1,800円以上の注文で送料無料

男も女もみんなフェミニストでなきゃ の商品レビュー

4.1

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/02/25

いろんな人に勧めたい本 著者や著者の周りの女性の体験が、自分の体験と重なり悔しい気持ちを思い出した。 本も読みやすい文体でもちろんいいけど、YouTubeに上がっているTEDでの実際のスピーチも素晴らしかった。 決して攻撃的な語り口ではなく、それでいて見事に本質をつく。 著者の小...

いろんな人に勧めたい本 著者や著者の周りの女性の体験が、自分の体験と重なり悔しい気持ちを思い出した。 本も読みやすい文体でもちろんいいけど、YouTubeに上がっているTEDでの実際のスピーチも素晴らしかった。 決して攻撃的な語り口ではなく、それでいて見事に本質をつく。 著者の小説も読みたい。

Posted byブクログ

2021/02/02

『何かが首の周りに』は読みたい本。 作者が2012年にTED❌Eustonで行ったスピーチに加筆したもの。 女であることの困難は国を越える。 どれほど他者に好かれるかを気にして育てられているか気づくことからかな。

Posted byブクログ

2020/12/25

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→ https://winet.nwec.jp/bunken/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=BB11381607&opkey...

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→ https://winet.nwec.jp/bunken/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=BB11381607&opkey=B160887241038392&start=1&totalnum=9&listnum=0&place=&list_disp=100&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=000000000

Posted byブクログ

2020/12/18

チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ。「なにかが首のまわりに」で初めて知った、舌を噛むようなこの名前。今はアディーチェさんと気楽に言える。 現代の世界文学界のスター的な「女性」作家です。2013年に『アメリカーナ』で全米批評家協会賞を受賞。1977年生まれだから現在は未だ43歳か...

チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ。「なにかが首のまわりに」で初めて知った、舌を噛むようなこの名前。今はアディーチェさんと気楽に言える。 現代の世界文学界のスター的な「女性」作家です。2013年に『アメリカーナ』で全米批評家協会賞を受賞。1977年生まれだから現在は未だ43歳か。これは2012年のTEDの講演記録。 非常に短くて直ぐに読めるが、ジェンダー問題の核心を突いて説得力がある。この講演があったから『82年生まれ、キム・ジヨン』が生まれたのか?と思えるくらい日常のさりげない性差別をキチンと突いている。 「何かをくり返しやっているうちに、それは当たり前のことになります。何かをくり返し見ているうちに、それは当たり前のことになります」(21p) 確かに文明生活が始まって以降、男性が権力の中心に座ることが普通になっていた。 「これは千年前ならうなずけます」とアディーチェは言う。 「当時、人類は身体が強靭であることこそ生き延びるための最重要特質とする世界に生きていたから」。 現代は? 「指導力のある人とは必ずしも身体的に強い人では「なく」て、むしろより知的で、知識が豊富で、より創造的で、より革新的な人です。こういった特性にホルモンは関係がありません。男性も女性も同じように知的で、革新的で、想像的です。私たちは進化したのです。ところがジェンダーをめぐる考えはそれほど進化していません」(29p) アメリカとアルジェリアを往復し、格差と貧困、戦争と平和、黒人と白人、男と女、多くの問題で、彼女は積極的に発言をしていると言う。言っていることと、やっていることの統一性は、おそらく保たれているのだろう。1人の女性の中に、人類の多様性が存在しているように思える。ずっと注目していきたい作家である。

Posted byブクログ

2020/12/15

身につまされた。この本のすごいところは、女性である著者が、自身の経験から、世界中で女性が対面している問題について、普遍的に、かつ軽やかに語るところ。 ナイジェリアとアメリカでの体験について語っているのに日本で読んでも頷けるというのは、なんだ? 女性というのは世界的に大なり小なり同...

身につまされた。この本のすごいところは、女性である著者が、自身の経験から、世界中で女性が対面している問題について、普遍的に、かつ軽やかに語るところ。 ナイジェリアとアメリカでの体験について語っているのに日本で読んでも頷けるというのは、なんだ? 女性というのは世界的に大なり小なり同じ境遇に置かれているのか? いるのか…と自問自答した自主的ジェンダースタディ3冊目。 同著者の「アメリカーナ」を素晴らしい小説だと薦められてから数年来積読にしているのも読まねばと思いました。

Posted byブクログ

2020/11/19

筆者の口から語られる言葉たちは決して過激なものでも、排他的なものでもない。フェミニズムという言葉の過激なイメージだけが先行してしまっている日本だけれど、本来フェミニズムが目指すものってそれじゃない。 男も女も関係なくみんなで目の前で起きていることについて考えていこうよ、私たちの文...

筆者の口から語られる言葉たちは決して過激なものでも、排他的なものでもない。フェミニズムという言葉の過激なイメージだけが先行してしまっている日本だけれど、本来フェミニズムが目指すものってそれじゃない。 男も女も関係なくみんなで目の前で起きていることについて考えていこうよ、私たちの文化ってそうやって自分たちで作り上げていくものでしょう。私たち人間って、そういう社会的な存在でしょう、って改めて語りかけてくれてるみたいで、すごく優しかった。 スピーチの加筆版なのでとても読みやすく分かりやすいのでその点でもおすすめ。

Posted byブクログ

2020/11/18

TEDでのスピーチに手を入れたものなだけあって、スルスルっと読める。 フェミニズムの入門書として良いのかも。 フェミニスト=「男嫌いで何かとうるさい、男より上に立とうとしているやばい女たち」ではないことを誰にでもわかるやさしい言葉で、彼女自身の経験を交えつつ話してくれて、とても...

TEDでのスピーチに手を入れたものなだけあって、スルスルっと読める。 フェミニズムの入門書として良いのかも。 フェミニスト=「男嫌いで何かとうるさい、男より上に立とうとしているやばい女たち」ではないことを誰にでもわかるやさしい言葉で、彼女自身の経験を交えつつ話してくれて、とてもわかりやすい。フェミニズムになんとなくマイナスイメージを持っている人にこそ読んでほしい。

Posted byブクログ

2020/08/02

『わたし自身の、フェミニストの定義は、男性であれ女性であれ、「そう、ジェンダーについては今日だって問題があるよね、だから改善しなきゃね、もっと良くしなきゃ」という人です。』 本の袖にあるこの一節を、この先もずっと忘れないでいようと思った。

Posted byブクログ

2020/06/02

TED talkの編集とのことでさくさく読めた。 服の選択のエピソードみたいなことは、日々の暮らしの中でたくさんあるけれど、私も自分らしくいられる選択をしていきたい。

Posted byブクログ

2020/01/16

TEDのスピーチを書籍化したもの。 すごくわかりやすく、うん、うん、そうだよねとすぐ読み通せた。 フェミニストについてよく知らなかったけど、これだけでいいのかしら。 ハードカバーの装丁もスタイリッシュで良いと思います。でも、この程度の分量なら無駄を省いてZINEみたいな冊子にして...

TEDのスピーチを書籍化したもの。 すごくわかりやすく、うん、うん、そうだよねとすぐ読み通せた。 フェミニストについてよく知らなかったけど、これだけでいいのかしら。 ハードカバーの装丁もスタイリッシュで良いと思います。でも、この程度の分量なら無駄を省いてZINEみたいな冊子にしてワンコインくらいで売ってほしいかな。

Posted byブクログ