1,800円以上の注文で送料無料

図書室のピーナッツ の商品レビュー

3.9

44件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2017/09/14

夫と離婚して独身に戻った詩織。 資格のないまま高校の学校司書になり、本の好きな生徒に囲まれながら仕事をしています。 しかし、生徒から「サンタクロースの事が新聞に載っている話を調べている」というレファレンスから公共図書館の有資格の司書の仕事ぶりに、衝撃を受けます。 自分もき...

夫と離婚して独身に戻った詩織。 資格のないまま高校の学校司書になり、本の好きな生徒に囲まれながら仕事をしています。 しかし、生徒から「サンタクロースの事が新聞に載っている話を調べている」というレファレンスから公共図書館の有資格の司書の仕事ぶりに、衝撃を受けます。 自分もきちんと勉強したい!詩織は図書館の山村さん前任の永田さんに相談しながら、「司書とはどうしたら、本と利用する人をつなげるのか」考えます。 やる気のないように見える若森先生の思いもちょっとわかります。 自分の考え通りだけではなく、周りにうまく道筋をつくるのを助けるのも大切ですね。

Posted byブクログ

2017/08/26

今回も大変勉強になりました。 小原庄助さんの話は知らなかったな~っていうか知らない人の方が多いよね。 ここの高校の子達って賢い。 着眼点が凄い。私じゃついていけない。 現実にもこんな子達はいるのかしら。きっといるんだろうね。 それに相変わらず詩織さんは真面目だわ。 市立図書館の人...

今回も大変勉強になりました。 小原庄助さんの話は知らなかったな~っていうか知らない人の方が多いよね。 ここの高校の子達って賢い。 着眼点が凄い。私じゃついていけない。 現実にもこんな子達はいるのかしら。きっといるんだろうね。 それに相変わらず詩織さんは真面目だわ。 市立図書館の人といい感じになっても、きちんとし過ぎ(笑)そこがいいんでしょうね。 字のないラブレターっていいですね。

Posted byブクログ

2017/08/20

前回キリギリスで詩織が司書の資格も無しに、学校図書館司書の職を得るなんて、ラッキーな人だ(^o^)と羨ましく感じたけれど、今回は二年目の契約が決まり、新たに通信教育で司書資格をとろうと頑張る(^-^)それは素晴らしいことだけど、なんか詩織の仕事ぶりも登場する生徒さんも優秀過ぎて、...

前回キリギリスで詩織が司書の資格も無しに、学校図書館司書の職を得るなんて、ラッキーな人だ(^o^)と羨ましく感じたけれど、今回は二年目の契約が決まり、新たに通信教育で司書資格をとろうと頑張る(^-^)それは素晴らしいことだけど、なんか詩織の仕事ぶりも登場する生徒さんも優秀過ぎて、ついていけない(T.T)と感じた(^^;)最後に自分の苦手な村上春樹さんが登場したせいもあるからか、今一つのめり込めなかった(--;)

Posted byブクログ

2017/07/29

「図書室のキリギリス」の続編。やはり出ました! 冒頭で謎を解いてしまう私こそ超能力者かと思いましたが、子供向けなのかも。読者の楽しみを味わえるし、中学生にはとてもいい本だと思うので機会があったら勧めてみたいと思いました。

Posted byブクログ

2017/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ2作目。 司書の資格を持たずに、教員である友人に勧められるままに学校司書の仕事に就いた、高良詩織。 1作目は、学校の図書室で司書はどんな仕事をするのか、前任者の作ったていねいな手引書を頼りに手探りで、薄闇の中を進むような感じだった。 本作では、本格的に司書の勉強も始め、今までの間違いに気付いたりもする。 図書館常連の生徒たちも、卒業したり、新入生が来たりとメンバーの入れ替わりがある。 そんな中でも、去年からの在校生が「先輩」となって後輩を導いている成長がうれしい。 詩織にも、まわりを眺めるゆとりと、司書としての仕事を楽しむ気持ちも生まれた。 『去年蒔いた種がこの春どんな花を咲かせるのか今から楽しみ』 何かとアドバイスをもらい、司書の先輩として頼りにしてきた、市立図書館の山村とも、ごはんを食べたり、本の話がはずむ。 個人的に、小枝歩乃佳ちゃんの調査能力に大注目! 将来は、詩織よりも頼もしい『図書館探偵』になりそう! 第一話 サンタクロースの証明 詩織の特殊能力について観察されていた?! 「サンタクロースがいた」という新聞記事について調べる事になる。 「ある」ことを証明することと、「ない」ことを裏付けること。 第二話 ハイブリッドの小原庄助 小枝さんは会津で、大隈くんは白河で、それぞれ「小原庄助の墓」を見たという。 どちらが本物か言い合いになるが、詩織は、それぞれの説を調べて行って検討してはどうかと提案する。 雑誌記事でも書けそうな、二人の調査能力がすごい。 良きライバル以上の発展はある? 第三話 ロゼッタストーンの伝言板 詩織といっしょに、図書館というものについて学んでいる気分になる。 今年もオリエンテーションで、一年生が二人、話題を提供。 「『図書館ノート』を置いてほしい」というのと、「小沢健二の『うさぎ!』っていう本を学校予算で買って!」という希望。 ここから、詩織も生徒も「図書館の利用の仕方」について学ぶことになる。 第四話 ピーナッツの書架整理 ピーナッツ、PEANUTS、その意味さまざま。 スヌーピーで有名な英語の漫画と、村上春樹の小説。 こういった「謎解き」は他の作品にもあるけれど、学校図書室が舞台だと「調べ学習」という言葉で置き換えたくなる。 みんなの持ち寄る情報とひらめきの一つ一つの小さなピースが合わさって、パズルが完成する喜びがある。

Posted byブクログ

2017/06/22

オザケンとか村上春樹とか、中二に戻らされたわい。 司書には特殊能力が…ってあながちフィクションでもないのだよなあ。なんつって。

Posted byブクログ

2017/06/13

シリーズ2。少し恋ばなもありの不思議な力は活躍無い話。まぁ普通。 2017.6.11

Posted byブクログ

2017/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『図書室のキリギリス』   夫が失踪し離婚が成立したのを機に、学校図書館に学校司書として働くことになった詩織さんのお話 の続編 ブクログの 右側⇒ にでてきたので知り、読みました。 この高校の図書館、うらやましいなという印象は前作と同じ。 やはり、本を手にすると、それまで読んだ人の感情が残留思念として判るという特殊能力にやはり違和感あるし 山村さんにも特殊能力あり そこがちょっと興醒め。これがなくても十分書けるでしょうに、と思ってしまう。 知ってる本や、読みたい本がでてきて、そっちも面白い。

Posted byブクログ

2017/05/27

【収録作品】サンタクロースの証明/ハイブリッドの小原庄助/ロゼッタストーンの伝言板/ピーナッツの書架整理   学校図書館の司書・詩織の成長物語。司書養成講座版といいたくなるような内容はやや青くさく、詩織の情熱がやや鼻につくが、失敗談を入れる余裕がないのか、さくさくと進んでいくのが...

【収録作品】サンタクロースの証明/ハイブリッドの小原庄助/ロゼッタストーンの伝言板/ピーナッツの書架整理   学校図書館の司書・詩織の成長物語。司書養成講座版といいたくなるような内容はやや青くさく、詩織の情熱がやや鼻につくが、失敗談を入れる余裕がないのか、さくさくと進んでいくのが読みやすくも拍子抜け。それでも、本を読んで欲しいという気持ちに溢れていて、本好きとしてはそれだけでマル。  巻末の紹介図書リストも役立つ。読みたい本がまた増えてしまった。

Posted byブクログ

2017/05/12

学校図書館の司書(資格なし)が主人公、2作目。 実際の書籍や雑誌がたくさん登場するので、知ってる本が出てくるとテンション上がる。(小澤昔ばなし研究所の「子どもと昔話」とか、中村妙子の翻訳とか) 1作目は無資格で職について迷いつつも仕事の楽しさに気がついていくのが面白かった。同時に...

学校図書館の司書(資格なし)が主人公、2作目。 実際の書籍や雑誌がたくさん登場するので、知ってる本が出てくるとテンション上がる。(小澤昔ばなし研究所の「子どもと昔話」とか、中村妙子の翻訳とか) 1作目は無資格で職について迷いつつも仕事の楽しさに気がついていくのが面白かった。同時に学校司書ってこんな仕事なのか、と興味深く読んだ。 今回は親しい生徒も出来て、司書としてどうしたらいいか、と悩みつつも前向きに取り組んでいく。 連載作品だったみたいで、一章ごとに1つのテーマを解決?していく形式。 実際の現場ではもっと色々苦労があるのかもしれないけど、図書館のひとつの理想の形が書かれていると思う。続編もありそうな終わり方なので、続きも読みたいな。

Posted byブクログ