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追憶 の商品レビュー

3.6

29件のお客様レビュー

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2017/09/08

2006年3月、王貞治監督率いる日本代表は、第一回ワールド・ベースボール・クラシックで世界の強豪と激戦を演じていた。同じ頃、北海道警察本部刑事部捜査一課の四方篤は、すすきののラーメン店で、野球仲間だった川端悟と29年ぶりの再会を果たす。川崎市在住の川端は、金策のため北海道にやって...

2006年3月、王貞治監督率いる日本代表は、第一回ワールド・ベースボール・クラシックで世界の強豪と激戦を演じていた。同じ頃、北海道警察本部刑事部捜査一課の四方篤は、すすきののラーメン店で、野球仲間だった川端悟と29年ぶりの再会を果たす。川崎市在住の川端は、金策のため北海道にやって来たという。その翌々日、小樽市郊外の臨海部で川端悟の刺殺死体が発見された。彼は死の前日、娘との電話で「懐かしい人たちに会った」と言い残していた。四方は、容疑者として浮上した人物もまた、古い友人であることを知る―。 ---------------------------------------------- 重い内容だけど全200ページの文庫本でサラリと読めた。不遇の少年時代を過ごした3人の少年が抱える過去、大切な人を思う気持ち、プロ野球という注目される舞台に夢や希望を重ねるという陰と陽の感じ。過去は変えられないけど未来は変えられる、そう思わせてくれる一冊だった。

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2017/09/01

とても読みやすくてあっという間に読了。 辛く厳しい境遇の三人の少年の出会いと別れ、そして二十数年後の再会…。重い秘密を抱えて大人になったそれぞれの心情がさらっと描かれているのでやや物足りないようにも感じたが、その辺は映画で見たいと思った。

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2017/08/22

2017/08/22 映画が気になっていた作品。 なんというか、あっさりした小説だったな、という感想。 もうちょっといろいろと膨らませられたんじゃないかな。 でもストーリーはおもしろい。 映画も観てみよう。

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2017/08/12

この作家さん、初読みです。 映画化されて話題になっていたので読んでみました。 映画はまだ観てません・・・。観たいな。 すっごく読みやすくてあっという間に読了。 シーンの切り替えがきれいで場面展開がスムーズなので、画が見えるんですよね。 映像化しやすいんだろうな、なんて思って読...

この作家さん、初読みです。 映画化されて話題になっていたので読んでみました。 映画はまだ観てません・・・。観たいな。 すっごく読みやすくてあっという間に読了。 シーンの切り替えがきれいで場面展開がスムーズなので、画が見えるんですよね。 映像化しやすいんだろうな、なんて思って読んでました。 読み終えてからプロフィールをみたら、脚本家さんだそうで今回が初の小説なんだとか。 なるほど、うなずけました。 殺人事件が絡むミステリー的要素もありますが、それよりも小学生の時に一緒に夏休みを過ごした男子3人抱え込んでしまった秘密と、10年間の葛藤や生き様のようなものを描いたヒューマンドラマかな。 岡田准一さんと小栗旬さんがどう演じているのか、ぜひ映画も見ていたいと思います。

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2017/07/19

札幌市周辺が舞台で、厚別、江別、手稲、小樽、石狩新港なんてなもでてきて身近な場所すぎてついつい読み入っちゃいました。ただ、身近な場所が舞台じゃなかったらもしかしたらそんなには?引き込まれなかったかもなぁー?というのもあり。 読みやすいミステリーで、展開も早くサーっと読み終われる...

札幌市周辺が舞台で、厚別、江別、手稲、小樽、石狩新港なんてなもでてきて身近な場所すぎてついつい読み入っちゃいました。ただ、身近な場所が舞台じゃなかったらもしかしたらそんなには?引き込まれなかったかもなぁー?というのもあり。 読みやすいミステリーで、展開も早くサーっと読み終われる。 ただ深みはなく西村京太郎サスペンス的な感じで、あーそうだねーなるほどなー犯人そいつかー的な、二時間ドラマのような展開です。 暇な時間に読み終えられる軽めのミステリーかな? この人こんなに札幌に詳しいから絶対札幌出身だと思ったら静岡生まれの人だった。今、札幌にいるのかなー???と、作者に思いを馳せる私でした。

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2017/05/30

映画の原作。映画観賞後に読了。映画も心に染みる良い出来だったが、細かなところは小説が補完してくれた。映画を観た後でないと、淡々としすぎな感じがしなくもない。

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2017/05/27

しばらく前、友人からこの映画を観てきたとメールがあった。よかったと。 ちょうど中盤に差し掛かって、年賀状を隠匿したり、単独行動しそうな勢いで、やばいんじゃないの…?とドキドキしていたころだったので、へぇ~最後は「よかった」んだぁ~と思うと、安心して読み進められた。 まだ上映してる...

しばらく前、友人からこの映画を観てきたとメールがあった。よかったと。 ちょうど中盤に差し掛かって、年賀状を隠匿したり、単独行動しそうな勢いで、やばいんじゃないの…?とドキドキしていたころだったので、へぇ~最後は「よかった」んだぁ~と思うと、安心して読み進められた。 まだ上映してるなら、私も映画も観てみようと思う。

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2017/05/27

映画を観てから読みました。舞台設定は違いがありましたが本筋には影響がないのでスムーズに読めました。映画よりも救いのある終わり方のような気がします。わかりにくかった部分や気になっていた部分を補填できたのでよかったです。

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2017/05/25

映画も良かったけど、観た後に原作を読みたくなった。舞台設定は違ったものの、小説の良さがあり、これはこれでよかった。

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2017/05/26

良くも悪くも「収まりの良い小説」とでもいうべきか。 著者は脚本家とのことだし、映画原作とはなるほど納得。2時間程度で映像化するのには、物語構成や人物背景はコンパクトにまとまっている。けれども、小説としては物足りない気がする。 テーマが古典的すぎで、ひとむかし前のお話のような印象...

良くも悪くも「収まりの良い小説」とでもいうべきか。 著者は脚本家とのことだし、映画原作とはなるほど納得。2時間程度で映像化するのには、物語構成や人物背景はコンパクトにまとまっている。けれども、小説としては物足りない気がする。 テーマが古典的すぎで、ひとむかし前のお話のような印象だった。うーん。 ついでに表紙もいまいちだと思う。

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