまで理解はできなかった。ただ図表やその面積からだれにどんな利益がもたらされているかという構造を理解する考え方は大変わかりやすかった。 このあとゲーム理論の本も読もうと思っていたので、それを読んだ後もう一度読み返してみたい。

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2019/07/12

本当に入門の入門でした。経済学は数学であると思うので、図やグラフだけでなく、次に「入門」を書かれる際には、数学でざっくり説明したものを期待します。お父様がペプシしか飲まないということしか残らなかったので、この評価です。

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2019/05/30

数式を使わないでミクロ経済学の基本を教える。数式の代わりに図を使っている。図で説明されると、何となくわかった気になるから不思議(苦笑)。無差別曲線、予算額と最適化、需要曲線、供給曲線、市場均衡、外部性、独占と寡占、リスクと保険、公共財、再分配の各章。

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2019/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほぼ読んだが、読了とは言えないか。また機会があれば通して読む。 薄くて、抵抗なく読める。意外とグラフ、図表も多い。繰り返し読みやすいので、やはりあと二回は読もうかなと。

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2019/01/07

第1章 無差別曲線―ひとの好みを図に描く 第2章 予算線と最適化―何が買えて何を選ぶのか 第3章 需要曲線―いくらなら、いくつ買うのか 第4章 供給曲線―いくらなら、いくつ作るのか 第5章 市場均衡―市場で価格はどう決まるのか 第6章 外部性―他人が与える迷惑や利益 第7章 独占...

第1章 無差別曲線―ひとの好みを図に描く 第2章 予算線と最適化―何が買えて何を選ぶのか 第3章 需要曲線―いくらなら、いくつ買うのか 第4章 供給曲線―いくらなら、いくつ作るのか 第5章 市場均衡―市場で価格はどう決まるのか 第6章 外部性―他人が与える迷惑や利益 第7章 独占と寡占―さまざまな種類の市場 第8章 リスクと保険―確実性と不確実性 第9章 公共財―なぜみんなに大事なものは、いつも足りないのか 第10章 再分配―格差と貧困をどう測るか 著者:坂井豊貴(1975-、広島県、経済学)

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2018/07/11

所得が増えたとき消費が増えるものを上級財、反対を下級財。 ベルトラン価格競争=2つの企業が価格を選べる状態=ベルトラン寡占市場では限界値になるまで競争が続く。 ギッフェン財=価格が上がると需要が増すもの。貧しい地域の必需品がそうなることがある。 ネットワーク外部性=利用者が多け...

所得が増えたとき消費が増えるものを上級財、反対を下級財。 ベルトラン価格競争=2つの企業が価格を選べる状態=ベルトラン寡占市場では限界値になるまで競争が続く。 ギッフェン財=価格が上がると需要が増すもの。貧しい地域の必需品がそうなることがある。 ネットワーク外部性=利用者が多ければ価値が多くなること。 ナッシュ均衡=自分が行動を変えると損をする状態。膠着状態。必ずしも双方にとっていいとは限らない。 パレード優位=双方にとって一番いいナッシュ均衡状態。 参入の阻止=価格をある程度抑えることで独占企業が他社の参入を防ぐこと。スタンウエイの松尾楽器商会は独占でも値上げできない(並行輸入されるから)。 展開形ゲーム=逆向き帰納法で、参入を阻止したほうが利益が上がる。 クルーノー寡占市場=2つの起業が生産量を選べる状態=ナッシュ均衡だがパレード優位ではない状態になりやすい。 条件つき財=保険、たからくじ、馬券など。 期待効用が計算通りには感じられない。 リスク回避的=少額でも確実に得られるお金を好む。 逆選択=中古車市場など=情報の非対称性。情報公開を義務付けて、保険会社が引き受けをえっらぶことは保険倫理にかかわる難問。この点で全員強制加入の保険に意義がある。 財の4分類=競合的か否か、排除的か否か。 競合的で排除的なものを私的財、どちらでもないものを公共財。 非競合的で排除的であるものはクラブ財=高速道路など。 競合的で非排除的なものは顧問プール財=漁場など。乱獲が起こる。 公共財は自発的供給がされにくい。 所得の再配分の理論的根拠は、公正による正当化(稼いだものは本当に自分だけが稼いだのか)、損得による正当化(万が一稼げなくなった時の保険として)、のふたつが両輪となっている。 相対的貧困ライン=所得分布の真ん中の50%以下の人の数。日本は16.1%。 ミクロ経済学expressway 東洋経済新報社 ミクロ経済学の力 日本評論社 改訂版 経済学で出る数学 日本評論社 ゼミナール ゲーム理論入門 日本経済新聞社 日本財政 転換の指針 岩波新書 社会保障の経済学 日本評論社 オンラインデートで学ぶ経済学 NTT出版 幸せのための経済学 岩波ジュニア新書

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2018/06/23

タイトルの通り、経済学を全く知らずとも理解できます。 自由市場ではどのように価格が動いていくのか?寡占とは何か?なぜ公共事業は必要なのか?保険の性質は? こういったことに興味がある方はおすすめです。 筆者もウリ文句にしていますが、150ページと非常に短いのも良い点だと思います...

タイトルの通り、経済学を全く知らずとも理解できます。 自由市場ではどのように価格が動いていくのか?寡占とは何か?なぜ公共事業は必要なのか?保険の性質は? こういったことに興味がある方はおすすめです。 筆者もウリ文句にしていますが、150ページと非常に短いのも良い点だと思います。

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2017/10/12

数式を使うことなく、分かり易い図を使用した、ミクロ経済学の初歩を簡潔に勉強できる一冊です。本書は、実在する例などを基にして逐一丁寧に説明しているので非常に分かり易いです。その上、全体で150ページという薄さに纏めてあるので、根気がなくても読み通すことができると思います。巻末には、...

数式を使うことなく、分かり易い図を使用した、ミクロ経済学の初歩を簡潔に勉強できる一冊です。本書は、実在する例などを基にして逐一丁寧に説明しているので非常に分かり易いです。その上、全体で150ページという薄さに纏めてあるので、根気がなくても読み通すことができると思います。巻末には、これを契機に分かり易く経済学を勉強できる本の紹介まであるという、至れり尽くせりの一冊です。

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