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東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて の商品レビュー

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62件のお客様レビュー

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2021/07/25

表題作は、こんなに上手くいくものなのか?とも思ってしまったが、母の食の記憶というのは美味しいとかそういう事ではないのだろうなと思う。

Posted byブクログ

2021/03/30

シリーズ3作目。 何事においてもコスパを重視するOL、すみっこごはん常連の純也に恋する同級生の男の子、40代半ばで結婚したものの義理の娘との関係に悩む女性のエピソードと、柿本と楓の母であり、すみっこごはんのレシピの作成者・由佳との出会いも描かれる。 3作目なので、メインの登場人物...

シリーズ3作目。 何事においてもコスパを重視するOL、すみっこごはん常連の純也に恋する同級生の男の子、40代半ばで結婚したものの義理の娘との関係に悩む女性のエピソードと、柿本と楓の母であり、すみっこごはんのレシピの作成者・由佳との出会いも描かれる。 3作目なので、メインの登場人物のエピソードは抑えめで、ほとんど短編集と言った感じがする。 それでも章ごとに描かれる料理への愛情が、文章からも伝わってくるから不思議。 決して難しい料理を題材にしている訳ではないが、ただ作るのではなく、どんな料理でも食べてくれる人への愛情が大切だと言うことを全編を通して、教えてくれる。 1作目の主人公となるコスパ重視のOLの考え方も理解出来る分、コスパでは測れない愛情も大事だと、最終章で描いているのは構成が見事だと思う。 他の作品と比較して、申し訳ないが、「澪つくし」シリーズのように巻末にレシピがあると、もっと嬉しいかも。

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2021/02/14

今回は、ちょっと恋愛絡みや親子愛の物語が多め。純也くんは、本当にいい男の子だなぁと思う。このまま ほのぼのとすみっこごはんが続くといいのになぁ。

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2020/12/06

生きるのが下手な人間の寄り添うところ、東京すみっこごはん。拒絶は受け入れることの裏返し。悲しみや悩みを抱いた人間たちの再生のドラマ4話。それぞれの生き方を追体験しました。成田名璃子 著「親子丼に愛を込めて」、東京すみっこごはんシリーズ№3、2017.4発行。

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2020/06/26

前半は新たにすみっこごはんを訪れる人を主役にした話が続いたので今回はそういう構成なんだなと読んでいたら、若き日の柿本さんの不器用な純粋さにやられてしまった。 今ではすっかりひねくれ者を装ってるけれど、すみっこごはんを陰で支えてるだけのことはありますね。 それにしてもレギュラーメン...

前半は新たにすみっこごはんを訪れる人を主役にした話が続いたので今回はそういう構成なんだなと読んでいたら、若き日の柿本さんの不器用な純粋さにやられてしまった。 今ではすっかりひねくれ者を装ってるけれど、すみっこごはんを陰で支えてるだけのことはありますね。 それにしてもレギュラーメンバー達の他人との関わり方が優しくていいなあ。

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2019/09/19

心にすきま風が吹いたとき、商店街の脇道に佇む“共同台所”は、いつでも、誰でも、やさしく迎えてくれる。恋愛に無関心なOL、誰にも言えぬ片思いに悩む高校生、シングルファーザーと結婚したキャリアウーマン。そして、無愛想な常連・柿本が回想する、忘れられぬ人との出会い―。それぞれのあたたか...

心にすきま風が吹いたとき、商店街の脇道に佇む“共同台所”は、いつでも、誰でも、やさしく迎えてくれる。恋愛に無関心なOL、誰にも言えぬ片思いに悩む高校生、シングルファーザーと結婚したキャリアウーマン。そして、無愛想な常連・柿本が回想する、忘れられぬ人との出会い―。それぞれのあたたかな恋心と愛が溢れ出す、大人気シリーズ第三弾。 『マイ・ファースト鱚』と『親子丼に愛を込めて』が良かったなぁ。弱い部分、悪い部分も全部含めて、「自分」であることを認めてあげることの難しさが、しっかり描かれている。 受け入れがたい辛いこともあるけれど、それでも必死に生きている人たちの物語に、胸を打たれる。

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2019/08/02

新しい章のたびに 次は誰の話しかなぁ〜っと楽しみにさせてくれます。 柿本さんの若かりし頃に出逢った 小さい楓ちゃんと存命だったお母さんの由佳さん。「すみっこごはん」に対する柿本さんの愛情が十分に感じられるれる章だった。

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2019/06/21

酢豚、天ぷら、おにぎり、親子丼… すみっこごはん第3弾は愛が溢れる物語ばかり。 美味しいものを食べてもらいたい。 その気持ちはとっても純粋な愛なんだと思う。 料理を作ることは、 言葉にしなくても思いを伝えることができる手段なのかもしれない。

Posted byブクログ

2019/06/09

東京すみっこごはん、3作目。 うーん、マンネリ感というか、お涙ちょうだいというか、ザ・ほっこり!感というか…。シリーズものはそういう不安があるんだけど、案の定既定路線を走って、いかにも感動ものになってしまったな、という感じ。 悪くないんだけど、なんかな、という。 そして、ここに...

東京すみっこごはん、3作目。 うーん、マンネリ感というか、お涙ちょうだいというか、ザ・ほっこり!感というか…。シリーズものはそういう不安があるんだけど、案の定既定路線を走って、いかにも感動ものになってしまったな、という感じ。 悪くないんだけど、なんかな、という。 そして、ここにきて気付いたこと。 あんまり楓ちゃんが好きじゃない。 毅の言う通り、いい子ちゃんすぎる。物分かりがよすぎる。かつお節にこだわるのがうそくさい。なんか、現実味がないというか、親近感がない。 さて、次の巻も買ってあるから読まないと。憎たらしい奴とか出てきてほしいなぁ…。

Posted byブクログ

2019/03/14

美味しそうなご飯と、それにまつわる人間模様が描かれた小説。食べ物の描写はどれもとても美味しそうで、翌日丁寧なご飯が食べたいっていう気持ちにさせてくれる。 それぞれ違う登場人物(だけど最終的には繋がっている)のストーリーも、読み終わると心がほっこりした。 すみっこごはんシリーズは他...

美味しそうなご飯と、それにまつわる人間模様が描かれた小説。食べ物の描写はどれもとても美味しそうで、翌日丁寧なご飯が食べたいっていう気持ちにさせてくれる。 それぞれ違う登場人物(だけど最終的には繋がっている)のストーリーも、読み終わると心がほっこりした。 すみっこごはんシリーズは他にもあるのが分かったので、また違うのを読みたいと思う。

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